音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。
今回から、夏休みスペシャルで、ビートルズをピックアップしていきます。
ビートルズといえば、レノン&マッカートニーの強力コンビによる楽曲というイメージですが、特に初期には、様々なカヴァーも歌っていました。以前紹介した「のっぽのサリー」や「ロックンロール・ミュージック」もそうでしたね。もちろん、当時はビートルズのオリジナルだと思っていましたが。調べてみると、ビートルズはアルバムの中で21曲もカヴァーを歌っています。ということで、いろいろあって「夏休みスペシャル、ビートルズのカヴァー曲聞き比べで、コロナの夏を乗り越えよう」です。
最初に取り上げるのは、「蜜の味 A Taste Of Honey」。
「蜜の味」は、リック・マーロウ (Ric Marlow)作詞、ボビー・スコット(Bobby Scott)作曲で、1960年に上演された同名のブロードウェイミュージカルのために作られた。ミュージカル『蜜の味』は翌1961年にはイギリス出身の映画監督トニー・リチャードソンの監督・制作で映画化もされている(詳細は「蜜の味 (映画)」を参照)。多くのミュージシャンがカヴァーし、ビートルズもこの曲を取り上げている。1965年、ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスのカヴァーが大ヒットとなり、同年のグラミー賞最優秀レコード賞を獲得した。他にもトニー・ベネット、バーブラ・ストライサンド、ザ・ホリーズ、ザ・ベンチャーズなどのアーティストによってカヴァーされている。日本では中尾ミエが日本語訳でカヴァーしていた。
A Taste Of Honey The Beatles 1963
A taste of honey
Tasting much sweeter than wineDo do do
Do do doI dream of your first kiss, and then
I feel upon my lips again
A taste of honey (a taste of honey)
Tasting much sweeter than wineOh, I will return, yes, I will return
I’ll come back for the honey and youDo do do
Do do doYours was the kiss that awoke my heart
There lingers still, though we’re far apart
That taste of honey, a taste of honey
Tasting much sweeter than wineOh, I will return, yes, I will return
I’ll come back (he’ll come back)
For the honey (for the honey)
And you提供元: LyricFindソングライター: Bobby Scott / Ric MarlowA Taste Of Honey (Remastered 2009) 歌詞 © Universal Music Publishing Group, Round Hill Music Big Loud Songs
歌詞の方は、簡単な単語ばかりで訳はいらない感じですけど、ひとつだけ。linger って、こんな意味だったんですね。「(なごり惜しそうに)居残る、いつまでもいる、後に残っている、なかなか去らない」なんかおもしろい。長崎ちゃんぽんで有名なリンガーハットを思い出しました。でもこちらのリンガーは、長崎で幕末から明治初期の頃に活躍したイギリス人実業家のフレデリック・リンガーの氏名。明るく・響きのいい小さな家(HUT)を絡ませて「リンガーハットRinger Hut 」としたそうなので関係ありません。いつまでも居座られたら困りますもんね。
ビートルズのカヴァーの元になったレニー・ウェルチの優しいヴァージョン。
Lenny Welch – A taste of honey (1962)
ビター・スウィート・サンバ Bittersweet Samba も、貼り付けときます。こんばんは糸居五郎です。 ゴーゴーゴーアンドゴーズオン。カメ&アンコー、哲ちゃん。カメもハーブ・アルパート も社長さん。
こちらは、ぐっと大人の蜜の味。歌詞も違っています。ワインよりも苦い味。
A Taste Of Honey【訳詞付】- ジュリー・ロンドン
「夏休みスペシャル、ビートルズのカヴァー曲聞き比べで、コロナの夏を乗り越えよう」。この夏、何曲いけるでしょうかね。お楽しみに。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
それでは、また。#122
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