【6月デンマーク視察旅行のご案内・持続可能な社会への優しい革命】

デンマーク視察旅行 北欧

VISION探究ワークショップ@デンマーク!

6月デンマーク視察旅行に出かけませんか?

デンマーク在住・ジャーナリスト・共生ファシリテーター・
ニールセン北村朋子さんからの
情報をシェアさせていただきます。

デンマーク・ロラン島の「優しい革命」

持続可能な社会、自然エネルギー・食・森の幼稚園

フォルケフォイスコーレ・点数のない学校

主催者:VISIONファシリテーター
但馬 武(たじま たけし)さん

研修・視察・体験デザイナー/コンサルタント/事業家
川本 幸子(かわもと ゆきこ)さん

 

幸福度ランキングで常に上位になるデンマークの社会を肌で感じ、自身のVisionを探究するプログラムです。

 

時代が変容する現在。日本でみれば戦後から長く続いてきた高度経済成長が昭和で終わり、低迷を続けてきた平成。そしてここからの未来、日本は数十年に一度のパラダイム・シフトに直面しています。

 

船の旅で例えるならば、大きく海に漕ぎ出そうとしているところ。そのときに地図や目的地なく漕ぎ出すことは冒険心があるともいえますが、無謀ともいえます。昔の冒険家が「岸を見えなくなる不安を乗り越えることができなければ、向こう側にある大陸にたどり着くことはできない」と表現していますが、まさに私たちにはどのような未来を創っていきたいのか?というVisionが必要なのだとおもっています。


VUCAの時代においては未来を読むことは難しい。であるならば、一番良い方法は欲しい未来を作り出すことです。どのような世界をつくっていきたいでしょうか?私はデンマーク在住のニールセン北村朋子さんと出逢い、彼女とのイベントや昨年実施したスタディーツアーを通じて、デンマークにその答えがあると確信しています。

 

 

当該プログラムでの特徴

 

以下の内容を特徴として組み立てています。

 

1.デンマークの先進的な事例を視察します

首都であるコペンハーゲンから始まり、コペンハーゲンより90分ほど離れたロラン島を訪問します。コペンハーゲンでは、都市側で実践されている様々な取り組みを視察していきますが、人口流出で悩み苦しんできたロラン島における効果的な取り組みを細部に渡りみていきます。ロラン島では、現時点では人口流出が止まり増加に転じており、地域活性化において解を見つけ出せない日本に多くの参考になりますし、それは企業においても同様に参考になります。

 

視察先としては、意識的に教育と食を多く選択しています。現在のデンマークの変貌にはベースに教育があり、またそのひとつの事例としてデンマーク発祥の優しい革命である「ニューノルディックキュイジーヌ」の全体像を感じていただきたいという想いからです。

 

2.ファシリテーターが同行し多くの対話を行います

スタディーツアーでは視察先が多くあるケースがありますが、意識して対話の時間を設けています。昨年実施したプログラムでも参考になったのですが、視察と対話を交互に繰り返していくことは、広がった感覚を言語化するのに有効です。今年度は更に対話の機会を増やしていきます。ニールセン北村朋子さんは共生ファシリテーターとして活動されており、デンマークと日本との対比から日本が目指す先のVisionを照らしてくださいますし、朋子さん自身も様々な葛藤から現在の仕事を立ち上げておられ、トランジション(変容)の旅を伴走してくださる最高のパートナーです。 

 

私但馬自身も、企業のVision構想の伴走を生業としており、プログラム全体では様々なフレームワークを活用してVision構築をサポートしていきます。

 

3.仲間の存在

私たちが直面している時代の変容は大きく激しい流れですし、皆様のこれからの変容の旅路は、何も今回のツアーだけで終わることはありません。「早く行きたければひとりで、遠くに行きたければみんなで」という言葉がありますように、長く続く旅には共に変容を過ごしていく仲間の存在がかかせないものです。

 

今回のプログラムでは共にプログラムを過ごすことを通じて、ともに支え刺激し合う仲間と出逢える可能性が高いとこれまでの経験からおもいます。ぜひ、一緒に長く続く旅路の仲間となり、進んでいきましょう!

