@今週の洋楽 ハートブレイク・ホテル Heartbreak Hotel 監獄ロック Jailhouse Rock エルヴィス・プレスリー Elvis Presley ハジレコ Compact Grandprix Seris

今週の洋楽 ぶろっこり

音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。

以前に話題にした、ぶろっこり のハジレコ。最近、いくつか実物が見つかりました。懐かしいレコードですので、これを取り上げたいと思います。今回は、 「ハートブレイク・ホテル Heartbreak Hotel」「監獄ロック Jailhouse Rock」エルヴィス・プレスリー Elvis Presley をピックアップ。

記憶が定かではないので、どれが本当のハジレコなのかわからないのですが。これは、最初のころだなぁと思います。

MGM映画「エルヴィス・オン・ステージ ELVIS:That’s The Way It Is」1970年を映画館で見て、圧倒されました。いや、日本人のカヴァーや映画などでロックンロールの大スターだったことは知ってはいましたが、リアルタイムで歌うステージの本物は(実際は映画で見ただけなんですが)ほんとかっこよかったのです。シングルの「この胸のときめきを You Don’t Have to Say You Love Me」・アルバム「エルヴィス・インパースン ELVIS in Person 」を買って聴きまくっていましたが、不死鳥のごとく復活する前の初期のエルヴィス・プレスリーを聴きたくて買ったのがこのコンパクトアルバム。それは、貧乏な中学生・高校生にとってコスパの良い選択肢でした。子どもながら1曲あたりいくらというような計算していました(^_^)

エルヴィス・プレスリー / PRESLEY, ELVIS グランプリ・プレスリー/監獄ロック / compact grandprix series / jailhouse rock RCA 品番 – SRA-89 日本 1971? 回転数 – 33rpm 7″(インチ) 1枚 stereo 5曲入り

Elvis Presley - Jailhouse Rock

Elvis Presley - Jailhouse Rock

Elvis Presley - Jailhouse Rock

このジャケット、見覚えある方いますか?もちろん中身も。すべて、大ヒット曲。ビートルズにも遅れてきた ぶろっこり の世代には、エルヴィスのロックンロールは衝撃的でした。

 

この中から採り上げるのは、もちろん「ハートブレイク・ホテル Heartbreak Hotel」。エルヴィスにとってメジャー・レーベル移籍後の第一弾シングルで、初のビルボード1位。アメリカのみならず世界中に衝撃を与えた曲です。

新聞記事に載っていた、自殺した人物の遺書「I walk a lonely street」を元に歌詞が作られたと言われる。作曲者のメイ・アクストンは「誰にでも気にかけてくれる人がいるものよ。このロンリーストリートにハートブレイク・ホテルを建てましょう」と言い、トミー・ダーデンと共に曲を書き上げたが、レコーディングでエルヴィスが加えた斬新なアレンジによって全く別の曲のようになったという。

1956年1月27日、シングルA面として発表。「ビルボード」誌のチャートで7週間に渡って1位を獲得。同年の年間シングル・チャートでも1位となった。 ハートブレイクホテルの売り上げは200万枚を突破し初のゴールドレコードを獲得し、この大ヒットにRCAはレコードの生産に他の会社の工場を使うほどだった。

この曲でプレスリーは全米での人気を確立し、全米トップ10に36曲をランク・インさせるという記録の樹立(2008年にマドンナに抜かれるまでは歴代1位だった)につながっていく。

 

Heartbreak Hotel Elvis Presley 1956

Well, since my baby left me
Well, I found a new place to dwell
Well, it’s down at the end of Lonely Street
At Heartbreak Hotel
Where I’ll be–where I get so lonely, baby
Well, I’m so lonely
I get so lonely, I could die

Although it’s always crowded
You still can find some room
For broken-hearted lovers
To cry there in the gloom
And be so, where they’ll be so lonely, baby
Well, they’re so lonely
They’ll be so lonely, they could die

Well, the bellhop’s tears keep flowin’
And the desk clerk’s dressed in black
Well, they’ve been so long on Lonely Street
Well, they’ll never, they’ll never get back
And they’ll be so, where they’ll be so lonely, baby
Well, they’re so lonely
They’ll be so lonely, they could die

Well now, if your baby leaves you
And you have a sad tale to tell
Just take a walk down Lonely Street
To Heartbreak Hotel
And you will be, you will be, you will be lonely, baby
You’ll be so lonely
You’ll be so lonely, you could die

Well, though it’s always crowded
You still can find some room
For broken-hearted lovers
To cry there in the gloom
And they’ll be so, they’ll be so lonely, baby
They’ll be so lonely
They’ll be so lonely, they could die

提供元: LyricFind
ソングライター: Elvis Aaron Presley / Mae Boren Axton / Thomas R. Durden
Heartbreak Hotel 歌詞 © Sony/ATV Music Publishing LLC

 

