@今週の洋楽 スタンド・バイ・ミー Stand By Me ベン・E・キング Ben E.King ジョン・レノン John Lennon

今週の洋楽 ぶろっこり

音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。

今回は、誰でも知ってると言っても過言ではない名曲、ベン・E・キング Ben E.King の「スタンド・バイ・ミー Stand By Me」 をピックアップします。

「スタンド・バイ・ミー Stand by Me」は、1961年発表のベン・E・キング Ben E.King の大ヒット・シングル。1986年にも映画「Stand By Me」のテーマとしてつかわれてリバイバル・ヒット、今でもスタンダード曲としてジョン・レノンなど多くのミュージシャンにカヴァーされています。

 

Stand By Me Ben E.King 1961

When the night has come
And the land is dark
And the moon is the only light we’ll see
No, I won’t be afraid
Oh, I won’t be afraid
Just as long as you stand, stand by me

So darlin’, darlin’, stand by me
Oh, stand by me
Oh, stand
Stand by me, stand by me

If the sky that we look upon
Should tumble and fall
Or the mountains should crumble to the sea
I won’t cry, I won’t cry
No, I won’t shed a tear
Just as long as you stand, stand by me

And darlin’, darlin’, stand by me
Oh, stand by me
Woah, stand now
Stand by me, stand by me

Darlin’, darlin’, stand by me
Oh, stand by me
Oh, stand now
Stand by me, stand by me
Whenever you’re in trouble won’t you stand by me
Oh, stand by me
Woah, just stand now
Oh, stand, stand by me

Songwriters Ben E. King, Jerry Leiber, Mike Stoller

 

スタンド・バイ・ミー 対訳 山本安見

夜が垂れ込め あたりが暗くなって
月の光だけが輝いていても
僕はちっとも怖くなんかないよ
君が傍に寄り添っているだけで
僕は強くなれるんだ
だから ダーリン
いつも いつも僕の傍にいておくれ

空が上から落っこちてきて
山が海へと崩れ落ちても
僕は泣かない、泣いたりなんかしない
キミが傍に寄り添っているだけで
僕は強くなれるんだ
だから ダーリン
いつも いつも僕の傍にいておくれ

何か心配事があるときは
いつでも僕の傍においで
この僕がしっかりと守ってあげる
だから ダーリン お願いだよ
いつも いつも僕の傍にいておくれ

 

ベン・E・キング Ben E.King は、「ラストダンスは私に Save The Last Dance For Me 」「渚のボードウォークUnder The Boardwalk」などで知られるドリフターズ The Drifters のリードシンガーでしたが、1960年からソロに転向しています。

1960年の「スパニッシュハーレム Spanish Harlem」レコーディングセッションの後、ベンはスタジオで残り、ゴスペルの「Lord,Stand by Me」という曲にインスパイアされて書いた曲をピアノで演奏。この曲をプロデューサーだった、ジェリー・リーバー Jerry Leiber とマイク・ストーラー Mike Stoller (ソウルやR&Bの名曲を多数作曲した名コンビ)がとても気に入って、すぐにスタジオミュージシャンを呼び戻してレコーディングしたといいます。ベンは最初にドリフターズに提供しようとしましたが、彼らはあまり気に入らなかったということでソロで歌うことになったとか。今考えると、もったいないことしましたね。

さて、歌詞は、「自分のそばにいてくれ、自分もそばにいるから」と呼びかけたストレートな内容ですが、2番の歌詞には、聖書の詩篇の言葉が使われています。If the sky that we look upon Should tumble and fall Or the mountains should crumble to the sea ということは、呼びかけの対象である darlin’ は、単純に恋人ということに限らない気がします。対象は、友だちや家族、または仲間や同胞、あるいは神様なのかもしれません。そんな歌詞だから、いろんな場面で歌われるスタンダードナンバーになったのでしょう。

1986年には、映画「Stand By Me」のサウンドトラックで取り上げられて、日本でもオリコン4週連続1位を記録。先日も、TVのロードショウで放映されていました。四人の少年が死体探しをするひと夏の冒険を描いたこの映画、どうしてタイトルがスタンド・バイ・ミーなのかなぁって思いますが、タイトルとしてもテーマ曲としてもピッタリハマってます。1回見てしまうと、これ以外考えられなくなってしまいませんか。すごいです。

オーティス・レディング Otis Redding 、ジョン・レノン John Lennon など多くのアーティストがカヴァーしています。その中でもぶろっこり おすすめは、ジョン・レノンのカヴァー。ジョンのロックンロールへの熱い思いがこもったアルバム「ロックン・ロール ROCK ‘N’ ROLL」1986年からのシングルカット。実にカッコイイ。

ぶろっこり の好きなカヴァーをいくつか。

トレーシー・チャップマン Tracy Chapman のしっとりしたカヴァー。

清志郎も、ライヴでよくやってたよね。(YouTubeで見る をクリックしてご覧ください)
THE RC SUCCESSION – STAND BY ME 【FROM THE VAULT】 『POP HILL 1987』より LIVE AT 金沢森林公園

最後は、オーティスで。
Stand by Me (Otis Redding)

 

 

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#214

 

 

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