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新年ということで、初心に返って個人的にとても好きなアーティストの曲をお送りします。

とっても好きだからこそ、人に話しにくい。何を語ったらいいのかわからない。そんな感じのアーティストが、みなさんにもいるかもしれません。日本で、根強い人気のシンガーソングライター、ジャニス・イアン Janis Ian は、私 ぶろっこり にとって、そんな感じのアーティストのひとりです。心の琴線に触れるメロディ、そして繊細でさびしげな歌声。心を揺さぶる歌詞。なんども、何度も繰り返して聴いてしまいます。一時期は、寝る前に必ず聴いていました。

今回は、ジャニス・イアン Janis Ian の日本でのファ−スト・シングル「17才の頃 At Seventeen 」と、季節にちなんで「冬の部屋 In the Winter 」をピックアップ。どちらもアルバム「愛の回想録 Between the Lines 」のなかの好きな曲です。このアルバム全体が回想録といった趣の曲が多いのですが、ひとり冬の部屋で温かい飲み物でも飲みながら過去の出来事に思い巡らせるといったイメージで、ジャニスの世界に浸ることができるのではないかと思います。

アルバム「愛の回想録 Between the Lines 」1975

wiki の情報をまとめるとこんな感じです。

ジャニス・イアン Janis Ian (1951å¹´4月7日 – ) は、アメリカ・ニューヨーク州出身のシンガーソングライター。本名、ジャニス・エディ・フィンク Janis Eddy Fink。東欧ユダヤ系出身。

1966年、「ソサエティーズ・チャイルド Society’s Child 」でレコードデビュー。人種差別批判を歌った衝撃的な内容とともに、未だ10代の天才少女として騒がれる。しかし、そのプレッシャーから数枚のアルバムを発表後、半ば引退状態となる。

1972年にロバータ・フラックにより「我が心のジェシー Jesse 」が取り上げられたことから再び脚光を浴び、1974年にコロンビアレーベルよりアルバム『ジャニスの私小説 Stars 』で復帰。1975年シングル「17才の頃」が全米キャッシュボックス誌でNo.1になる。アルバム『愛の回想録 Between the Lines 』も全米No.1になり世界的にヒット。グラミー賞も獲得し、時の人になる。

日本とヨーロッパでは絶大な人気を誇り、1976年のシングル「恋は盲目 Love Is Blind 」がTBSドラマ『グッドバイ・ママ』に使われて、日本のオリコン洋楽シングルチャートで1976年9月13日付から8週連続1位を獲得し、収録アルバム『愛の余韻 Aftertones』は日本の洋楽アルバムチャートで半年間に渡って首位を記録した。

1977年のアルバム『奇跡の街 Miracle Row 』に収録されたシングル曲「Will You Dance?」が、TBSドラマ『岸辺のアルバム』の主題歌に使われた。ドラマに彼女の優しい歌がよくマッチし、アルバムは日本だけで100万枚を超えるセールスを記録した。

1980年には角川映画『復活の日』で「ユー・アー・ラヴ」がテーマ曲に使用され、オリジナル・サウンドトラックとして発売された。2003年、同性愛者であることをカミングアウト。14年間付き合っていた女性と正式に結婚して話題を呼んだ。

AT SEVENTEEN 17才の頃 ジャニス・イアン  当時のライブ映像。

At Seventeen Janis Ian 1975
I learned the truth at seventeen
That love was meant for beauty queens
And high school girls with clear skinned smiles
Who married young and then retired
The valentines I never knew
The Friday night charades of youth
Were spent on one more beautiful
At seventeen I learned the truth
And those of us with ravaged faces
Lacking in the social graces
Desperately remained at home
Inventing lovers on the phone
Who called to say “Come dance with me”
And murmured vague obscenities
It isn’t all it seems
At seventeen
A brown eyed girl in hand-me-downs
Whose name I never could pronounce
Said, “Pity, please, the ones who serve
They only get what they deserve”
And the rich relationed hometown queen
Marries into what she needs
With a guarantee of company
And haven for the elderly
Remember those who win the game
Lose the love they sought to gain
In debentures of quality
And dubious integrity
Their small-town eyes will gape at you
In dull surprise when payment due
Exceeds accounts received
At seventeen
To those of us who knew the pain
Of valentines that never came
And those whose names were never called
When choosing sides for basketball
It was long ago and far away
The world was younger than today
When dreams were all they gave for free
To ugly duckling girls like me
We all play the game, and when we dare
To cheat ourselves at solitaire
Inventing lovers on the phone
Repenting other lives unknown
They call and say, “Come dance with me”
And murmur vague obscenities
At ugly girls like me
At seventeen
提供元: LyricFind
ソングライター: Janis Ian
17才の頃 歌詞 © Sony/ATV Music Publishing LLC

