財務省は、昨年の11月に、国立大学への運営交付金を削減し、
授業料の大幅値上げを要求する方針を出しました!!!
教育の機会均等に反します。
お金持ちの子どもでなければ、高等教育が受けられない状況がさらにひどくなります。
また小学校の教員数を9年間で、37,000人も減らす!!!とも。
少人数クラスで、子どもたちに教員の目が行き届き、いじめのない環境を作り、
わからない生徒をていねいに教えることが難しくなります。
また、私立大学では、経営難が続き、
研究費の削減や、私のような非常勤講師を増やし、また人件費削減のため、教員の身分は不安定です。
講義に情熱を持って取り組むというモチベーションを下げ、
教育効果は下がります。
このような教育に力を注がない国策の結果、
日本の大学の地位は、世界のみならず、アジアにおいても低下し続けています。
このような中で、子どもたちの能力を伸ばす教育ができるはずがありません!!!
日本は、OECD加盟国(先進国)36カ国の中で、国による教育費が最低なのです!!!*
上位の国は北欧が多く、
なんとデンマークでは、国家予算の半分が、福祉と教育に使われていて、
大学まで、授業料無料❗️
そして、大学生には、なんと約10万円の、返済不要な❗️奨学金が与えられます。
このような国では、全ての人に、高等教育を受けるチャンスがあるのです。
学費のためにアルバイトをする日本の学生と比べると、
デンマークでは、学生たちは、どんなに、安心して勉強に集中することができるでしょう❗️
フィンランドをはじめ、北欧、オランダなどの教育先進国では、
日本よりも高い学力という結果が出ています。
文科省も、日本の子どもたちの学力に危機感を持ち、センター試験の廃止、新テストの導入を考えたはず。
日本が人を大切にする社会になっていくような教育政策転換が必要です❗️
デンマークの税制なども詳しくは、
下の講演会の動画をごらんください。
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*(GDP(国内総生産)に占める公的教育費の支出額の割合)
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