【たのしい小学校英語指導】自分のリアルを話す?
小学校の先生方は、国の英語教育方針が新しくなり、本当に大変だと思います。
今日は、英語の時間を先生も、児童、生徒もたのしくなるためのヒント?をひとつ、お伝えします。
?自分のリアルについて話す?
小学生に限らず、英語を学習するときに、
たいせつなことです❗️
そうしないと、実際に使う場面で、英語が出てこなくなるからです?
英語はテキストで学ぶ、テキストの中の言葉になってしまっていることが多いのです?
中学校、高校で、英語が始まった世代にとって
英語の勉強は、パターンプラクティスが多かったのではないでしょうか?
だから、教える側になったとき、自分が教わった方法を使ってしまいますよね。
パターンプラクティスというのは、
I can ………の、………の部分を入れ替えて練習する方法です。
I can speak English. I can play baseball. という風に。
単語カードを次々に見せて、
教科書の単語を次々に入れ替えて、
機械的に言葉をマスターするこの方法は、もともと
アメリカで敵の国の言葉を訓練する方法なんです。(アーミー・メソッド、ミシガン・メソッドとも呼ばれているます。)
だから、会話の練習で、
” Can you speak Japanese ?” ” Yes, I can.” の練習をしても、
現実の場面を考えると、日本人同士、クラスメート同士で、なんてばかなこと聞くの?と、なりますよね。
私は、子どもたち、生徒、学生たちには、いつも
「自分のリアルで話してね」と言っています。
I like ……….. I don”t like ……………..
では、特におもしくて、みんな盛り上がります。
先日も、小学生の女の子が、
”I like brocolies the best in the world !!!! ”
と夢見るような顔で発言して、あまりの可愛らしさにみんな爆笑でした。そんなにブロッコリが好きなんだあ?
京都大学のユング心理学者、河合隼雄さんも、
「カウンセリングで、
患者さんに、好きなことを話してもらって、
カウンセラーは、ほー❗️ と感心して、聞いているだけで、
その人が癒されて、治っていくということが起こるんです。
それは、好きなことには、
小手先(英語なら教科書だけとか)ではなく、
その人の全身全霊が関わっているからです。」
と、話されていました。
小手先のテキストの中だけの英語ではなく、
子どもたちの、毎日の暮らし、気持ち、に寄り添った英語を学ぶこと
それが楽しい授業にもなり、
本当の英語力の向上につながります?
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