【Candy先生?毎日をたのしく生きる、知と学びのブログ】
Netflixのドキュメンタリーシリーズは、おすすめです。
今回は、「こころをダイジェスト」から、
「記憶 Memory」について❗️
記憶力が強い人ってうらやましいですよね。
私は、いつも英検1級の膨大な単語を見てて、そう思います。
これを簡単に、一気に覚えることができたらなあと(笑)
このエピソードの中に、
記憶のチャンピオン、ヤンジャー・ウィンターソールという若い女性が登場します。
なんと、ランダムに並んだ、500もの数字を、10分間で覚えることができるのです❗️
どうやって、覚えているのかは、とても工夫をしていました。
数字を自分の好きなアルファベット(言葉に変えて)、
その言葉で、物語を作り上げていたんです❗️
その物語は、動物や、出来事や、場所をつなぎ合わせた、
ワクワク、ドキドキ、世にも奇妙な、冒険物語のようでした。
このように、
記憶を定着させる大切な要素は、
Story、(物語)
Emotion、(感情)
Place, (場所)、
が組み合わせられた時に、とても強く残るのです。
このような方法で、記憶しているときは、
脳の中の扁桃体が、海馬を刺激して、
海馬が膨らんでいる
ということも、脳科学で観察されていました。
なので、英語の単語を覚えるときも、
自宅、学校、図書館、公園? どこで覚えるか、
どんなイメージで覚えるか、
物語の中で覚える、
などの工夫をすることで、より記憶に定着していくのですね。
なので、
単語帳も、もしかしたら電子書籍よりも、
紙の本がいいのかもしれません。
紙の本だったら、どのあたりに書かれていたかという、場所の記憶にも、
また本の手触りにも、結びつきそうです。
次に、驚いたのは、
記憶を書き換えることが可能❗️
という研究でした。
このドキュメンタリーでは、犯罪などのネガティブな例で説明してありましたが、
もっと、ポジティブにも使えそうです。
例えば、人は、なんと、自分の生い立ちさえ、はっきりとは覚えていないそうなのです。
感情に残る記憶は、その中心の部分はしっかり残っていても、
周辺の記憶は、かなり曖昧で、
実験では、子ども時代にどんなことがあったかを、別の記憶を植え付けることが可能でした。
(ちょっと、怖い!)
ということは、逆に、子ども時代の嫌な思い出も、
書き換えることができるのではないでしょうか?
ポジティブな、楽しいことの方に集中することで、
子ども時代が幸せになることもできそうです????
また、過去の記憶はとても大切で、
過去の記憶がないと、未来を想像することもできないそうです。
記憶領域を事故で無くした人が、
未来について、何もビジョンを持てないことも、診察で明らかになっていました。
このように、
記憶は、過去と未来を行き来する、タイムマシン
のようなものだそうです????
面白かったです。
皆さんは、どのような感想を持たれましたか?
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