【映画「ドリーム」 原題 Hidden Figures ・NASAで黒人の女性が活躍・学校で見せたい?】

Candy's Review

【映画・ドリーム・原題 Hidden Figures 】 見ました❗️

3人の黒人の女性を主人公にした、驚きの映画でした❗️

「何かいい映画ない?」と、友だちに聞いたときに、
”You’ll like ’Hidden figures’.”

と勧められたのですが、
ググってみると、三人の黒人女性の写真。

“Is it a movie like ‘Green Book’?” と聞くと、
“Sort of ….”

と、満面の笑顔で???
”I’m sure you really like it.?
Look at the back of the three ladies.”?

おおおー、後ろには、NASAのロケットの打ち上げの写真があるではありませんか❗️
SFが大好きな私にぴったりかも、
でも、この普通の三人の黒人女性がどんなふうに、NASAの仕事を助けるのでしょうか????

楽しみ、でも普通の感じかな?と見始めましたが、

 

感動?????

 

でした❗️

ぜひぜひ、みなさんも、ごらんください?????

この女性たち、
ただ者ではありません❗️

なんと、数学の天才なんです❗️

2017年の作品です。

舞台は、
1961年のアメリカ南東部バージニア州ハンプトン。
アメリカ、特に南部では、
白人と黒人(有色人種も含みます)の差別的な分離政策が行われていた時代。

優秀な黒人女性たちが、
NASAの研究所で
計算手として働いていました。

ソ連の人工衛星スプートニクの打ち上げのショックで、
アメリカ国内では、
ソ連を追い越して、
世界で最初に有人宇宙船を打ち上げなければならないと、
科学者、技術者たちにプレッシャーがかかっていました。

同僚の白人たちから、白い目で見られ、
トイレも800mも遠くの、黒人専用トイレしか使えない、
同じコーヒーサーバーも使えない、
資料は、黒く塗りつぶされて仕事ができない。

そんな状況の中で、
時代の先端を読みながら、

どの研究者よりも、先を切り開いていく彼女たちの姿に、

感動して、涙がとまりませんでした?????

白人の中にも、
普通に差別の意識の無い、明るい人がいたり、
さまざまなエピソードが、
胸を打ちます。

しかも、これは実話を元に作られています。

作家のマーゴット・リー・シェッタリーは
彼女たちへの取材を行いながら、『ドリーム』の原作
『Hidden Figures:
The American Dream and the Untold Story
of the Black Women Mathematicians
Who Helped Win the Space Race』のリサーチを進めました。

この作品は出版前の段階で、映画化のオプションが取得されたそうです。

アカデミー賞の授賞式には、90歳を超えていた実在の主人公が、登場してくれました。

女性の社会参加が少ない時代、
しかも、黒人であるという、二重の、苦難をいかに乗り越えていくのか。
どうぞ、映画を思い切りお楽しみください。

とっても勇気がわいてきて、
何度も、何度も、見たくなる映画です❗️

前日、ちょうど
「宇宙兄弟」を再度見たばかりでした。
宇宙飛行士には、光が当たりますが、
その陰には、このような人たちの人生への冒険物語があったのです。

Hidden Figures

Hidden は、隠された、表に出ていない、と言う意味で、
Fifures は、人物、人の形、そして、数学の数字などの意味もあります。

「ドリーム」という簡単な日本語のタイトルを超えるような素晴らしい映画です❗️

映画「遠い空の彼方に」も思い出しました。
こちらも実話で、書籍の邦訳は「ロケットボーイズ」
原題は、’October Sky’
スプートニクが打ち上げられた宙です。

「ドリーム」を見終わって、私が一番好きだったセリフは、
上司から、「いつか月に行けるかな?」と聞かれたときに、

3人の女性の一人、キャサリンが、

“We are already there, sir.”

と答えた、輝くような瞬間です?????

ぜひ、生徒たちに見てもらいたい。

人種差別、女性に対する差別、そんな歴史も学んでほしい。

そして、生きることを励ましてくれる映画です?????

私は、原作のオーディオブックを購入して聞いています。
なんと、10時間48分もの長編です(笑)

洋書を読まれるのもいいと思います。

ぜひぜひ皆さんもごらんになって、感想を教えて下さい?

 

 

 

 

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