【大学合格、職場での昇進、良いことがストレスになることもある?!】

ライフハック

4月は、新しい季節。

 

大学受験のために、

毎日10時間くらい勉強して、

やっと合格❗️

 

 

社会人なら、

長年とても頑張って仕事をしてきて、

それが報われて、

やっと念願の昇進❗️

 

 

または、

やっとリアイアして、

自由な毎日を送れる❗️

 

 

周りから見ると、

本当に羨ましい環境なのに、

 

 

そんな人たちが、

突然、病気になったり、

昇進したのに、職場に行きたくなくなったり、

鬱になったり、

 

 

そんなことが起こることがあります。

 

 

私は、このような心身の不良は、

 

 

新しい環境に馴染むための、

 

 

 

身体や魂の、

リニューアル作業が行われている、

状態だと思います。

 

 

 

芋虫さんが、美しい蝶になるために、

サナギとなり、変身するように。

 

 

この4月から、

人生の新しいステージに入る人は、

少なからず、ストレスを感じるのではないでしょうか?

 

 

人間は、狩猟時代から、

過酷な環境の中で、生き延びるために、

現状維持を大切にするようにという本能が、

遺伝子レベルに埋め込まれています。

 

 

環境の変化は、

たとえそれが、

素晴らしい良いことであろうと、

ものすごい、ストレスになるのです。

 

 

これまでの、高校時代の暗記のみの勉強では、

大学での研究や、

クリエイティブな論文作りには、

全く役に立ちません。

 

 

 

これまで平社員だった人が、

上司になると、

部下との人間関係を考えたり、

予想を超えて仕事内容が変わります。

 

 

 

リタイアすると、

それまで所属していた職場への帰属感が失われます。

人間関係も変わり、

白紙の人生に、新しい物語を作っていかなければなりません。

 

 

 

心理学者の河合隼雄先生は、

「コンステレーション」と呼びました。

 

 

コンステレーションとは、星座という意味です。

 

 

人を囲むコンステレーションは、

私たちが意識している以上の意味を、

私たちの人生に与えてくれています。

 

 

たとえば、

毎日の通学路、通勤路。

毎日見ていた道端の大きな木。

家並み。

学校や会社のざわめき。

顔を合わせていた同僚たち。

 

 

約束しなくても毎日会えていた人たち。

 

 

これら私たちを囲んでいる、

コンステレーションが変わる❗️

 

 

それは、意外にも、

大きな意味を持つのです。

 

 

そして、それが変わることに合わせるために、

自分の身体や、魂も変わる必要があります。

 

 

そんな時に、

思わぬストレスや、心の病気、

身体の病気、

として現れることがあります。

 

 

そんな時は、

 

これから、

どんな新しい生き方をしていこうかと、

心を漂わせながら、

 

 

魂と身体が適応するまで、

ゆっくりと、無理をせず、

休んで、

 

新しい自分が孵化するのを、

待ってみるのも、

いいのではないかと思います。

 

 

 

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