@今週の洋楽 ジーズ・デイズ 青春の日々 These Days ニコ Nico ヴェルヴェット・アンダーグラウンド The Velvet Underground ジャクソン・ブラウン TikTokで話題

今週の洋楽 ぶろっこり

音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。

YouTube ・ TikTok などの動画配信や Spotify ・ Apple Music などの音楽配信、サブスクリプションなどの発達で、音楽も時代や国境を越えて聴かれるようにになりました。もう、邦楽や洋楽 ロックやポップス・ジャズなどと言ったカテゴリーに関係無く、最新の曲と数十年前の年代の曲が並び、言葉や国なども関係無い状態で、音楽を聞くといったことが当たり前になっています。だから、次のようなニュースを見てもあまり驚かなくなりましたね。

55年前の楽曲、ニコによる「These Days」がTikTokで大きな話題に。ビリー・アイリッシュの投稿は1.2億回再生越え!

この投稿は、2月現在で2億回以上も再生されています。桁が違いますね。

ということで今回は、「青春の日々 These Days 」ニコ Nico と ヴェルヴェット・アンダーグラウンド The Velvet Underground をピックアップ。

ファッションモデルや女優をしていたニコを、アンディ・ウォーホルが自らプロデュースしていたヴェルヴェット・アンダーグラウンドのファースト・アルバム「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ The Velvet Underground & Nico」に参加させ、4曲リード・ボーカルで歌ったことで話題となります。ソロ歌手としても同年アルバム「チェルシー・ガール」を発売しています。

アルバム「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ The Velvet Underground & Nico」1967年

ソロ・アルバム「チェルシー・ガール chelsea Girl 」1967年

このアルバムの中の曲が、ジャクソン・ブラウン Jackson Browne 作詞作曲の「ジーズ・デイズ These Days 」。この時、まだジャクソン・ブラウンはデビューしていませんでしたが、ギターの演奏で参加しています。TikTok で使われた前奏です。

 

These Days Nico 1967

I’ve been out walking
I don’t do too much talking these days
These days
These days I seem to think a lot
About the things that I forgot to do
And all the times I had
A chance to

I’ve stopped my rambling
I don’t do too much gambling these days
These days
These days I seem to think about
How all these changes came about my ways
And I wonder if I’d see another
Highway

I had a lover
I don’t think I’d risk another these days
These days
And if I seem to be afraid
To live the life that I have made in song
It’s just that I’ve been losing
So long

La, la, la, la, la
La, la

I’ve stopped my dreaming
I won’t do too much scheming these days
These days
These days I sit on cornerstones
And count the time in quarter tones to ten
Please don’t confront me with my failures
I had not forgotten them

提供元: LyricFind
ソングライター: Jackson Browne
アーティスト: ニコ

いつものぶろっこり訳です。

青春の日々

僕はあちこち出歩いていたけど
最近は あまりひととしゃべらない
この頃は
この頃は いろいろと考え込んじゃうのさ
忘れてしまっていたことや
チャンスがあったすべての時間について

とりとめのない話は もうやめよう
最近は あまりギャンブルもしない
この頃は
この頃は ふと思うんだ
どうしてこんなになっちまったのか
別の道を選んでいたらどうなっていただろうと

僕にも恋人がいた
でも もう危険を冒そうとは思わない
この頃は
歌ってきたように生きることを
恐れているように見えるなら
それはただ 失い続けてきたからさ
長い間ね

La, la, la, la, la
La, la

僕は夢を見るのを止めた
最近は あまりあれこれと悩まない
この頃は
この頃は じっと礎の上に座っている
四分音符で10まで数えるんだ
失敗したことに 向き合わせないで
忘れた訳ではないから

ジャクソン・ブラウン Jackson Browne 自身も、デビューしたあとにセルフ・カヴァーで歌っています。アルバム「フォー・エヴリマン For Everyman」1973年収録。このアルバムには、イーグルスのデビュー曲として大ヒットした「テイク・イット・イージー Take It Easy 」1972年もセルフ・カヴァーして収録されています。

ここでは、ライブ・ヴァージョンで聴いてみましょう。

ジャクソン・ブラウンが16歳の時につくった曲だとか、渋すぎるだろう君の人生。

同名異曲も多いし、カバー・バージョンもたくさんありますので、YouTubeで見つけるのもむずかしいですね。

ここでは、ひとつだけ紹介しましょう。イーグルスのドン・ヘンリーのヴァージョン。

ドン・ヘンリー Don Henley These days (Jackson Browne song)


ドン・ヘンリーの声だとやっぱりイーグルスになっちゃいますね。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#265

 

 

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