実は、何年も前に、200万部を超えるベストセラーになっていたので、
読んだ方がいいかなあと思い、原作を買っていました。
ところが、タイトルが「ウォールフラワー」?
なんだか、ダンスパーティーなどで、もてないパートナーが見つからない子が、壁際に座っている様子を表す英語なので、ふーん、なんとなくさえない子の話なんだなあと、なかなか読む気にならないでいました。
ところが、Amaoznビデオで、映画化を発見❗️
配役にエマ・ワトソンがいたので、親しみを感じて、見ることにしました。
主人公は、美しい魂の持ち主の少年でした❗️
とても綺麗な心の持ち主たちが、苦しい過去や環境を乗り越えて、成長する、美しいお話でした?????
本当に、見て良かったです?
主人公の3人の若者が、
主演は、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のローガン・ラーマン、
『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、
『少年は残酷な弓を射る』のエズラ・ミラー、
とそれぞれ、独特のキャラクターで、
見ている私たちを惹きつけます。
また、国語の先生が、素晴らしいです!!!
こんな教師でいたいものです?
原作者のスティーヴン・チョボスキーが監督を務めています。
彼は、実写版ディズニーの「美女と野獣」の監督も務めているので、
エマ・ワトソンとは、縁がありますね。
アメリカの公立高校のカースト制度
アメリカの公立高校にも、スクールカーストがあって、
主人公の少年、チャーリーは、最下層。
入学の時には、これから始まる苦しい日々を、あと何日の我慢だと数えるほどです。
しかし、パトリック(エズラ・ミラー)とサム(エマ・ワトソン)兄妹と出会い、チャーリーも含めた、3人が、
様々なエピソードを通して成長していく様子が、時に悲しく、奇妙に、そして繊細に描かれていきます。
エマ・ワトソンの演技も素敵でした。
3人で、ドライブするシーン、車の荷台の上に立ち、大きく両手を広げるシーンは、圧巻です❗️
I felt infinity.(永遠を感じた)
と、主人公の少年チャーリーは、その自由、美しさ、風を魂に刻み込むのです。
そして、テーマになるのが、セルフエスティーム、自己イメージの低さです。
それが、若者たちを苦しめています。
「いつも、自分を不幸にする恋人を選んでしまうのはなぜ?」
と、チャーリーの姉と、サム(エマ・ワトソン)は、泣きます。
チャーリーは、国語の先生が教えてくれたことを、伝えます。
Because you think you deserve them.
(自分はその人に丁度ふさわしいと思ってるからだよ。)
その相手と同じくらい自分が価値のない人間だと思ってるということです。
本当の自分を愛していないので、自分を愛してくれる人を選べないのです。
他のところは、ネタバレしないように、書きませんね。
皆さんもぜひぜひ、ご覧になって感想を教えてください。
クライマックスのシーンの音楽は、David Bowie の Heroes と、使われている曲がすべてよかったです?????
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