2021年4月16日のNHK、ウェブニュースです。
「周りと同じじゃないといけない、という環境では、安心して自分を表現できません。自分のありのままを表現でき、他人のありのままも受け入れる経験をしてほしい」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210416/k10012974451000.html— NHKニュース (@nhk_news) April 16, 2021
【僕がスカートをはく理由】
スカートで登校する男子高校生、久保さんの記事がありました。
久保さんの、さわやかさに、あまりにも、感動したので皆さんにシェアします?????
広島県安芸太田町の県立加計高校の男子学生です。
学校内のポスターには、
加計高校は、LGBTの視点を取り入れ、
制服をリニューアル。
男女ともに、
パンツ/スカート、 ネクタイ/リボン の
選択・組み合わせ自由。
「選べる」ことを大切にします。
とあります。
久保さんは、LGBTQ+のカミングアウトというわけではありません。
ごく普通にファッションの1つとして着ているのです。
背も高く、どちらかというと、男性らしい外見です。
きっかけは、何気ないことで、
SNSでスカートをはいている男性を見て、
「めちゃくちゃ似合ってる。自分もはいてみようかな。」と。
「何も違和感はありませんでした。」と。
久保さんのお母さんもすごくて、
息子から制服の1万5千円もするスカートを買いたいと言われたとき、
「へーと思って聞いてました。
外国ではスカートをはく国もありますよね。
小さな時から何にでも好奇心旺盛な子だから。」と、
誕生日のプレゼントで買ってあげたそうです。
見ていて、気持ちがいいのは、
スカートをはいて、自転車で通学する姿も、
教室で友人たちと勉強している姿も、
「男子がスカートをはいてる❗️」
という、
ビックリ感が何も無くて、
久保さんが、
ふつーに❗️していることです❗️
おまけに、髪も伸ばしています。
病気などで、髪の毛を失った人に、「ヘアドネーション」をするためだそうです。
校則で、
「男子生徒は髪を短く。」とかある学校は、
完璧に久保さんに、負けてます(笑)。
「もっと女性らしい服を着たら」という、
日本の同調圧力を、
「へ」とも思っていない、
すがすがしさ❗️
外から押しつけられる、「らしさ」など、
普段感じている違和感を、
社会の授業でプレゼンしたりしています。
そして、
なんと同級生にも変化が❗️
中学生の頃から引っ込み思案だったという、木下さんという女子は、
久保さんを見ていて、次第に積極的になっていき、
生徒会に入ったり、学校行事を盛り上げたりと、
自分をオープンに出すことが、
できるようになってきたそうです。
男子生徒の佐々木さんも、
久保さんの存在がシゲキになって、
学校外のイベントや、地域の町おこしにもm、
積極的に参加するようになったそうです。
「久保さんの活動的な姿を見て、自分も自由にやってもいいんだ❗️」
という感情がわいて出てきたということです。
「久保さんは、ステレオタイプな『らしさ』の枠を取り払うことで、
『自分らしさ』を認め合っていきたいと考えています。」(NHK)
社会には、まだまだ「らしさ」の同調圧力が多いです。
「男らしさ」「女らしさ」「母親らしさ」「父親らしさ」
「先生らしさ」などなど。
この「らしさ」で、
どれだけの素晴らしい個性が、摘み取られていることだろうと思います。
久保さんが、
「自分らしさ」を、
気負わず、自然に出している姿に、
涙が出ました。
もし、人の目を気にしないでいいのなら、
ありのままの私らしさって何だろう?
と、考えるきっかけをもらいました。
皆さんの感想をぜひぜひ、お聞かせください。
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