【河合隼雄・ユング心理学に学ぶ・教室という場の持つ力】

たのしい英語

著書「イメージの心理学」で、

河合隼雄さんは、

哲学者 中村雄二郎

さんとの対談の中で、次のようなことを書いていらっしゃいます。

 

人間は、

自分が全てをコントロールして、

人間が自然界の主役だと考えているが、

 

 

太古の昔には、

ゲニウスロキという考え方があった。

ゲニウスロキとは、ローマ神話における土地の守護精霊のことで、

 

その場に起こることは、

人間の意思で起こしているのでは無く、

土地の精霊(スピリッツ)が引き起こしているのだと。

 

私は、この考え方に深く共感しました。

 

一年の終わりに、

高校生が書いてくれた授業の感想の中に、

 

「Candy先生の英語授業では、

教室というこの空間の中で、

さまざまな、ドラマが起こり、

学びが起こり、

感動し、

友だちと交流し、

英語の時間を通して、クラスがまとまっていった。

 

この教室という空間で、

様々な体験をさせてくれて、

ありがとうございます!」

 

 

私は、いつも教室という空間に

祈るような気持ちを注いでいます。

 

 

この場所のスピリッツが目覚め、

子どもたちの成長を促してくれますように?と。

 

今日も、不思議なシンクロニシティが起こりました。

 

英語の絵本。

?”The white rabbit of Inaba’

?”Kintaro”

を勉強したのですが、

 

その後の文法の時間に、

タイマーを出すと、

 

ピンクのウサギと、白のウサギ、熊、

子どもたちが、

 

「わあああ、今日の絵本の登場人物だあ」

「すごい、偶然❗️」

「すごすぎる❗️」

 

「ピンクのウサギは、だましたサメたちに皮をむかれた姿」

「白いウサギは、優しい神様に、けがを治してもらった姿」

「熊は、金太郎と、勝負してたね?」

 

今日も、この教室という場で、

子どもたちの助け合い、

集中、

素晴らしい学びがありました?????

 

子どもたちが、タイマーと絵本を並べて、

「Candy先生、写真を撮って?」

と言うので、撮影❗️

 

 

 

 

 

 

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