音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。
今回は、オールディーズの定番。ベタな曲ですが、「ミスター・ロンリー Mr. Lonely」 ボビー・ヴィントン Bobby Vinton ザ・レターメン Lettermenをピックアップ。
この曲は、深夜のラジオ番組「ジェット・ストリーム JET STREAM 」のテーマでご存じの方も多いでしょう。先日サンソン(山下達郎のサンデー・ソングブック)のベタリク(ベタなリクエスト)特集でも取り上げられていました。(フランク・プールセル楽団のヴァージョンでしたが)お聞きになりましたか。ベタリク特集で取り上げられていた曲は、このブログでピックアップしたものが多くて、まんざらでもない気分になりました。どんな気分じゃ。もう、懐メロの定番ということですよね。
ボビーは1962年のデビュー時にこの曲を録音していましたがシングル化されず、1964年のアルバム 「Bobby Vinton’s greatest hits」でやっと「ミスター・ロンリー」を入れて発売。するとラジオ局にこの曲のリクエストが殺到して、シングル・カットされ、全米第1位を記録します。ボビーはなんでやねん、という気持ちだったでしょうね。
ミスター・ロンリー Mr. Lonely ボビー・ヴィントン Bobby Vinton 1962
歌詞は、ホームシックにかかった兵士の心情を綴ったもので、ボビー自身の兵役体験がもとになっています。ちょうどベトナム戦争の頃ですから、若い兵士の気持ちを代弁した作品になったのでしょうね。
Mr. Lonely Bobby Vinton 1962
Lonely, I’m Mr. Lonely
I have nobody for my own
Now I am so lonely, I’m Mr. Lonely
Wish I had someone to call on the phoneNow I’m a soldier, a lonely soldier
Away from home through no wish of my own
That’s why I’m lonely, I’m Mr. Lonely
I wish that I could go back homeLetters, never a letter
I get no letters in the mail
I’ve been forgotten, yes, forgotten
Oh, how I wonder, how is it I failedNow I’m a soldier, a lonely soldier
Away from home through no wish of my own
That’s why I’m lonely, I’m Mr. Lonely
I wish that I could go back home提供元: LyricFind
ソングライター: Bobby Vinton / Gene Allan
ミスター・ロンリー 歌詞 © Sony/ATV Music Publishing LLC
いつものぶろっこり訳です。
名曲なので、カヴァーもたくさんありますが、レターメンも良い感じでカヴァーしてヒットしました。オリジナルよりもこちらが良いというひとも多いでしょう。三人のコーラスが気持ちいい。ザ・レターメン、最近あまりメディアでは聞きませんが良い曲多いですよ。
ミスター・ロンリー Mr. Lonely ザ・レターメン Lettermen 1970
同名の映画もありました。2007年。そっくりさんの大道芸人たちが、切ない映画でした。
映画と言えば、1978年公開のイスラエル映画「グローイング・アップ Lemon popsicle, Growing up」は、「アメリカン・グラフィティ」をヒントに作られた、オールディーズをふんだんに使った青春映画。柳の下のドジョウを狙った映画はいろいろとありましたが、これはなかなかよくできていましたね。原題の popsicle は、棒が2本ついているアイスキャンディのことだとか。50年代後半から60年代前半の世界各国のヒット曲がサントラで使われていましたが、やはりいちばん印象に残るのはこの曲でしょう。ホビー・ヴィントンのヴァージョンが使われています。実は、このサントラ盤を持っているんですが、涙涙の懐かしのヒット・チューンが25曲。たまりません。
いやいや、この曲だったら、これしかないという方も多いですね。今夜の機長は城達也です。
フランク・プールセル Franck Pourcel 「ミスター・ロンリー」 Mr. Lonely ジェット・ストリームのテーマ
懐メロのド定番。でも、エバーグリーンな名曲でした。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
それでは、また。#242
コメント