音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。
今回は、「アイ・ラヴ・ロックンロール I Love Rock ‘n’ Roll 」ジョーン・ジェット Joan Jett、 アローズ The Arrows、ブリトニー・スピアーズ Britney Spearsをピックアップして聞き比べ。
「アイ・ラヴ・ロックンロール I Love Rock ‘n’ Roll」は、アローズのアラン・メリル Alan Merrill が1975年に書いたロック・ナンバーで、彼自身のレコーディングがオリジナルとなります。しかしこの曲を有名にしたのは1982年、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツのカヴァーですね。
さてアローズが1975年にリリースしたオリジナルは、作詞作曲のアラン・メリルがリードボーカルとベースを担当しています。メリルは、ローリング・ストーンズの「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」に対するアンサー・ソングとして書いた曲だと言っています。
「アイ・ラヴ・ロックン・ロール」アローズ
シングル『I Love Rock ‘n’ Roll』1975年
アラン・メリルと聞いてピンとくる方はかなり年配のマニアかも。
アランは、ジャズ・シンガーのヘレン・メリルの子でニューヨーク生まれ、1966年からバンド演奏を始め、1968年には来日してバンド活動、渡辺プロと契約し日劇ウエスタン・カーニバルや帝劇、日比谷野音、大阪万博などのステージに。1971年武道館のザ・タイガース解散公演の前座を務め、1stソロ・アルバム『ひとりぼっちの東京 Alone In Tokyo』をリリース。TBSの『ヤング720』にレギュラー出演したり、JUN、『主婦の友』、『an・an』、『non-no』のモデルとしても活動していました。1972年近田春夫・金沢ジュンと共に、バンド「ゴジラ」を結成、各種セッションにも参加。TVドラマ『前略おふくろ様』の挿入歌を歌ったりTVドラマ『時間ですよ』に出演するなど活躍していました。1974年に渡英しアローズ The Arrows を結成するも、1977年シングル6枚とアルバム1枚を残して解散します。しかし、このときリリースしたシングル「アイ・ラヴ・ロックンロール」のカヴァーが全米1位を記録する世界的大ヒットとなるのですね。その後もいろいろと活動していましたが、残念なことに2020年新型コロナウイルス感染症により69歳で死去しています。
「アイ・ラヴ・ロックン・ロール」ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ
アルバム『I Love Rock ‘n Roll』1982年
ジョーン・ジェットは、ガールズバンド「ザ・ランナウェイズ」や、「ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ」などで知られるシンガー・ギタリスト。2015年に『ロックの殿堂』入りを果たす女性ロッカーの代名詞的な存在です。
ジョーン・ジェットは英国ツアー中、テレビでアローズの「アイ・ラヴ・ロックンロール」の演奏を見て、セックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズとポール・クックとレコーディングし「You Don’t Own Me」のB面で1979年にリリース。さらに1981年には自身のバンド、ザ・ブラックハーツと一緒に再レコーディング。このバージョンが７週間連続の全米1位を獲得しプラチナ・レコードの認定を受ける大ヒットになります。
この「アイ・ラヴ・ロックン・ロール」1982年のMVは、初期のMTVでヘビー・ローテーションされました。ぶろっこりも嫌というほど見ましたけど。でも、そのたびに引き込まれるんですよね。もともとカラーで撮影されたのに、ジェットが自分の赤い革のジャンプスーツの色を気に入らず白黒に変換したんだとか。カラー版も見れるけどモノクロが正解。
I Love Rock ‘n’ Roll Joan Jett 1981
[Verse 1: Joan Jett]
I saw him dancin’ there by the record machine
I knew he musta been about seventeen
The beat was goin’ strong
Playin’ my favorite song[Pre-Chorus: Joan Jett]
And I could tell it wouldn’t be long
‘Til he was with me, yeah, me
And I could tell it wouldn’t be long
‘Til he was with me, yeah, me, singin’[Chorus: Joan Jett & Ricky Byrd & Gary Ryan]
I love rock ‘n’ roll
So put another dime in the jukebox, baby
I love rock ‘n’ roll
So come and take your time and dance with me[Verse 2: Joan Jett]
He smiled, so I got up and asked for his name
“That don’t matter,” he said, “‘cause it’s all the same”
Said, “Can I take you home where we can be alone?”[Pre-Chorus: Joan Jett]
And next we were movin’ on
He was with me, yeah, me
Next we were movin’ on
He was with me, yeah, me, singin’
See upcoming rock shows
Get tickets for your favorite artists[Chorus: Joan Jett & Ricky Byrd & Gary Ryan]
I love rock ‘n’ roll
So put another dime in the jukebox, baby
I love rock ‘n’ roll
So come and take your time and dance with me[Guitar Solo]
[Pre-Chorus: Joan Jett]
Said, “Can I take you home where we can be alone?”
Next we were movin’ on
He was with me, yeah, me
And we’ll be movin’ on and singin’ that same old song
Yeah, with me, singin’[Chorus: Joan Jett & Ricky Byrd & Gary Ryan]
I love rock ‘n’ roll
So put another dime in the jukebox, baby
I love rock ‘n’ roll
So come and take your time and dance with me[Outro: Joan Jett & Ricky Byrd & Gary Ryan]
I love rock ‘n’ roll
So put another dime in the jukebox, baby
I love rock ‘n’ roll
So come and take your time and dance with
I love rock ‘n’ roll
So put another dime in the jukebox, baby
I love rock ‘n’ roll
So come and take your time and dance with
I love rock ‘n’ roll
So put another dime in the jukebox, baby
I love rock ‘n’ roll
So come and take your time and dance with
I love rock ‘n’ roll
So put another dime in the jukebox, baby
I love rock ‘n’ roll
So come and take your time and dance with me
このところサボりっぱなしの和訳、今回も和訳付きの動画でどうぞ。
ブリトニー・スピアーズ「アイ・ラヴ・ロックン・ロールI Love Rock ‘n’ Roll」
アルバム『ブリトニー Britney』2002年
自身が主演する映画『ノット・ア・ガール Crossroads』2002年で、スピアーズ演じるルーシーがカラオケバーでこの曲を披露するシーンがあります。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
それでは、また。#466
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