@今週の洋楽 グルーヴィン Groovin’ ヤング・ラスカルズ Young Rascals

今週の洋楽 ぶろっこり

音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。

日曜の午後いかがお過ごしでしょうか。日曜の午後って、ゆったりとした時間が流れてホットするひとときという感じですよね。洋楽やラジオがお友達のぶろっこりにとってこの時間に聞きたいのはグルーヴィンな曲。そうこの曲なんか最高です。

ということで今回は、「グルーヴィン Groovin’」ヤング・ラスカルズ Young Rascals をピックアップ。

実際この曲は、ヤング・ラスカルズを愛する(「私のアイドル」と言ってますね)山下達郎のラジオ番組「サンデー・ソング・ブック」のエンディングテーマ。それだけでなくアルバム「アルチザン」の中でカヴァーしている名曲です。ぶろっこりがネットで Groovin’ で検索すると、なんと「山下達郎の曲」とでてきました。

白人によるソウルのことをブルーアイド・ソウルなどと呼びますが、ヤング・ラスカルズ(のちにラスカルズと改名)は64年ニューヨークで結成され、60年代後半に活躍したグループ。「グッド・ラヴィン Good Lovin’」66年「グルーヴィン Groovin’」67年「自由への賛歌 People Got To Be Free」68年とNo.1ヒットを連発した人気グループでした。特にこの「グルーヴィン」は、ハーモニカやコンガなどのパーカッションが響くのどかなサウンドに、フェリックス・キャヴァリエのソウルフルなヴォーカルが美しいメロディーを歌い上げる、彼らの代表曲ともいえる名曲中の名曲。ぶろっこりも初めて聞いたときからやられました。アメリカのR&Bチャートでも上位にくい込むほど、そのソウル感は認められています。

当時のメンバーは、フェリックス・キャヴァリエ(リードボーカル、キーボード)エディ・ブリガッティ(リードボーカル、パーカッション)ジーン・コーニッシュ(ギター)ディノ・ダネリ(ドラムス・パーカッション)の4人。イタリア系アメリカ人とフランス系カナダ人のグループでした。

サード・アルバム「グルーヴィン Groovin’」には、表題曲以外にも軽快なビートにブラスが絡む「ガール・ライク・ユー A Girl Like You」、エディ・ブリガティのヴォーカルで「高鳴る心 How Can I Be Sure」など実験的なオリジナル曲に、スティーヴィー・ワンダー「太陽のあたる場所 A Place in the Sun」のカヴァーと聞き応えのある曲が満載のアルバム。アルバム・チャートでも全米5位を記録しています。

72年のバンド解散後も、ヴォーカルのフェリックス・キャバリエは、ソロで作品を作り続け、88年には一時グループを再結成しました。

GROOVIN’ Young Rascals 1967
Groovin’ on a Sunday afternoon
Really couldn’t get away too soon
I can’t imagine anything that’s better
The world is ours whenever we’re together
There ain’t a place I’d like to be instead of
Movin’ down a crowded avenue
Doin’ anything we’d like to do
There’s always lots of things that we could see
We could be anyone we’d like to be
And all those happy people we could meet just
Groovin’ on a Sunday afternoon
Really couldn’t get away too soon
No, no, no, no
We’ll keep on spendin’ sunny days this way
We’re gonna talk and laugh our time away
I feel it comin’ closer day by day
Life would be ecstasy
You and me endlessly
Groovin’ on a Sunday afternoon
really couldn’t get away too soon
No, no, no, no
ソングライター: Edward Brigati / Felix Cavaliere
GROOVIN’ 歌詞 © Royalty Network, Sony/ATV Music Publishing LLC, Universal Music Publishing Group, Warner Chappell Music, Inc
対訳 Kuni Takeuchi
グルーヴィン、日曜の午後
あまりにも早く過ぎてしまうのは惜しい
これ以上の幸せは考えられそうもない
二人が共にいれば世界は僕らのものさ
他のところに行きたいなんて思わない
雑踏の中を歩きながら
二人で好きなことをやるのさ
いつだっていろんなものが見れるし
僕らは誰でも好きな人になれる
そして僕らが出会う幸せな人々は皆
感じてる、日曜の午後に
あっさりと過ぎてしまうのは惜しい
ノーノーノーノー
天気の良い日はずっとこうして過ごそうよ
語り合い、笑って時を過ごそう
そんな時が日1日と近づいてくる
人生はエクスタシーになるだろう
君と僕が永遠に一緒なら
感じてる、日曜の午後に
あっさりと過ぎてしまうのは惜しい
ノーノーノーノー
グルーヴィン、グルーヴィン
エドサリバン・ショーでのライブ。

という感じで、ヤング・ラスカルズをピックアップしていたら、なんと今週のサンソン(山下達郎のサンデー・ソングブック)は、ヤング・ラスカルズのドラマー、ディノ・ダネリDino Danelliの追悼特集で、びっくり。なんか、そんな気がしていたんですよ。曲を取り上げろと言われているような。たまに、こんなことがありますね。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#325

コメント