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脳科学では、オキシトシンという脳内物質が、幸福感を高めると言うことを言われています。
筑波大学の研究でも、子どもたちや、ペットとふれあうと幸福ホルモン、オキシトシンが分泌されるということが証明されています。
オキシトシンが分泌されると、とってもいいことがあります、例えば、
・明るい気持ちになる。
・心が癒され、ストレスがなくなる。
・不安が少なくなる。
・人に優しくなれる。
・学習意欲と記憶力が高まる❗️❗️❗️
・免疫力が高まり、健康になる。
今日は、授業で使える「オキシトシンの学習意欲を高める❗️記憶力が高まる❗️」という効果に注目したいと思います。
わたしは、脳科学で解明される前からこのオキシトシンが出る授業を実践してきました。
なぜなら、自分の高校時代が、ものすごい進学校で、勉強、勉強、勉強の毎日。
テストのたびに、成績1番から、500番までの名前が廊下に張り出され、
クラス分けも1番から40番が1組、41番から80番までが2組という競争。
休み時間もみんな、暗記の勉強をしていておしゃべりもなくシーンとした教室。
その中ですっかり勉強が嫌いになり、自分が教師になったら、こんな思いだけはさせたくないと思っていました。
わたしの授業を受けた生徒の皆さんの感想です。
小学生からは
「先生に花丸をつけてもらうために、英語の練習してくるんです。」
高校生は、
学級日誌の英語の授業の欄に、「英語の授業は、終わったあとまで、あまーい空気が教室に、残っています。」と書いてありました。
毎時間の授業の振り返りには、「わたしは、両親がいなくて寂しく苦しいと思っていたけれど、先生と話す内に楽しく明るい気持ちになって、自分の悩みなんか、たいしたことないと思えてくるんです。」
また、「次は英語の授業だ❗️と思うだけで、わくわくして来ます。そうです、わたしは先生のまわりにハートが飛んでいるのが私には見えます。」
などなどと書いてくれるんです。
わたしが大切だと思うのは、その生徒のありのままを認めること。
そして、それぞれの個性を楽しむこと。
また、スキンシップ。
すぐすねる小学生の女の子は、抱っこしながら授業(笑)あっという間にきげんがよくなります。
うまくできたときは、だれにでも、思いっきり明るく Good job ! と、ハイタッチ。
大学生のヤンキーを気取る男の子でも、金髪に染めた髪をなでて!と言ってきて笑います。
クラス全体の様子を楽しみ、にこにこと見つめる。
笑顔が相手にオキシトシンを分泌させるのは実験でも証明されています。
モンキーを実験に使って、いろいろな表情の人間の顔の写真を見せると、笑顔に一番反応すると言うことです。
授業の中では感動することがたくさん。
それをすぐに言葉で伝えてほめることです。
そして、一生懸命授業を聞いてくれることにいつも感謝の言葉を伝えます。
大学1年生の、一年間の振り返りで
「Candy先生の講義を受けて、これまで英語が苦手だった、入学したときの自分とは別人のように、毎日、英語に触れている自分がいます。」
という感想はとてもうれしかったです。
そして、さらにすごい❗️秘密を教えますね?
実は、生徒たちがオキシトシンで幸せになるとき、
わたしたち、教師もしあわせになるんです。そして教える意欲がアップするんです。
教えることは学ぶこと?
教えるって楽しいです?????
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