 

申し込みについて

料金や申込み詳細についてはこちらをご確認ください。

 

料金詳細:VISION探究ワークショップ@デンマーク!

 

プログラム概要

■5月31日(日曜):イントロ&相互理解

コペンハーゲン宿泊

集合:11時にコペンハーゲン集合となります。詳しい集合場所はまだ未確定です。

昼:11時半からオリエンテーションをスタート予定

午後:クリスチャニアにてツアー参加

夕方:アブサロンにてダイアログ&食事

 

■6月1日(月曜日):デンマーク&コペンハーゲンの挑戦を感じる

コペンハーゲンからロラン島へ移動

午前:コペンハーゲン市の街歩き。自転車中心のまちづくりを自転車に乗りながら体験していきます

午後:ロラン島へ移動

夕方:朋子さんによるデンマークレクチャー

夜:食事をしながらオープンダイアログ

 

■6月2日(火曜日):デンマーク&ロラン島の挑戦を感じる

ロラン島宿泊

午前&昼:ヴィジュアル気候センターにてロラン島の今を知る。レオさんからのプレゼンテー

ション

午後:森の幼稚園、リサイクルセンター、再生可能エネルギー関連施設視察

夜:ダイアログ

 

■6月3日(水曜日):優しい革命を体感する

ロラン島宿泊

午前:農業の取り組みを視察 

午後:ニューノルディックキュイジーヌプログラムレクチャー&体験

夜:ダイアログ

 

■6月4日(木曜日):自身の取り組みを言語化していく

ロラン島視察

午前:フォルケホイスコーレ視察

午後:全体ワーク

夜:最終ディナーパーティー!

 

■6月5日(金曜):チェックアウト

ロラン島にて解散

午前中:最終ワーク予定??帰国便を確認し内容を吟味

 

プログラム詳細

 

■5月31日(日曜):イントロ&相互理解

コペンハーゲン宿泊

集合:11時にコペンハーゲン集合となります。詳しい集合場所はまだ未確定です。

昼:11時半からオリエンテーションをスタート予定

 

午後:クリスチャニアにてツアー参加します

 

クリスチャニア(Christiania):デンマークの首都コペンハーゲンにある、850人の住人と34ヘクタールの土地をもつ地区で、自治を自称しています。デンマーク内でありながらも、自分たちでのルールで運用しており、全てが対話によって決められており圧倒的な多様性が広がり、国としてどのようにこのクリスチャニアの存在を認めているのか、そして向き合っているのか、とても興味深い事例だと思っています。デンマークを知るのにクリスチャニアはとても最適です。

 

夕方:アブサロンにてダイアログ&食事

 

アブサロン(Absalon):地元の人々と触れ合えるコミュニティ食堂。アブサロンは、コペンハーゲンを訪れる観光客はもちろん、地元で暮らす地元の子供からお年寄りまで誰もが自由に使うことができます。福祉が充実しているデンマークでは孤独になりがちになり自殺原因の首位が孤独とのこと。人をどのようにつなげコミュニティーを形成していくのかは、大きなテーマとなっています。アブサロンのサービスや空気感はとっても素敵でここを体験しながら相互理解を深めていきたいと思います。

 

■6月1日(月曜日):デンマーク&コペンハーゲンの挑戦を感じる

コペンハーゲンからロラン島へ移動

午前:コペンハーゲン市の街歩き。自転車中心の街づくりを自転車に乗りながら体験していきます

 

デンマークにおける自転車文化:デンマークでは化石燃料からの脱却に真剣に取り組んでいます。そのために首都であるコペンハーゲンにおいても、自動車よりも自転車の利用が促進されるような街づくりになっていますし、実際多くの市民が自転車を利用し4車線あった道路が2車線となったり駐車場が商業施設に変わったことにより、経済効果があったという事例も多数発生しています。

 

午後:ロラン島へ移動

 

ロラン島:面積は1,243kmで2006年時点の人口は68,224名。最高所の標高が25mしかない低平な島である。この島の電力エネルギーのほぼ全ては風力発電などの自然エネルギーで賄われている。風力発電の電力は52億キロワット。ドイツなどにも電力を供給している。

 

夕方:朋子さんによるデンマーク全体に関するレクチャー

 

過去から現在の取り組みやコンテクスト、そして今直面している課題にどのように取り組んでいるのか?マクロな視点から入り、細部に渡りインプットをして頂きます。

 

夜:食事をしながらオープンダイアログ。食事の写真は昨年のもので今年はまた異なりますが、イメージとして。また朋子さんのギターが聴けるかも!

