デンマーク視察でご一緒した、宮下千穂さんが、
いよいよフリースクール 「ヒミツキチ森学園」を開校されます❗️
千穂さんは、あふれるような愛情と、行動力を合わせ持った、素晴らしい女性❗️
あの、デンマークでの思いを、現実に形にして作られている、情熱❗️とパワー❗️に心から共感いたします。
デンマークでの楽しかった思い出がよみがえります(*^_^*) 千穂さん、おっちょこちょいの私にどこまでも、優しく付き合ってくださって、ありがとう(*^_^*) 私より若いのに、私より大人に思えました。千穂さんのことを、「matured 」って言ったら、ちょっとmatured という単語が話題になりましたね(笑)
宮下千穂さんからのメッセージ
” 自分のどまんなか ” で
生きる力をはぐくむ
へようこそ。
” 自分のどまんなか ” は、
心からワクワクすることかもしれないし、
本当に自分の心が震えることかもしれないし、
心地いい心の場所かもしれないー―
ー逗子・横須賀エリア長者ヶ崎ー
2020年4月開校
現在、クラウドファンディングで、皆様の支援と励ましを募集中です❗️
皆さんも、千穂さんの夢に加わりませんか?
クラウドファンディングは、次のリンクからどうぞ。
https://readyfor.jp/projects/himitsukichi
ヒミツキチ森学園って?
ヒミツキチ森学園ではオランダのイエナプラン教育とデンマークの教育の指針を土台にしつつ、日本の学習指導要領や日本の教育と融合した形をベースに、「生きる力」や「学び方を学ぶ力」をはぐくみます。
生きる力をはぐくむための4つの柱
共創
対話
リフレクション(内省)
自分を知る
教える人は”先生”だけとは限りません。先生が全て教えるのではなく常に問いを投げかけ、問いを引き出す役割をします。
そしてクラスは1~3年生、4~6年生の異学年混合学級。ここでは、”誰かが誰かよりも何かを知っていること”も、”誰かが誰かより何かを知らない”ということも当たり前の光景。大人の社会と同じように異年齢の人たちと共に学び、教える立場も教えてもらう立場もサイクルの中で経験していきます。
その中で、”分からないことや人に聞くことは恥ずかしいことではない”というメッセージを体感で理解し、お互いに教え合うことも日々当たり前に起こる環境の中で、共創というものを言葉でなく肌で体感して理解していくのです。
クラスの運営について話し合うとき、自分の意見を発表するとき、あらゆる場面において、円になってクラス全員の顔が見えるサークルで対話をするサークル対話で共有をします。
自分の気持ちを皆に伝えるとき、自分の意見を押し付けるでもなく、何でも受容してしまうのでもなく、本当に意味のある話し合いをする力をここで身につけていきます。
さらに、自分のワクワクしていることをマイプロジェクトの時間で掘り下げたり、一週間のはじまりに自分で時間割を組み立てたりする中で、大切なのはその後にリフレクション(振り返り)をすること。
実際にやってみてうまくいったのか、いかなかったのか。
そこから何を感じたのか。
どうすれば次につながるのか。
その時の自分の感情はどんなものだったのか。
自分の心の声に耳を傾け、そこからまた次に向かうアクションを自分で確立していきます。
こういった時間の中で自分を知り、自分が本当に好きなこと、夢中になるものを見つけたり、逆に苦手なことは誰にどう助けを求めたらいいのかを知っていきます。
何でも一人でそつなくこなすオールラウンダーでなくたっていい。これからの社会に向け、対話を通して共創でつくられていくことを学んでいく場にしていきます。
ヒミツキチ森学園での一日
朝と終わりのサークル対話(リフレクション)
一日のはじまりと終わりもまたサークル対話で、自分が今日感じたこと、疑問に思ったことをクラスの皆と共有します。金曜の終わりには、一週間を振り返っての気付きをまとめ、翌週の学習計画表に活かしていきます。
学習計画表
どの教材がいいのだろう?どのくらい時間をかけたらいいのだろう?学ぶのに心地い場所は?先生が一方的に用意された答えを教えることはしません。自分が一番自分らしく学べる学び方を、先生と相談をしながら組み立てていきます。
ワールドオリエンテーション
テーマに沿って「自ら興味の種を見つけたり問いを生み出す力」を身につけ、自分が気になったことをどんどん探求していくテーマ学習の学び方です。単純な暗記やインプットではなく、子どもたち自身が自ら問いを立て、自ら探求し発表していきます。
横須賀SYOKUーYABO農園の無農薬野菜・無化学肥料 “こころとからだが喜ぶ” 給食
大切に育てられた野菜を完全無化学肥料の調味料で料理された給食を。身体も健やかに大事にすることで、自分自身をもっと大切にする感覚と、本当に持続可能な地球の取り組みをしっかりと伝えていきます。
マイプロジェクト
限られた時間で自分はどんなことにチャレンジしたいのか?どんなことを探求したいのか?リフレクション(内省)と連動しながら、月ごとに自分のプロジェクトを進めていき、発表サークルを通して、より自分の探求したいテーマを見つけていきます。
