多くの生徒たちが、小学5、6年生から❗️ 塾にいっている事に驚きます。
昨日は、高校3年生が、
「そろそろ勉強しないといけないので、塾に通います。」
と言って、びっくりでした。
Σ( ̄ロ ̄lll)ぇっ!
学校は、勉強するところじゃないの?
勉強するには、塾に行かなければならないの?
日本の学校が、勉強する場所として機能していないということではないでしょうか?
牟田万希子さんに紹介してもらった、ニュージーランドの学校も、
私が視察をした、フィンランド、デンマークの学校も、
学校だけで、充分な学力がついています。
しかも、フィンランドは、世界一学力の高い国だと言われています。
フィンランドの教育視察に行ったときには、校長先生との談話の中で、
「日本では英数国は、塾に行くのが普通です。」と話すと、
驚いて、
「塾ってなんですか?
学校が終わってから、また他のところで勉強するのですか?
どうして、英数国なんですか?
美術や
音楽や
家庭科や
工作は?
大切な教科がもっとたくさんあるのでは?
日本と韓国は、教育が大変だと聞いてます。」
と言われて、
改めて、日本の学校の問題点を認識しました。
フィンランド、デンマークでは、幼稚園(保育園)から、大学院まで、教育は無料です。
しかも、大学生になると、国によって金額は違いますが、
学費無料な上に、返さなくていい奨学金が、全員に6万円から、10万円渡されるのです。
先生たちの待遇もよく、
朝の朝会もなければ、主に伝達のみの職員会議もありません。
先生たちは、それぞれ自分の教室を持っていて、自分の授業の時だけその教室に行くので、勤務時間も大雑把です。
みなさん、3時頃には、自宅に帰って、家族とヒュッゲ、趣味の登山、庭いじり、などなど自由な時間を過ごします。
採点や、事務作業は、専門の職員がいるので、
先生方は、授業のみに専念することができます。
事務処理、多くの採点、生徒指導、に追われて、夜遅くまで仕事をしていて、一クラスの人数も多い、日本の学校で、フィンランド、デンマーク、ニュージーランドのような高い学力がつかないのは当たり前ではないでしょうか?
フィンランド、デンマークは、どんな企業がそんなお金を儲けているの?
と思われる方も多いでしょうが、実は、税金や国家予算の使い方が、違うだけです。アメリカ、日本は、多くの割合が、軍事費や、大企業優遇などに使われています。
デンマーク、フィンランドでは、
ひとりひとりの
人間に
多くの国家予算が使われているのです。
日本は、もうすでに先進国ではないとみなされていますが、
まだまだ、教育や、ひとりひとりに予算を割り当てることで、
人材を育て、家庭の負担を減らし、暮らしやすい国になることが可能だと思います。そのためには、私たち国民が
政治を自分のものとして考え、
あきらめず
様々な国々の先進的な取り組みを勉強し、情報を手に入れ、選挙などを通して、優れた人を政治家にすることが大切です。
日本の選挙についての改善点も、デンマークの国会視察で勉強になりましたので、また、皆さんにシェアいたしますね。
塾など行かなくても、
ひとりひとりの子どもたちに
しっかりした学力をつける
そんな教育が日本でも実施されるように、これからも情報をお伝えしていきます????
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