@今週の洋楽 ローリング・ストーンズ The Rolling Stones サティスファクション (I Can’t Get No) Satisfaction

今週の洋楽 ぶろっこり

音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。

遅くなりましたが「ローリング・ストーンズ」オリジナルメンバーのチャーリー・ワッツが24日、ロンドンの病院で亡くなったとの知らせがありました。死因は不明とのことですが、最新のツアーに参加を取りやめたとのニュースがあったばかりでした。まさに、レジェンド、80歳の現役ドラマー、ロッカーでした。

そこで今回は、ローリング・ストーンズ The Rolling Stones の「サティスファクション (I Can’t Get No) Satisfaction 」1965年をピックアップします。

ストーンズが「カム・オン Came On 」でレコード・デビューしたのが1963年の6月、彼らは60年近く経った現在も、転がり続けていました。平均年齢76歳!とか、マジかよ。って感じですよね。正直、笑っちゃいます。

この曲「サティスファクション (I Can’t Get No) Satisfaction」は、アメリカで1965年にリリースされたシングルですが、初の全米No.1曲を獲得し、4週連続してNo.1を記録します。全英でも、もちろん2週連続でNo.1になっています。アメリカでは、アルバム「アウト・オブ・アワ・ヘッズ Out Of Our Heads 」に収録されることになりました。

「サティスファクション」は現在でも、ストーンズの代表曲として人気があるばかりでなく、ミック・ジャガーも「この曲が俺達を一介のロック・バンドから巨大な怪物バンドに変えた」と話しています。

何といっても格好いいのは、キース・リチャーズのギター・リフですよね。これが聞こえてくるとなんかわくわくしてしまいます。で、クールなミックのボーカル、たまりませんな。

(I Can’t Get No) Satisfaction The Rolling Stones 1965

I can’t get no satisfaction
I can’t get no satisfaction
‘Cause I try, and I try, and I try, and I try
I can’t get no, I can’t get no

When I’m driving in my car
And that man comes on the radio
And he’s telling me more and more
About some useless information
Supposed to fire my imagination
I can’t get no, oh no, no, no
Hey, hey, hey, that’s what I say

I can’t get no satisfaction
I can’t get no satisfaction
‘Cause I try, and I try, and I try, and I try
I can’t get no, I can’t get no

When I’m watching my TV
And a man comes on and tells me
How white my shirts can be
But he can’t be a man
‘cause he doesn’t smoke The same cigarettes as me
I can’t get no, oh no, no, no
Hey, hey, hey, that’s what I say

I can’t get no satisfaction
I can’t get no girl reaction
‘Cause I try, and I try, and I try, and I try
I can’t get no, I can’t get no

When I’m riding round the world
And I’m doing this and I’m signing that
And I’m trying to make some girl
Who tells me, baby, better come back, maybe next week
‘Cause you see, I’m on a losing streak
I can’t get no, oh no, no, no
Hey, hey, hey, that’s what I say

I can’t get no, I can’t get no
I can’t get no satisfaction
No satisfaction, no satisfaction, no satisfaction
I can’t get no…

提供元: LyricFind
ソングライター: Keith (gb) Richards / Mick Jagger / Gary Barlow / Author Unknown Composer
サティスファクション 歌詞 © Abkco Music, Inc, Sony/ATV Music Publishing LLC

The Rolling Stones – (I Can’t Get No) Satisfaction (Official Lyric Video)

「I Can’t Get No Satisfaction」は、否定が2回でてくるので二重否定で「満足してる」って意味、というわけではなく R&B などでよくみられる「絶対に!」という「強い否定」を示しているのは、歌詞の内容を見れば判ると思います。

満足なんてできないぜ
俺は絶対満足できない
何度もなんどもやってみたさ
けど どれだけやっても 駄目だった

車を運転してると あいつがラジオで
くだらないことを くどくどと話してる
想像なんてできないさ
だから 駄目なんだ
おいおいおい そう言ってるだろ

満足なんてできないぜ
俺は絶対満足できない
何度もなんどもやってみたさ
けど どれだけやっても 駄目だった

テレビを見てると 男が出てきて
シャツがこんなに白くなりますって言う
でも奴が吸ってるのは俺と同じタバコじゃない
そんなやつさ
だから 駄目なんだ
おいおいおい そう言ってるだろ

満足なんてできないぜ
女の子も満足してない
何度もなんどもやってみたさ
けど どれだけやっても 駄目だった

世界中を飛び回って あれやってこれやってサインして
俺は女の子と仲良しようとしても
彼女が言うんだ 来週くらいにね
今はちょっと アレでマズいの
だから 駄目なんだ
おいおいおい そう言ってるだろ

俺は絶対満足できない

 

この曲のカヴァーで有名なのは、オーティス・レディング Otis Redding ですね。1965年のアルバム「Otis Blue」でさっそくカヴァーしています。このカヴァーは、キース・リチャードがお気に入りで、実はもともとギターにブラスを被せるアレンジにしたかったそうなんです。ストーンズ自体R&Bが好きなグループだから、うれしかったんてしょう。

 

次は、アリーサ・フランクリン Aretha Franklin のカヴァーでしょうか。彼女のカヴァーは、オリジナルを超えちゃいますからね。

ブリトニー Britney Spears も負けてませんよ。どうだとばかりに唄っています。
Britney Spears ‘I Can’t Get No Satisfaction’|HD|OIDIA Tour Live from London

ぶろっこり としては、この曲はリアルタイムじゃなくてフランシス・フォード・コッポラ監督の映画「地獄の黙示録 Apocalypse Now 」1979年 の中のシーンと強く結びついてます。ドアーズの「ジ・エンド」やワーグナーの「ワルキューレの騎行」とともに、とても印象的でした。

 

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#223

 

 

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