先日、人気沸騰中の細田守監督アニメ、「竜とそばかすの姫」と見に行きましたが、
その後、怒りに近い、イライラした気持ちを感じてしまい、
レビューを書くことができませんでした。
歌の美しさに、涙が出ましたが、
それもすぐに乾き、
いつも、
良い映画を見た後に感じる、心の満足感がありません。
レビューを見てみると、
なんと3.2くらいの低さ❗️
どうして?????
低いレビューをつけている人たちの文章を読んでいて、
私も、言葉にならなかった、自分の中のモヤモヤがはっきりとしてきました。
私が、一番、怒りを感じたのは、
主人公の少女「すず」が、
そばかすの可愛くない女の子という設定そのものです。
外見で、キャラクターを設定すること自体に怒りを感じました。
一番の親友は、
「あなたが誰とも話せず、一人ぼっちだから、私が友達になってるのよ。」
と上から目線。
そんなのって、友達ですか?????
VRの世界では、
「すず」は、美しい歌姫のBELLとして、
もてはやされています。
そして、クライマックスでは、
問題を解決するために、
「(可愛くない)真実の自分を、みんなに披露するんだ❗️」
と、「すず」に告げる、ボーイフレンド。
「(可愛くない)姿をさらしたら、もうBELLとしての名声が失われてしまうから、
やめなさい❗️」と叫ぶ、親友?の女の子。
美人でなければ、人に愛されない?
そんな物語のメッセージに、怒りを感じました。
どんな人も美しいというのが、
究極のダイバーシティではないのでしょうか?
VRの世界で、BELLのファンだった人たちは、
彼女の歌ではなく、外見(ディズニーのプリンセス)を愛していたのでしょうか?
また、美しいかどうかというのは、
セルフエスティーム
(ありのままの自分を大切に思うこと)に、
深く関わります。
ありのままの「すず」が、美しいんだよ!
友達なら、
恋人なら、
それを伝えるべきだと思います。
他にも、危険なメッセージがたくさんありましたので、
次回に続きます。。。。。。
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