音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。
気がつけばもう8月も終りですね。そういえば夏らしいこと何にもしてなかったなあ。もう少し夏を楽しみたい、「夏よ、終わらないで」ということで今回は、「オール・サマー・ロング All Summer Long」 ザ・ビーチ・ボーイズ The Beach Boys 1964年 をピックアップ。
60年代前半に若者のあいだで流行したサーフィンやホットロッド(カスタム・カー)をテーマにした夏らしい音楽を「サーフィン・ホットロッド」と呼ぶこともありますが、まさにそれをテーマにしてひと夏の思い出を綴った曲です。
アルバム「All Summer Long」1964
1964年、全米4位となったアルバム。ビーチ・ボーイズ初の全米1位「アイ・ゲット・アラウンド I Get Around」収録。
アルバムA面1曲目が「アイ・ゲット・アラウンド I Get Around」続いて「オール・サマー・ロング All Summer Long」。
All Summer Long The Beach Boys 1964
Sitting in my car outside your house
(Sitting in my car outside your house)
Remember when you spilled coke all over you blouseT-shirts, cut-offs, and a pair of thongs
(T-shirts, cut-offs, and a pair of thongs)
We’ve been having fun all summer long
(All summer long you’ve been with me)
I can’t see enough of you
(All summer long we’ve both been free)Won’t be long until summer time is through
(Summer time is through)
Not for us nowMiniature golf and Hondas in the hills
(Miniature golf and Hondas in the hills)
When we rode the horse we got some thrills
Every now and then we hear our song
(Every now and then we hear our song)
We’ve been having fun all summer longWon’t be long until summer time is through
(Summer time is through)
Not for us nowEvery now and then we hear our song
(Every now and then we hear our song)
We’ve been having fun all summer long
We’ve been having fun all summer long
(We’ve been having fun all summer long)
We’ve been having fun all summer long
(We’ve been having fun all summer long)
We’ve been having fun all summer longBryan Wilson / Mike Love
いつものぶろっこり訳です。
オール・サマー・ロング ひと夏の間ずっと
キミの家の前に車を停めてた時
覚えてる? キミはコークをひっくり返してブラウスはびしょ濡れTシャツとカット・オフ・ジーンズにビーチサンダル
ボクらは夏を思いっきり楽しんだ(夏の間じゅう キミはボクとずっと一緒)
でもまだキミって わからない
(長い夏も、ボクら二人とも好きにやってた)
夏の終りももうすぐ
(夏が終わる)
でもボクらの夏は終わらないミニチュア・ゴルフにホンダ・バイクの集まる丘
乗馬はドキドキだった
今日も明日もこれからも ボクらの歌を聴こう
この夏 ボクらは思いっきり楽しんだ夏が終わりはもうすぐ
(もう夏が終わる)
でも、ボクらは終りじゃない
いつも流れてたボクらの歌
聴いている間は 終わらない楽しかったこの夏はずっと
こちらの訳もご覧ください。
映画『アメリカン・グラフィティ American Graffiti 』のエンドロールで主人公の4人のその後が説明されます。いまや青春映画の定番といったエンドロールですが、ここで流れるのが「オール・サマー・ロング」。まだ僕らの夏は終わらないという歌詞が、逆に終わってしまった青春時代という思いを強くさせるんじゃないでしょうか。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
それでは、また。#405
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