先日、茂木健一郎さんのツィートがニュースにまで掲載されていました。
「TOEICスコア。。。。。。
そんなところに英語の本質は全くないです。
ぼくはTOEICのスコアを追い求める日本の英語学習文化は異様で、
そこに費やされる膨大な社会的リソースをもっと他のところに振り向けるべきだと考えます。」
2回目のツィートでは、
「。。。。TOEICがこの世から無くなればいいと思っている」(笑)とまで。
私は、まさしく❗️
よく言ってくれました❗️茂木先生❗️
と拍手を送りました?????
よく、YouTubeの有名塾の講師の人たちが、
TOEIC満点100回とか、英検1級合格10回とか、
国連英検も、。。。。英検も制覇とか、
毎回、毎回、TOEIC受験のコツとか話していますが、
いつも不思議なのは、
その方々の話の中に、
この洋書に感動したとか、
この洋画のこのセリフは、美しい表現だったとか、
生きた英語の話が全くないことです。
この有名塾の講師の方々は、
何のために英語の勉強をしているんだろうと、不思議でたまりません。
TOEICや、英検の問題を、100回以上も繰り返し読んで、楽しいのかなあ?
ゲームみたいな感覚で、得点を取ることだけが楽しみになっているのでしょうか?
高得点を持っていれば、
他の人より優れていると、
マウンティングできるからでしょうか?
日本の受験でも英語のテストがあることで、
滅多に使わない、細かな文法や単語をたくさん知っていることが、
人に優劣をつける道具となっています。
だから、少しでも間違った英語を話すことは、
自分は劣っていると示すことになるので、
私たち日本人は、他の人の前で英語を話せなくなってしまうのです。
前回も書きましたが、
TOEICは、アメリカの検定ビジネスです。
たくさんの参考書、過去問題集、単語帳、検定料を支払い、
このビジネスに搾取されているわけです。
英検が通用するのは、日本国内だけ。
TOEICは、アメリカと日本くらいで、
ヨーロッパの大学入試には使えません。
私の外国人の友人も、
日本人の英語の勉強の仕方をいつも皮肉っています。
「英語は教科書の勉強じゃない。
英語は毎日の生活なんだけど。」と。
英語が特別なものではなく、
ただ毎日を楽しむためのものだったら、
日本の英語教育も、どんなに楽になるだろうと思います。
生徒にとっても、
教師にとっても。
私は、人の英語力を測ろうとも思いません(T▽T)アハハ!
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