チャレンジをたくさんして、失敗して、本当に自分の心が震える場所を感じられる機会を作っていきます。
6年間、毎日ワクワクしながら
秘密基地に通うように学校に通い、学び方を学ぶ。
それは、学力や学歴でははかることの出来ない、
まさに”生きる力”になります。
私たちは、そんな子どもたち一人ひとりが
” 自分のどまんなか” を輝かせて生きてくれることを願っています。
ごあいさつ
ここまでページをご覧いただきありがとうございます。「ヒミツキチ森学園」代表の宮下 千峰と申します。
なぜ私たちがこの学校をオープンしようと思ったのか。その想いとこれまでの歩みをお話させてください。少し長くなりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
ー教育現場で感じた、違和感。
「今、目の前の子どもたちに本当に必要なことは?」
私は以前、株式会社LITALICOという会社で幼児教室の先生として働いていました。授業を通じてその子どもが持つ一番光っているものを一緒に探したり、生きづらさを抱えている部分を一緒に因数分解したり、子どもの成長を家族と共に見守っていました。
ですがある日突然、ものすごい違和感を感じてしまったんですね。
子ども一人ひとりの輝く部分をしっかりと捉えようとしている一方で、小学校を見据えて45分間着席出来ることを求めたり、私たちの世界でベーシックな”言葉”でのコミュニケーションの練習に知らず知らずの内に焦点が当たっていたり。
そこにはどうしても、”今ある既存の教育のシステムに順応できるため”という前提がありました。
「本当にこの前提は正しいのだろうか?」「今ある既存の教育システムに順応できるようにすることが、今目の前の子どものためになるのだろうか?」「これはいったい、誰のための授業なんだろう。」
私はその違和感をどうにも解消できなくなっていきました。
色んな人に相談をしている中で、色んな人の口から「デンマーク」という名前が聞こえてくるようになりました。不思議なことに、目にする本やネットでもなぜか「デンマーク」という文字が。
ーー”今このタイミングでデンマークに呼ばれている。”
この直感を信じ、一度会社を退職するとデンマークに旅立ちました。
ー「学校とは”生きる力”を育む場所である」
デンマークとオランダで気が付いた教育の本質
デンマーク、そしてイエナプランの視察でオランダを訪れました。そこで出会った子どもたちの目の色を見たとき、教育の本質とは「生きる力を育む場所である」ということに気付き、涙が止まりませんでした。
デンマークが特別ものすごいカリキュラムで進めているとか、特別すごい先生がいるとか、すごいシステムや教材があるというわけではありませんでした。
そこにあったのは、純粋にただただ”国”の中に「学校は生きる力を育むところだ」という認識があり、「あなたが幸せになることを、もっとどんどんやりなさい」というメッセージをもって教育に関わっている姿、学校で子どもたちが対話をして共創しているその時間。
そして、教室で子どもたちがしていることをそのままデンマークの国づくりの上において、大人が全く同じことをして国を創っている姿でした。
ー今、日本の子どもたちと時代が
本当に必要としている教育を
日本でも同じように「生きる力を育みたい」と考え一生懸命トライしている先生や学校はたくさんいます。でもそれ以上に先生に「余白」の時間がなかったり、学校や国全体で改めて焦点を向ける機会が少ないために、大切なことが置いてけぼりにされてしまっている現状があります。
一方で、日本の学習指導要領は、とてもよく考え作り込まれています。丁寧に読み込んでみると書かれていること、目指している世界は、デンマークやオランダとほぼ変わりませんでした。よく考えられとても美しく体系化されているのです。
だからこそ、デンマークやオランダの教育をそのまま直輸入するのではなく、この国の歴史や背景を知った上でこの新学習指導要領のエッセンスとうまく掛け合わせることで、本当の意味で「今ここ”日本”において子どもたちと時代が必要としている教育」の体現が出来るのではないか。
そう確信し、2018年の3月にヒミツキチ森学園プロジェクトを仲間と共に立ち上げました。
きっとここからうねりは起こる。
“プロジェクトチームと共に開校すること”
を目指してきたこれまで
色々な人の視点や想いが掛け合わさることで生まれる化学反応を大切にしたい。そして、もっと学校や教育を自分ごとで捉え一緒にアクションを起こしてくれる仲間を全国に増やし、「自分のどまんなか」を見つめ直すきっかけや何かギフトできるものが循環していくことが出来ればー。
その想いを胸に、現在250名を超えるたくさんの仲間と共に、2020年の開校を目指して活動をしてきました。
2018年3月21日 ヒミツキチ森学園プロジェクト キックオフ
季節外れの雪の降った春分の日。プロジェクトチームがスタートしました。
2018年5月 ヒミツキチ定期イベント「教育のミライ」スタート
仲間と共に「共創」して、みんなでつくる学校にする。そのために、私たちがの想い全身全霊で伝えるイベントをスタートしました。1年2ヶ月でプロジェクトメンバーは20人から255人に!
