@今週の洋楽 ブロンディ Blondie ハート・オブ・グラス Heart Of Glass

今週の洋楽 ぶろっこり

音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。

今回は、ブロンディ Blondie の超ヒット曲「ハート・オブ・グラス Heart Of Glass 」をピックアップ。

「ハート・オブ・グラス Heart of Glass 」は、ブロンディ Blondie の1978年のアルバム「恋の平行線 Parallel Lines」からシングル・カットされ、全英・全米のNo.1をはじめ世界中のチャートを席巻したディスコ・ナンバーです。ヴォーカルのデボラ・ハリー Deborah Harry はパンクっぽくなくてセクシー。セックス・シンボル的なあつかいで注目されたのもよくわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ニューヨークのパンク・バンドだったブロンディが、スカやレゲエ、ラップなどを取り入れてニューウェイブ・バンドとしても認知されるようになりました。そのブロンディが時代を変えたと言われるほどヒットさせたのがこの曲。当時流行のディスコのアレンジによって、ダンサブルなロック・ナンバーが誕生しました。

Heart Of Glass   Blondie 1979

Once I had a love and it was a gas
Soon turned out had a heart of glass
Seemed like the real thing, only to find
Mucho mistrust, love’s gone behind

Once I had a love and it was divine
Soon found out I was losing my mind
It seemed like the real thing but I was so blind
Mucho mistrust, love’s gone behind

In between
What I find is pleasing and I’m feeling fine
Love is so confusing, there’s no peace of mind
If I fear I’m losing you it’s just no good
You teasing like you do

Once I had a love and it was a gas
Soon turned out had a heart of glass
Seemed like the real thing, only to find
Mucho mistrust, love’s gone behind

Lost inside
Adorable illusion and I cannot hide
I’m the one you’re using, please don’t push me aside
We coulda made it cruising, yeah

La, da, da, la, la, la, la, la, la, la
La, da, da, la, la, la, la, la, la, la
La, da, da, la, la, la, la, la, la, la
Yeah, riding high on love’s true bluish light

Ooh, oh, ooh, oh
Ooh, oh, ooh, oh

Once I had a love and it was a gas
Soon turned out to be a pain in the ass
Seemed like the real thing only to find
Mucho mistrust, love’s gone behind

Ooh, oh, ooh, oh
Ooh, oh, ooh, oh

提供元: LyricFind
ソングライター: Chris Stein / Deborah Harry
ハート・オブ・グラス (2001 Digital Remaster) 歌詞 © BMG Rights Management, DistroKid, Takwene LLC

いつもの ぶろっこり訳です。こんな感じでしょうかね。

ハート・オブ・グラス

あたしだって 前に恋したことはあるわ
それはたのしかったけど すぐにわかった
心をかき乱されるだけなんだって
本当のことだと思ってたのに
不信感ばかりになって 恋心もいつか消えて行ったの

そうよ 恋したこともあった とっても素敵な
けれどすぐに 自分を見失ってたことがわかった
真実に思えたのに あたしなにも見えてなかった
疑うことばっかりで 恋はどこか遠く過ぎていったの

そのとき あたしは楽しんで 気分も最高だった
でも 恋ってとっても落ちつかないのね
気が休まる時なんてないの
あのひとがいなくなったらと思うと怖くて
もういや いいようにもてあそばれてるの

そうよ あたしも恋したことはあるわ
それはたのしかったけど すぐにわかった
心はガラス細工みたいにもろくなる
本当だと思っても 疑いばかりが浮かんで
恋心もいつか消えて行ったの

すてきな空想にぼうっとして 頭からはなれない
あたしほど あなたにぴったりのひとはいない
どうか あたしを捨てないで
きっと 私たち うまくやっていける
愛のまぶしい光に導かれて 二人の旅を

そのとき あたしは楽しんで 気分も最高だった
でも 恋ってとっても落ちつかないのね
気が休まる時なんてないの
あのひとがいなくなったらと思うと怖くて
もういや いいようにもてあそばれてるの

そうよ あたしも恋したことはあるわ
それはたのしかったけど すぐにわかった
恋なんて めんどくさいもの
本当だと思っても 疑いばかりが浮かんで
恋心もいつか消えて行くの

いくつか調べてわかった言葉をのせておきます。gas は、fun みたいな感じで使われるそうです。気体やガソリンと思ってたらそんな使い方。mucho はスペイン語で とっても とか たくさんの と言う意味。最後のフレーズにある a pain in the ass は、文字通りだと○○の○○ですが、面倒くさい というスラングで、当時は放送禁止用語?だったのでラジオの放送ではフェイドアウトしていたとか。面白いですね。当時は、怒ってたでしょうけど。

もともとは、1975年に録音された「Once I Had a Love」というナンバーで、ツアーなどでもよく演奏されていたそうですが、アルバム「恋の平行線」を製作している時に、プロデューサーのマイク・チャップマンがディスコっぽいアレンジを提案したそうです。そのうえ、シングル・カットされる時にリミックスされて、さらにバスドラを強調したヴァージョンになりました。

こちらが「Once I Had a Love」、これも充分にいい感じがしますけど、ちょっとパンチが弱いかな。

ちなみに、デボラは赤毛だったそうですが、日本人の美容師にすすめられて金髪にしたとか。マリリン・モンローみたいな感じでとても似合っていたと言うことでしょうね。のちに映画にも出演するようになりますから。マドンナの先輩格でしょう。

さて、当時 ぶろっこりは、この曲をYMOみたいなテクノ・ミュージックだと思ってましたね。だって、ローランドのリズムマシンが・・・・。まあ、そんなものでした。でも、いい曲はいい。ブロンディはNO.1ヒットがまだまだあります。また次の回で取り上げます。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#221

 

 

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