グレタ・トゥンベリ Greta Thunberg さん COP25 マドリードのデモに数万人の若者

北欧

COP25(国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議)がスペインの首都マドリードで開かれています。6日、スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリGreta Thunbergさん(16)を含め、世界中から集まった数万人の活動家が気候変動への対策を訴えるデモ行進を行いました。?????

トゥンベリさんは、炭素排出量の多い飛行機の利用を拒否しているため、ニューヨークからヨットでポルトガルのリスボンに到着、夜行列車で10時間かけて6日朝にマドリードに到着しました。デモ行進の記者会見では「私たちは、権力を握る人々が何らかの行動を起こすことを心から望んでいる。気候と生態系の緊急事態で人々が苦しみ、死んでいて、もう待つことはできないからだ」と訴えました。?????

日本に「化石賞」 小泉環境相、脱石炭に消極的

世界各国の1300の環境団体でつくっている「気候行動ネットワーク」は11日、地球温暖化対策に消極的な国に贈る「化石賞」に日本とブラジルを選びました。小泉環境相がCOP25(国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議)の演説でも、脱石炭などに意欲的な姿勢を示さなかったためです。温暖化に歯止めがかからないとの危機感から、世界では脱石炭の流れが主流になっていますが、日本はその流れに乗ることができず、積極的な取り組みをすることができないままでいます。小泉環境相は「驚きはない。受賞理由を聞いて私が演説で発信した効果だと思った。的確に国際社会に発信できていると思う」と話しています。驚きのセクシー発言ではありませんね。

日本でも活動する若者が増えています

9月に福岡市で開かれた「グローバル気候マーチ」の様子。左から3人目が阪口真生志さん スウェーデンの16歳の環境活動家、グレタ・トゥンベリさんの気候危機の訴えに触発された世界中の若者らが29日、一斉にデモ(グローバル気候マーチ)をする。4回目となる日本でも24カ所以上で予定している。各地の団体が連携し、環境への取り組みを行政に働きかける動きも出てきた。

九州大4年の阪口真生志(まきし)さん(23)がスウェーデンの16歳の環境活動家、グレタ・トゥンベリさんのことを知ったのは3月。就職活動で環境関連の企業を探していたころ。東京滞在中にフェイスブックで記事を見つけ、動画サイトで検索すると、気候変動の問題に「今すぐ行動してほしい」と呼びかけていた。

グレタさんは気候危機の影響を受けるのは若者だなどと訴え、一人で学校を休んで、昨夏、スウェーデンの国会議事堂前で座り込んだ。グレタさんの行動はSNSで拡散し、世界各地の学生が毎週金曜日に授業をボイコットする「学校ストライキ」を開始。世界一斉デモ(グローバル気候マーチ)にも広がった。

阪口さんはこの日、マーチが渋谷であると知り、飛び入り参加。自分より若いグレタさんが世界中に影響を与えていることに心打たれた一方、日本の若者は関心が薄いと感じた。

各国の若者によって団体「Fridays For Future(FFF)」(未来のための金曜日)が発足。阪口さんもフェイスブックで知り合った仲間と「FFF Fukuoka」を立ち上げ、9月の世界一斉デモの時には福岡でも「グローバル気候マーチ」を企画。100人ほどが集まった。

「グレタさんは一人で始め、1年間で世界の400万人に広がった。人に伝えていくことで気候変動への関心が高まり、影響が広がると学んだ」と阪口さん。デモの一方で、他の地域のFFFの活動を参考に行政への働きかけも始めた。

今月中旬、福岡県と福岡市に環境への取り組みを促す要望書を提出。「気候非常事態宣言」を出し、2050年までの脱炭素化の目標と温室効果ガスの排出削減の道筋を立てることや、市民と一体で気候変動問題を解決することなどを求めている。「宣言」は3年前に豪州で始まり、欧米を中心に世界に広がったという。国内では長崎県壱岐市と神奈川県鎌倉市が宣言している。

行政に対し、「短期的な経済成長ばかりみて、長期的な気候変動問題に取り組めていない」と感じる阪口さん。今後も意見交換などを続けたいとしている。

 

朝日新聞デジタルの記事より

「コールドプレイ」環境に配慮、ツアー見合わせ

イギリスのロックバンド「Coldplay(コールドプレイ)」が、出したばかりの最新アルバムのツアーを行わないと発表した。環境に大きな負荷をかけるためとしている。ボーカルのクリス・マーティン氏はBBCニュースの取材で、「私たちはこのアルバムではツアーはしない」と話した。「向こう1、2年をかけて、どうすれば自分たちのコンサートツアーが持続可能なだけでなく、環境に利益をもたらすものになるかを模索する」

BBC NEWS JAPANの記事より

 

ビリー・アイリッシュ、気候変動に感じている恐怖について語る

先月、ビリー・アイリッシュは現地時間11月24日に開催されたアメリカン・ミュージック・アウォーズの授賞式で気候変動に向けた団体「ミュージック・デクレアズ・エマージェンシー」への支持を表明している。
ビリー・アイリッシュは初めての出演となった今年のアメリカン・ミュージック・アウォーズの授賞式で、ミュージック・デクレアズ・エマージェンシーのスローガンである「NO MUSIC ON A DEAD PLANET(死んだ惑星に音楽などない)」と書かれたTシャツを着用して“All The Good Girls Go To Hell”のパフォーマンスを披露している。
『ロサンゼルス・タイムズ』紙によるインタヴューの中で、ビリー・アイリッシュは人々が気候変動を食い止めるための取り組みをほとんど行っていないことに対する憤りについて率直に語っている。
「奇妙な気持ちよ……世界が終わりに向かっていく様を描いた映画の世界に生きているような気分なの。それを食い止めることはできるけど、行動に移そうとはしていない。みんな、あまりにも怠惰すぎるわ。何も変えなければ私たちは死ぬことになるのに」

NME JAPAN の記事より

 

 

もっと活動が広がってほしいと思います。?????

 

 

グレタ・トウーンベリさんのスピーチや活動(動画)は、こちらの記事にまとめています。

 

みなさん、ぜひぜひ、シェアやお友だちにもお伝えください?????

 

 

 

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