いつものぶろっこり訳 です。

彼女にふられたあとで
やっとみつけた 新しい居所
ロンリー・ストリートの端の
ハート・ブレイク・ホテル
とても さびしくて
ひとりぽっちじゃ
死ぬほどさびしい

いつも混んでるけど
きみも部屋をとれるよ
恋に傷ついたやつなら
悲しみに沈んで泣ける
さびしかった
ひとりはいやさ
死んじまうくらい

ボーイは涙をうかべ
受付の娘は黒いドレス
ロンリー・ストリートに
行ったきり帰らない
さびしかった
ひとりはいやさ
死んじまうくらい

恋人にふられて
話をしたくなったら
ロンリー・ストリートをたずねて
ハート・ブレイク・ホテル
さびしかったら
ひとりぽっちなら
死ぬほどにね

いつも混んでるけど
きみも部屋をとれるよ
恋に傷ついたやつなら
悲しみに沈んで泣ける
さびしかった
ひとりはいやさ
死んじまうくらい

清水健太郎の「失恋レストラン」ですね。いや、そっちが判らないから。

 

もうひとつ、タイトルチューンでもある、この曲を取り上げちゃいますか。「監獄ロック Jailhouse Rock」

「監獄ロック」(Jailhouse Rock)は、エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)が1957年に発表したシングル。プレスリー主演映画としては3作目となる『監獄ロック』(1957年11月8日公開)の主題歌。

作詞・作曲は、「ハウンド・ドッグ」と同じくジェリー・リーバーとマイク・ストーラーのコンビ(この2人は、1987年にロックの殿堂の非演奏者部門に選出された)。歌詞の内容はラヴ・ソングではなく、州立刑務所のバンドをテーマにしたパーティー・ソング。2つのコードの半音進行によるイントロが印象的な楽曲で、全米チャートでは7週間に渡って1位、全英チャートでは3週間1位となり、イギリス史上初のシングル・チャート初登場で1位を獲得した曲となった。B面は「やさしくしてね(Treat Me Nice)」。

2004年に『ローリング・ストーン(Rolling Stone)』誌が選んだ「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」では67位となった。2005年、再発シングルが全英チャートで再び1位を獲得。

 

Jailhouse Rock Elvis Presley 1957

The warden threw a party in the county jail
The prison band was there, and they began to wail
The band was jumpin’, and the joint began to swing
You should’ve heard them knocked out jailbirds sing
Let’s rock
Everybody, let’s rock
Everybody in the whole cell block
Was dancin’ to the Jailhouse Rock
Spider Murphy played the tenor saxophone
Little Joe was blowin’ on the slide trombone
The drummer boy from Illinois went crash, boom, bang
The whole rhythm section was the Purple Gang
Let’s rock
Everybody, let’s rock
Everybody in the whole cell block
Was dancin’ to the Jailhouse Rock
Number forty-seven said to number three
“You’re the cutest jailbird I ever did see”
“I sure would be delighted with your company”
“Come on and do the Jailhouse Rock with me”
Let’s rock
Everybody, let’s rock
Everybody in the whole cell block
Was dancin’ to the Jailhouse Rock
Sad Sack was sittin’ on a block of stone
Way over in the corner weepin’ all alone
The warden said, “Hey, buddy, don’t you be no square
“If you can’t find a partner use a wooden chair”
Let’s rock
Everybody, let’s rock
Everybody in the whole cell block
Was dancin’ to the Jailhouse Rock
Shifty Henry said to Bugs
“For Heaven’s sake”
“No one’s lookin’, now’s our chance to make a break”
Bugsy turned to Shifty and he said, “Nix nix”
“I wanna stick around awhile and get my kicks”
Let’s rock
Everybody, let’s rock
Everybody in the whole cell block
Was dancin’ to the Jailhouse Rock
Dancin’ to the Jailhouse Rock
Dancin’ to the Jailhouse Rock
Dancin’ to the Jailhouse Rock
Dancin’ to the Jailhouse Rock
Dancin’ to the Jailhouse Rock
提供元: Musixmatch
ソングライター: Jerry Leiber / Mike Stoller
Jailhouse Rock 歌詞 © Sony/atv Songs Llc, Elvis Presley Music

「監獄ロック」は、Jailhouse 刑務所の中でパーティーが開かれ、囚人バンドで大盛り上がりという歌ですが、ちょっとクセのある単語や俗語が多いので、判りづらいですね。なんせ、刑務所には入ったことないので。沢山 辞書を引きました。

・warden 看守、刑務所長 ・wail 泣き叫ぶ ・joint 俗語で刑務所、マリファナ ・jailbird 囚人 ・cell block 独房 ・Purple Gang パープルギャング。デトロイトの禁酒法時代のギャング ・sad sack あほう、マヌケ ・buddy 兄弟、相棒、お前、おい ・square 俗語でかたぶつ ・shifty ずるい ・for heaven’s sake お願いだから、なんてこった ・nix いいえ、いやだ ・stick around 近くにいる ・ kicks 楽しさ、刺激

平尾昌晃の日本語歌詞が、ほぼ翻訳なので、和訳として聴いてみて下さい。

ハジレコ・シリーズとして、これからも懐かしい曲を採り上げますね。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#179

 

 

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