@今週の洋楽 シー She エルヴィス・コステロ Elvis Costello 映画「ノッティングヒルの恋人 Notting Hill」1999年

今週の洋楽 ぶろっこり

音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。

今回は、冬に聴きたいしっとりとした曲ということで、映画「ノッティングヒルの恋人」で有名になったエルヴィス・コステロ Elvis Costello の「シー She」 をピックアップ。

イギリスのロマンティック・コメディ映画「ノッティングヒルの恋人 Notting Hill 」1999年。ロンドン西部のノッティング・ヒルを舞台に、冴えない書店主 ヒュー・グラント と ハリウッド女優 ジュリア・ロバーツ の恋愛を描いた人気の高いラブ・ストーリーです。第57回 ゴールデングローブ賞(2000年)を受賞しています。

Notting Hill Trailer

 

エルヴィス・コステロは、70年代の後半に活躍したニュー・ウェーヴのパンク・ミュージシャンだと思っていたら、いつのまにか素晴らしいボーカリストに変身?していました。日本に来て、学生服着て歌ったりしてたのを覚えています。Sheを最初に聴いたときは、同姓同名の歌手だと思っていたくらいで、同一人物だとわかったときには驚きましたね。最近も、デビュー44年目にして通算33枚目のアルバム『ヘイ・クロックフェイス』を発表。まだまだ健在です。

「She」エルヴィス・コステロ

She Elvis Costello 1999
She may be the face I can’t forget
The trace of pleasure or regret
May be my treasure or the price I have to pay
She may be the song that summer sings
Maybe the chill that autumn brings
Maybe a hundred different things
Within the measure of a day
She may be the beauty or the beast
May be the famine or the feast
May turn each day into a Heaven or a Hell
She may be the mirror of my dreams
A smile reflected in a stream
She may not be what she may seem
Inside her shell
She, who always seems so happy in a crowd
Whose eyes can be so private and so proud
No one’s allowed to see them when they cry
She may be the love that cannot hope to last
May come to me from shadows in the past
That I remember ‘till the day I die
She maybe the reason I survive
The why and wherefore I’m alive
The one I’ll care for through the rough in many years
Me, I’ll take her laughter her tears
And make them all my souvenirs
And where she goes I’ve got to be
The meaning of my life is
She, sheOh, she
提供元: LyricFind
ソングライター: Charles Aznavour / Herbert Kretzmer
SHE 歌詞 © Editions Musicales Djanik
和訳は、いつもの ぶろっこり訳よりも、すばらしい訳がありましたので、こちらを。

オリジナルは、シャルル・アズナヴール Charles Aznavour が作曲・歌唱したイギリステレビドラマ「女の七つの顔」の主題歌「忘れじの面影 She 」1974年。昔よく、ラジオで流れていたフランスのシンガー。人気がありました。元々映画には、アズナヴールによる原曲が使われていましたが、アメリカではこの曲の知名度が低かったため、急遽コステロがカバーし、差し替えられたそうです。だから、封切り当時日本で見た方はオープニングでアズナヴールのヴアージョンを聴いていたはずです。最近Amazonで見直して確認したところ、オープニングとラストシーンどちらもコステロのヴァージョンになっていました。

 

主題歌のこの曲以外にも、この映画にはいろいろな名曲がシーンを彩っています。

たとえば、失恋から立ち直る書店主の半年を示すシーンに、ビル・ウィザース Bill Withers の「Ain’t No Sunshine」が使われていたり、エンド・ロールにシャナイア・トゥエイン Shania Twain「You’ve Got A Way」が使われるなど、サウンド・トラック自体も人気があるのが頷けます。

「彼女が去ってしまったら陽も差さない」と歌う ビル・ウィザース Bill Withers の名曲「Ain’t No Sunshine」

エンド・ロールの シャナイア・トゥエイン Shania Twain 「You’ve Got A Way 」も、素敵な歌声です。

さあみなさん、もう一度この映画を見直したくなりましたね。もちろん、私も。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#150

 

 

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