 

■6月2日(火曜日):デンマーク&ロラン島の挑戦を感じる

ロラン島宿泊

午前&昼:ヴィジュアル気候センターにてロラン島の今を知る。レオさんからのプレゼンテーション

 

ビジュアル気候センター:NOAA(アメリカ海洋大気庁)が、NASA(アメリカ航空宇宙局)の協力も得て製作、販売している「科学の地球儀」(NOAA’s SCIENCE On A SPHERE)です。直径2mの球体のスクリーンが部屋の真ん中に宙吊りになっており、これに部屋の四隅からプロジェクターで画像データが投影される仕組みになっています。世界中に151個があり、主に大学や研究機関が所有しています。そのほとんどは一般公開されていません。日本には、東京大学と東松島市ディスカバリーセンターに在りますが、東京大学では一般公開していません。ロラン島では、一般に開放するとともに、主に地元の子ども達の環境教育に役立てています。

 

レオ・クリステンセン:通称「ミスター・エネルギー」。エンジニアとして世界を渡り歩いた後、1998年にロラン島ナクスコウ市の公共事業部長に就任。過疎化や高失業率など様々な問題を抱えていたが、大手風力発電メーカーの工場誘致などの奇策が功を奏し、ロラン島を自然エネルギー100%の島へと導く。

 

午後:森の幼稚園、リサイクルセンター、再生可能エネルギー関連施設視察

 

森の幼稚園:1950年代半ばからデンマークではじまった歴史のある幼稚園の形態で、デンマークでは選択肢の一つとしてポピュラーな存在。世界中に広がっています。

 

リサイクルセンター&再生可能エネルギー関連施設:資源を無駄遣いしないための取り組みは、徹底しています。それらの施設を各種見ながら、その背景にある思想や最先端な取り組みを勉強していきます。

 

夜:ダイアログ

 

■6月3日(水曜日):優しい革命を体感する

ロラン島宿泊

 

午前:農業の取り組みを視察。写真がないのですが(以下はイメージ)、バイオダイナミック農法のGertさん宅を訪問予定です。

午後:ニューノルディックキュイジーヌプログラムレクチャー&体験

ニューノルディックキュイジーヌ:ニュー・ノルディック・キュイジーヌ(新・北欧料理)は、この10年ほどの間に知られるようになったガストロノミー界最大のトレンドのひとつ。価値がないと思われたものを再定義し編集しながら人々を巻き込み、結果人々が食への興味を高め農業自給率向上やコペンハーゲンへの観光客増につながりました。

 

今回のプログラムでは朋子さんと一緒にフォルケホイスコーレを立ち上げるニコライによって、自身の変容プログラムを体験します。

夜:ダイアログ

 

■6月4日(木曜日):自身の取り組みを言語化していく

ロラン島視察

午前:フォルケホイスコーレを視察します。大人の学び機関でもあるフォルケのコンセプトや在り方から、今後の学びや生き方に刺激を受けるきっかけにしたいと考えています。

 

フォルケホイスコーレ:フォルケホイスコーレとは、北欧独自の教育機関です。フォルケホイスコーレの特徴は、試験や成績が一切ないこと、民主主義的思考を育てる場であること、知の欲求を満たす場であることです。加えて、全寮制となっており、先生も含めた全員が共に生活することなども代表的なフォルケホイスコーレの文化です。

 

午後:全体ワーク

 

夜:最終ディナーパーティー!

