皆様こんにちは。毎週おすすめ映画をご紹介いたします小西です。
本日ご紹介するのはAmazonプライムビデオで配信中のドラマ『ザ・ボーイズ』です。
欲と名声にとりつかれたスーパーヒーローたち。非公式に「ザ・ボーイズ」と呼ばれるグループが腐敗したスーパーヒーローたちを倒そうとする。特殊能力を持たない彼らは根性と信念で悪しきヒーローに立ち向かう。
人気コミックシリーズを基にAmazonのオリジナルコンテンツとして製作されたドラマシリーズ。すでにシーズン2の製作も決定している。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』などスーパーヒーローの「正義」について問う作品は今までにいくつかありましたが、それらはあくまでヒーローそれぞれの理念や信念の対立を描いたものばかりでした。今回ご紹介する『ザ・ボーイズ』はそれらの作品とは裏腹に汚職、殺人の隠蔽、セクハラなど腐敗に手を染めた筋金入りのクズなスーパーヒーローばかりが登場するSFアクションです。
そんなヒーローたちに立ち向かうのは裏社会とつながりはあるが、メンバーはただの人間たちで結成された「ザ・ボーイズ」。武力では勝ち目のない相手に、ヒーローたちの知られたくない秘密や殺人の証拠をつかみゆすりをかけていきます。
ストーリーはかなりブラックな仕上がりで政治問題や宗教問題などを痛烈に批判した内容も多く、加えて暴力描写がすさまじくかなりグロいです。この時点でかなり人を選ぶ作品ですが、ウィットにとんだブラックユーモアやスーパーヒーローのいる世界のリアルな表現、ヒーローたち対するまるで偶像崇拝のような世間の見方など脚本が実に見事で一気見してしまうこと間違いなしです。
「マーベル・シネマティック・ユニバース」などでは決して描かれることのない闇落ちしたヒーローの姿を見ることのできる唯一無二の作品です是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
コメント
すごい、面白そうですね!!! グロいところは目を塞いでみないと行けませんが(笑)