音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。
今回は、「ローズ・ガーデン Rose Garden 」リン・アンダーソン Lynn Anderson をピックアップ。
ローズ・ガーデンは、リン・アンダーソンののびやか歌声が耳に残るカントリー・ソングの名曲。作曲は、ジョー・サウス。自身のアルバム『Introspect』(1968年)にも収録していますが、リン・アンダーソンのシングルがリリースされると全米3位、カントリーチャートでは第1位を大ヒットに。同名のアルバムもゴールド・ディスクを獲得し、カントリー部門で最優秀女性歌唱賞を受賞しています。リン・アンダーソンは、日本では「ローズ・ガーデン」だけの一発屋と思われがちですが、カントリーシンガー・リズ・アンダーソンの娘でアメリカではカントリーやポップ・チャートで何十曲ものヒットをチャートインさせる人気シンガーなのです。
Rose Garden (Single Version)
Rose Garden Lynn Anderson 1968
[Chorus]
I beg your pardon, I never promised you a rose garden
Along with the sunshine there’s gotta be a little rain sometime
When you take you gotta give so live and let live or let go
I beg your pardon, I never promised you a rose garden[Verse 1]
I could promise you things like big diamond rings
But you don’t find roses growin’ on stalks of clover
So you better think it over
Well, if sweet talkin’ you could make it come true
I would give you the world right now on a silver platter
But what would it matter?[Pre-Chorus]
So smile for a while and let’s be jolly
Love shouldn’t be so melancholy
Come along and share the good times while we can[Chorus]
I beg your pardon, I never promised you a rose garden
Along with the sunshine there’s gotta be a little rain sometime
I beg your pardon, I never promised you a rose garden[Verse 2]
I could sing you a tune and promise you the moon
But if that’s what it takes to hold you, I’d just as soon let you go
But there’s one thing I want you to know
You better look before you leap, still waters run deep
And there won’t always be someone there to pull you out
And you know what I’m talkin’ about
曲名のローズガーデンには、バラ園の他にバラ色の生活、安楽な生活、という意味があるそうです。
ということで、いつものぶろっこり訳です。恐縮です。
バラ色の日々
ごめんなさいね、あなたとバラ色の日々を約束したわけじゃないの
晴れていたのに、雨が降ることだってある
手に入れたいなら与えることも必要、生きて活かされて できなければお別れね
ごめんなさいね、あなたと平安な生活を誓ったわけじゃないから
大きなダイヤの指輪なら 約束できるけど
クローバーの茎から薔薇は咲かないもの
よく考えてみてよ
甘い言葉で願いが叶うのなら、すぐにこの世界をあなたに捧げるわ
でも、それが何になるというの
だから、しばらくは笑顔で暮らしましょう
恋は憂鬱にするもんじゃない
一緒に楽しい時間を過ごすだけよ
ごめんなさいね、あなたとバラ色の日々を約束したわけじゃない
陽が差す日もあれば 雨の日もある
ごめんなさいね、あなたと平安な生活を誓ったわけじゃないの
あなたに歌を歌ったり、月をあげたりすることはできるけど
そうしなければ一緒にいれないのなら、もうお別れね
でも分かってほしいのは
飛び込む前によく見ること 静かな流れは底が深い
あなたを助けてくれる人が いつも近くにいるとは限らない
私の言っていること、分かるでしょ
だから、しばらくは笑顔で暮らしましょう
恋は憂鬱にするもんじゃない
一緒に楽しい時間を過ごすだけよ
ごめんなさいね、あなたとバラ色の日々を約束したわけじゃない
陽が差す日もあれば 雨の日もある
ごめんなさいね
訳してみるとなかなか厳しいお言葉。ぶろっこりはてっきりバラの園で出逢ったふたりみたいな歌詞だと思ってました。
私たちにとってはカーペンターズでおなじみの「トップ・オブ・ザ・ワールド」ですが、オリジナルはリン・アンダーソンのヴァージョンです。1973年にカントリーチャートで2位、ポップチャートでも74位を記録しています。こちらも、なかなか味わいが深いですね。
これもまた有名な話ですが、「ローズ・ガーデン」は、あの南沙織が歌って大ヒットした「17歳」のモチーフになった曲と言われています。聴き比べてみてください。
アルバムでは、原曲のカヴァーも歌っていますね。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
それでは、また。#388
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