CDのライナー・ノーツにある日本語訳です。

17才の頃
17歳の頃 真実を知ったの
愛は美人コンテストの女王や
愛らしい 笑顔の女学生
早く結婚して家庭に入る そんな女たちのためにあると
ヴァレンタインの思い出はない
金曜の夜を楽しむのも美しい人たちだけだった
でもそれはもっときれいな女の子のためのもの
17歳の頃 真実を知ったの
きれいでもなく
魅力もないわたしたちは家でじっとしているしかなかった
そして 恋人からの電話でダンスに誘われる
そんなひとり芝居をしてみるの
それが17才の現実だった
おさがりを着たブラウンの瞳の女の子
あの子の名前はどうしても発音できなかった
彼女が言った「尽くしてみても惨めなだけ
結局は自分にふさわしいものしか手に入らないのだから」
裕福な家に生まれたお嬢様は何の不自由もない結婚をした
決してひとりきりにはならない
老いても生活に不安はない
忘れないで ゲームに勝った人は
手に入れたはずの愛を失ってしまうもの
そこにあるのは 生活の安定と疑わしい誠意だけ
歳を重ねたあなたが
とても支払えない対価を求められたとき
あの素朴な人たちはきっと驚くでしょう
心の痛みを知り
恋愛には縁がなく
誰にも相手にしてもらえなかった
私たちのような女の子
それは遠い昔 もっと若かった頃
醜い女の子に許されていたのは
夢を見ることだけ
わたしたちは ひとり遊びで自分自身を欺き
恋人からの電話でダンスに誘われる
そんなひとり芝居をしてみる
それが醜い女の子の17才だった
対訳:若月眞人・狩野ハイディ for KR Advisory Co.,Ltd
歌詞を見ながら、今回のピックアップにこの曲を選んだことを後悔しました。
read Between The Lines(行間を読む)のは、むずかしいですね。
Between The Lines(言外の意味を)ほのめかして いるのでしょうか。

 

きれいで着飾った hometown queen と 醜いアヒルの子 ugly duckling girls を比べて、charades ジェスチャーゲーム(パーティーゲームの一種)と solitaire ひとり遊び をなぞらえているのはおもしろいと思いました。

けれど、二番のこの歌詞は?どういう意味で話しているのでしょうか。いろいろな意味にとれそうですが。

“Pity, please, the ones who serve
They only get what they deserve”

また、突然出てくるビジネス用語? debentures of quality=品質の債務証書 dubious integrity=あいまいな誠実さ payment due=支払期日 exceed account=予想を超える勘定・ツケ の指しているものは、なにか。

Remember those who win the game
Lose the love they sought to gain
In debentures of quality
And dubious integrity
Their small-town eyes will gape at you
In dull surprise when payment due
Exceeds accounts received
At seventeen

 

なかなか納得できる訳に出会えませんでした。こちらの訳も、ピンとこないところがあります。

まあ、全体の流れはわかるのでいいんですが。
さて次は、この季節にピッタリすぎて、凍えちゃうかも。寒さが凍みます。

 

 

In the Winter Janis Ian 1975

The days are okay
I watch the TV in the afternoon
If I get lonely
The sound of other voices, other rooms
Are near to me, I’m not afraid.
The operator, she tells the time
It’s good for a laugh
There’s always radio
And for a dime I can
Talk to God, dial-a-prayer,
Are you there? Do you care?
Are you there?
And in the winter
Extra blankets for the cold
Fix the heater getting old
I am wiser now, you know
And still as big a fool
Concerning you

I met your friend
She’s very nice
What can I say?
It was an accident
I never dreamed we’d meet
Again this way, you’re looking well
I’m not afraid
You have a lovely home
Just like a picture
No, I live alone
I found it easier
You must remember how
I never liked the party life
Up all night, lovely wife
You have a lovely wife
And in the winter
Extra blankets for the cold
Fix the heater getting old
You are with her now, I know
I’ll live alone forever
Not together now

ソングライター: Janis Ian
冬の部屋 歌詞 © Mine Music Limited, EMI APRIL MUSIC INC OBO MINE MUSIC LTD.

冬の部屋

陽がさすうちは大丈夫
午後はテレビを見るの
もしも寂しくなっても
隣の部屋からは
話し声が響いてくるから
怯えたりしない

交換手に電話をすれば
いつだって正確な時間を教えてくれる
時間潰しにはぴったり
ラジオだってある
銀貨1枚で神様とだって話せる
そこでわたしを見守っていて下さいますね?

冬になれば
いつもより毛布がいる
ヒーターも出してこないといけない
歳をとって わたしも賢くなったけれど
あなたのことになると 今でもやっぱり愚かな女

あなたの友だちにあった
すてきな人 それ以外に何が言える?
本当に偶然だった
こんなかたちで再会するなんて思ってもいなかった
あなたはとてもしあわせそう
安心したわ

あなたには まるで絵に描いたような
すてきな家庭があるのね
いえ わたしは今もひとり暮らし
その方が気楽なの
賑やかな生活は昔から好きじゃなかった
あなたも知っているでしょう
すてきな奥様
あなたにはあの人がいる

冬になれば
いつもより毛布がいる
ヒーターも出してこないといけない
歳をとって あなたはあの人と暮らしている
わたしはいつまでもひとりぼっち
もうあなたと暮らすこともないのね

 

対訳:若月眞人・狩野ハイディ for KR Advisory Co.,Ltd

 

最後に、冬の部屋のライブ・ヴァージョン。 Janis Ian – In the Winter – 4/18/1976 – Capitol Theatre (Official)

彼女の曲は、まだまだ好きなものがあるので、折を見て紹介させて下さい。

それでは、また。#85

 

 

 



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