@今週の洋楽 レイシスト・セクシスト・ボーイ Racist, Sexist Boy リンダ・リンダズ The Linda Lindas ブルーハーツ THE BLUE HEARTS

今週の洋楽 ぶろっこり

音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。

今回は、ロサンゼルス市立図書館で演奏した曲「レイシスト、セクシスト・ボーイ Racist, Sexist Boy 」がネット上で話題になっている、リンダ・リンダズ The Linda Lindas をピックアップ。

動画をご覧になればおわかりだと思いますが、メンバー全員が10代(10歳から16歳)のガールズ・パンクロックバンド、リンダ・リンダズ The Linda Lindas が、図書館で行われたアジア・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月間プログラム AAPI Heritage Month で演奏した曲。この曲がSNSで何百万回も再生されて、話題になっています。タイトルは、ズバリ「レイシスト、セクシスト・ボーイRacist, Sexist Boy」人種差別、女性差別の男子。インスタグラムのフォロワーも、数十万人に増えたとか。

動画の最初に、この曲ができたきっかけを話しています。
学校でクラスの男子に「中国人に近寄らないように父親に言われた」と言われ、「私は中国人だよ」と答えると、その子は逃げ出した。だから、 you are a racist, sexist boy 君は人種差別、女性差別する男子だ と言うわけです。

新型コロナの大流行に伴い、アジア系アメリカ人に対するヘイトクライムが増加していることを歌っています。

Racist, Sexist Boy The Linda Lindas 2021

One, two
One, two, three, four!

Racist, sexist boy
You are a racist, sexist boy
And to have really take the joy
Fake dance, shoot and destroy
You are a racist, sexist boy

One, two
One, two, three, four!

You say mean stuff and
You close your mind to things you don’t like
You turn away from what you don’t wanna see

Racist, sexist boy
You are a racist, sexist boy
And you have racist, sexist joys
We rebuild what you destroy
You are a racist, sexist boy

One, two
One, two, three, four!

You say mean stuff and
You close your mind to things you don’t like
You turn away from what you don’t wanna hear

Poser
Blockhead
Riffraff
Jerkface

Racist, sexist boy
You are a racist, sexist boy

 

いつもの ぶろっこり訳 です。

1, 2
1、2、3、4!

人種差別、女性差別の少年
あんたは 人種差別、性差別主義者だ
気晴らしに
フェイク・ダンスや 銃撃・破壊
あんたは人種差別者、性差別者の少年

1, 2
1、2、3、4!

意地悪を言い
気に入らないと心を閉ざし
聞きたくないと目を背ける

人種差別主義者、性差別主義者の男の子
あなたは人種差別、女性差別の少年
人種差別、性差別をして喜んでる
あんたが壊したものを私たちは再び築く
人種差別、性差別の少年よ

1, 2
1、2、3、4!

意地悪を言い
気に入らないと心を閉ざし
聞きたくないと目を背ける

目立ちたがり屋
大バカ者
チンピラ
むかつくやつ

人種差別、女性差別主義の少年
あんたは人種差別主義者、性差別主義者

いや、ここまで言えば少しはスッキリします。

Bikini Kill の「Rebel Girl」 、The Muffs の「Big Mouth」 カヴァー

こちらも同じ曲 映画「 モキシー ~私たちのムーブメント~ MOXIE」 より

バンドの名前は、学祭でブルーハーツの曲を演奏する10代の女の子たちが主役の日本映画『リンダ リンダ リンダ』(2005年)から命名。もちろんブルーハーツの「リンダ・リンダ」です。すごい。海外にも伝わるんだ。

 

可愛いけど、先日パンク・ロックレーベル「エピタフ・レコード」と契約したという、今最も注目されているパンクバンドです。

そこんとこ、ヨロシク。

 

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#194

 

 

コメント