 

■6月5日(金曜):チェックアウト

ロラン島にて解散

午前中:最終ワーク予定??帰国便を確認し内容を吟味

 

メンバーのご紹介

現地ワークショップファシリテーター

ニールセン北村朋子さん

 

デンマークロラン島在住のアドバイザー、コーディネーター、ジャーナリスト、通訳、翻訳(デンマーク語、英語、日本語)。地球と人にうれしいライフスタイルと社会の構築の追求がライフワーク。

 

国の公的機関や省庁、国会議員、県議会議員、市議会議員をはじめ、企業、大学、研究所、NPO、NGOや様々な組織や個人の視察、メディアの取材コーディネートや解説、会談、視察での通訳を行う。

 

森の幼稚園の運営委員、ロラン市地域活性化委員を歴任。デンマーク・インターナショナル・プレスセンター・メディア代表メンバー。The Foreign Press Association in Denmarkメンバー。現在は、ロラン島における、日本とデンマーク、世界を結ぶフォルケホイスコーレの立ち上げ準備に勤しんでいる。 2012年7月に初めての著書『ロラン島のエコ・チャレンジ~デンマーク発、自然エネルギー100%の島~』を上梓(発行/野草社・発売/新泉社)。震災からの復興を目指す東松島市とロラン市との連携・協力協定の締結に協力、福島ほか被災地や地方自治体の持続可能なまちづくりの支援を行なっている。2012年2月、デンマーク・ジャーナリスト協会Kreds2賞受賞。2015年11月、2018年1月には、ロラン市と復興協力提携を結ぶ宮城県東松島市の名代として、デンマーク王国フレデリック皇太子のご接見を賜り、また、2017年6月には、日本とデンマークの外交樹立150周年に伴いデンマークを訪問された皇太子徳仁親王のご接見を賜った。

 

主催者

 

VISIONファシリテーター

但馬 武(たじま たけし)

fascinate株式会社 代表取締役社長

 



パタゴニア日本支社にてダイレクトマーケティング部門統括を中心に19年勤務。その傍ら、2014年より社会性と事業性を両立する企業の成長をサポートする伴走サービスを開始。「愛される企業になる」ワークショップを中心に企業理念やビジョンの立案から、マーケティングブランの立案・推進を行う。

 

2017年より地域活性化を展開するエーゼロ株式会社に役員として参画後に、2018年よりクリエイティブとビジネスの専門家が集まる一般社団法人RELEASE;に合流。企業や地方自治体にて未来が歓迎するビジネスを生み出していく各種プロジェクトに参画。2019年2月にfascinate株式会社を創業。

 

デンマークとの出逢いは4年前。偶然訪れたデンマークに魅了されご案内いただいた朋子さんが帰国する度に勉強会を開催。昨年にはHISに当時勤務されていた川本さんとともに、デンマークでのワークショップを企画し開催。

 

立教大学21世紀社会デザイン研究科研究員。長野県立大学ソーシャルイノベーション創出センターアドバイザー。京都市ソーシャルイノベーション研修所フェロー。

 

川本 幸子(かわもと ゆきこ)

研修・視察・体験デザイナー/コンサルタント/事業家

 

2010年から、学生~社会人・経営者まで幅広い層を対象に、環境・エネルギー等の社会問題、教育・政治経済等テーマを設定し、それらを探求する旅の企画に携わる。

前職・株式会社エイチ・アイ・エス(サステナビリティ事業推進デスク)においては、「持続可能な社会」をテーマに、世界の人々から学び、有識者の解説と共に自らの過去から未来を考える旅を企画・運営実施。

地球を大学キャンパスにみたて、ヒトの知恵と交流の往来を通し、”旅幸家”をはぐくむことが、自然と人間社会の共存共栄・地球平和への近道だと考える。

2020年より体験デザイナーおよび体験事業者へのコンサルタント業を中心に、会社設立準備中。

2020年1月15日アフリカ・タンザニアにてCo-onaiyasaka Co., Ltd(スワヒリと共に栄える)を共同設立し、シェアオフィス業を開始。将来的にはサーキュラーエコノミー実践の場とする。

詳しくは下の写真のサイトからどうぞ?????

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