ヒミツキチ森学園で取り入れる授業内容を体感いただいた方の感想
本当にいろんな人がいるんだな!って気が付きました。そして、このグループにいる全員が自分の良いところを発揮してる!役割を決めたわけじゃないのに自然と、みんなが自分の得意を出し合って、補い合っているなあって感じました。
こんな授業があったらクラスのみんなの良いところを発見できて、大好きになっちゃうなあってとっても素敵な気持ちになりました。
それから、自分の得意は、そして自分の苦手は何なのかもよく見えました。
スタッフの方が仰っていた言葉で、「自分の苦手は誰かの得意、誰かの苦手は自分の得意」これは、教育だけじゃなく大人たちが生きる世界でも本当に大切なことだと思います。
説明されなくてもそれを感じることができました。“感じる”と説明されるより深く、自分なりに、理解することができると思います。教育って本当に深いなあ。
2018年8月 初めてのサマースクール開催
運命的に出逢ったまさに秘密基地のような場所、横須賀SYOKU-YABO農園の一角で子どもたちと秘密基地をつくるイベントを開催。
2018年11月 オータムスクール
夏に子どもたちと作った秘密基地を、秋に「秋祭りの屋台」に。
2019年2月 ウインタースクール
屋台に化けた秘密基地を、冬にはRPGの世界に。
2019年3月 プロジェクト生誕一周年記念party
たくさんのプロジェクトメンバーでパンパンの会場で、一歳を迎えられたことをお祝いしました。そしてまた、みんなで開校を目指し走りきることを改めて全員で心に誓います。
2019年5月 オトナの秘密基地~リトリート~ スタート
「私たち大人も秘密基地をつくりたい!」そんな声にお応えし、オトナも秘密基地をつくりながら、大自然の中でゆっくりと自分の余白の時間を持ち、身体と心をリトリートメントする企画がスタートしました。
2019年7月 ついに校舎の物件が決定
一年半、メンバーと一緒に探すもあまりにも見つからないので心が折れそうになりかけましたが、校舎になる物件とようやく運命的な出逢いを果たします。
場所は海の真ん前!すぐ近くには給食を届けてくれるSYOKUーYABO農園もあり、まさにヒミツキチが思い描いていたような校舎と出逢いました!
2019年8月 クラウドファンディング開始 今ここ!
物件も決まり、ヒミツキチが出発する準備が整いました。あとは持続可能な校舎の改装資金が集まれば…!というところまで来ています。
共感してくれる「みんな」と共に、
再び人が集い学び繋がる場所へ生まれ変わらせたい
いただいたご支援は、学校の校舎となる一軒家をリノベーション・DIYするための一部費用として大切に活用させていただきます。(改装全体で約500万かかることを想定しています)
・床部分を補強して、畳からフローリングへ
・床部分と天井部分への断熱材設置
・トイレの改装
・壁の左官工事
・外壁のはがれている部分の修繕
・錆びている窓枠部分の修理
・校門の修理
・学校看板の製作/設置
概要
学校名:ヒミツキチ森学園 (一般社団法人PLAYFUL)
所在地:神奈川県逗子/横須賀エリア(逗子駅からバスで10分/最寄りのバス停:「長者ヶ崎」)
学校の形態:オルタナティブスクールの小学校
(近隣の公立学校にて在籍・卒業扱いとなります)
募集定員:40名(予定)
クラス編成:1~3年生 20人 4~6年生 20人 (3学年混合クラスになります)
給食:近隣のSYOKU-YABO農園から、無農薬・無化学肥料の季節を感じる給食を提供していただきます
送迎バス等:なし
指定制服・上履き等:なし
日本の教育のうねりを起こしていくベースキャンプに
これは学校のプロジェクトであり、一人ひとりの人生のドラマを応援するプロジェクトです。
私たちは、仲間と対話し、共創しながら一人ひとりが心震える「自分のどまんなか」で生きられる世界を共感してくれるみんなと共に創りたいのです。
この一歩は世界から見たらとても小さな一歩かもしれない。
今ある課題や問題点を解決するほんの一点でしかないかもしれない。
それでも私たちは、誰かが始めてくれるのを、時代が変わるのを待っているのではなく、まず自分たちの手で体現し始めてみることを選びました。
このプロジェクトが教育のうねりとして、全国で必要としている子どもたち、家族の皆様のもとに届きますように。
現在、クラウドファンディングで、皆様の支援と励ましを募集中です❗️
皆さんも、千穂さんの夢に加わりませんか?
クラウドファンディングは、次のリンクからどうぞ。
https://readyfor.jp/projects/himitsukichi
コメント