@今週の洋楽 オネスティ Honesty ビリー・ジョエル Billy Joel ニューヨーク52番街 52nd Street

今週の洋楽 ぶろっこり

音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。

今回取り上げるのは、年配の方はご存じの大御所ビリー・ジョエル Billy Joel 。もしかしたら、若い方は「?」ということもありますね。そんなあなたにぜひ聴いていただきたい曲をピックアップしてお届けします。

「ストレンジャー  The Stranger」1977年のヒットのあと、ビリーが自信を持って録音した6作目のアルバム「ニューヨーク52番街 52nd Street」1978年は、初の全米1位に輝いたアルバム。グラミー賞の最優秀アルバムにも選ばれています。

その中から今回とりあげるのは、「オネスティ Honesty」。

Honesty Billy Joel 1978

If you search for tenderness
It isn’t hard to find
You can have the love you need to live
But if you look for truthfulness
You might just as well be blind
It always seems to be so hard to give

Honesty is such a lonely word
Everyone is so untrue
Honesty is hardly ever heard
And mostly what I need from you

I can always find someone
To say they sympathize
If I wear my heart out on my sleeve
But I don’t want some pretty face
To tell me pretty lies
All I want is someone to believe

Honesty is such a lonely word
Everyone is so untrue
Honesty is hardly ever heard
And mostly what I need from you

I can find a lover
I can find a friend
I can have security
Until the bitter end

Anyone can comfort me
With promises again
I know, I know

When I’m deep inside of me
Don’t be too concerned
I won’t ask for nothin’
While I’m gone
But when I want sincerity
Tell me where else can I turn
Cause you’re the one that I depend upon

Honesty is such a lonely word
Everyone is so untrue
Honesty is hardly ever heard
And mostly what I need from you

提供元: Musixmatch
ソングライター: Joel Billy
Honesty 歌詞 © Impulsive Music

いつもの ぶろっこり訳です。

もしきみが「優しさ」を求めているのなら
見つけるのはそんなに難しくない
生きるのに必要な「愛」も手に入れられるよ
でももしきみが「真実」を求めるのなら
目が見えないほうがましなくらいだ
「真実」なんてまるで見つかりそうもない

「誠実」…なんて孤独な言葉なんだ
誰もがあまりにも不実で

「誠実」…めったに耳にすることがない言葉
でもそれこそ僕が君に求めるもの
いつだって誰か見つかるさ
「同情するよ」なんて言ってくれる人は
僕が心のうちを隠さずに打ち明けたらね
でも美しい顔をしてきれいごとをいうヤツなんてごめんだよ
僕は信じられる相手が欲しいだけなんだ

「誠実」…なんて孤独な言葉なんだ
誰もがあまりにも不実で
「誠実」…めったに耳にすることがない言葉
でもそれこそ僕が君に求めるもの

恋人は見つかるよ
友だちだって見つけられる
不安を忘れることもできる
苦い終わりが来るまではね

みんな慰めてくれる
大丈夫だって また約束してくれる
わかってる わかってるんだ そんなこと

僕が自分の殻に閉じこもっても
構わないでいてくれ
そんなときは何もいらない
ひとりにさせてくれ
でも「正直」な気持ちが聞きたいときは
誰に聞けばいいんだ
頼りにできるのは きみだけなんだから

「誠実」…なんて孤独な言葉なんだ
誰もがあまりにも不実で
「誠実」…めったに耳にすることがない言葉
でもそれこそ僕が君に求めるもの

 

他の国ではそれほど人気が無いのに、日本で好まれているのは美しいメロディだけでなく、歌詞にも理由がありそうです。
truthfulness、honesty、sincerityと似たような言葉を使っていますが、それぞれの訳語を選ぶのがむずかしいですね。
微妙な感じがピンとこないぶろっこりです。
最初「誠実なんて最近聞いたことないね」なんて世間話風に言いながら、最後は「君だけは本当のことを言って欲しい」って、ちょっとグッときませんか。ビリーも、沢山の人に騙されたり裏切られたりしたんでしょうね。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#227

 

 

コメント