新作「るろうに剣心 最終章 The Final 」が始まるので、過去の3作を一気見しました。
そして、今回は、最初に見た時と違って、感動して泣いてしまいました。
なぜなら、私は、コミック版は、時々、読んでいたくらいで、
剣心の過去を知らなかったからです。
今回、新作が発表されるということで、
その過去の内容を、いろいろなサイトで読む機会が増えました。
そして、初めて知りました❗️
剣心が、結婚していたことを❗️
しかも、
その唯一愛した女性、雪代巴を、
自らの手で、斬殺してしまったことを。
この事実を知ってから、
過去の3作を見てみると、
全く違った、物語として見えたのです。
主演の佐藤健は、インタビューの中でも、
「ずっと、過去の3作を演じている時にも、自分の中に、雪代巴がいました。
今回、有村架純さんが演じる、雪代巴と出会った時には、
なつかしい、
という気持ちを感じました。
いつも、雪代巴は、自分の演技の中にいたので。」
という言葉にも驚きました。
俳優さんって、そこまで、深くその人物になりきるのですね。
初めて、「るろうに剣心」を映画で見た時、
佐藤健はじめ、俳優陣の、ほとんどスタントなしのアクションに驚きました。
アクションをこなすために、アスリートみたいになってるんですね。
しかし、その時は、
「佐藤健くん、なんとなく、生気がないよな、まだ若いから演技がイマイチなのかな」
なんて、思っていました。
しかし、生気がなかったのは、
愛する妻の雪代巴を斬殺してしまったという、
言葉にもできない、
つらい、悲しい、過去を背負っていたからなのだと、
理解できたのです。
じっと、何かを耐えるように佇むシーンでは、
その苦しみが伝わってくるのです。
そして、「殺さずの誓い、逆刃刀」の想いや、
どんな人も、命懸けで助けようとする想いに、
涙が出ました。
3作目で出会う師匠から教えられたことも、心に沁みました。
師匠(福山雅治)は、語ります。
「お前は、優しすぎるから奥義を会得できない。
命をかけて人を守ろうとするだけでは、だめだ。
愛する人を助けるために死んでも、お前が愛する人は、本当には幸せにはなれない。
お前の命は、お前だけのものではない。
生きたい、という気持ちこそ強くなれる奥義」と。
剣心は、そこで初めて、飛天御剣流の奥義を会得します。
「殺さずの誓い、
もう誰も殺さない。
それはつまり、
自分も死なない❗️
生きる❗️」
ということだと。
また、師匠は語ります。
「春には桜、
夏は星空、
秋は紅葉、
冬は雪。
これを楽しみながら生きていけばいい。
もし、それを楽しめないのなら、
お前の何かが病んでいるからだ。」と。
再視聴して、とても収穫がありました。
皆さんも、新作を見る前に、もう一度、ぜひ楽しんでください。
そして、感想をコメント欄に書いていただければ嬉しいです?????
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