音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。
フランソワーズ・アルディが6月11日、80歳で亡くなったとの訃報が届きました。60年代にフランス人歌手が米英のロックやポップスを歌うことが流行したことがありました。イエイエなんて呼ばれていました。フランソワーズ・アルディ、シルヴィ・ヴァルタン、フランス・ギャル、シェイラなどフランス語で歌われるとなぜか独特の雰囲気があって、日本でも人気でした。
ということで今回は、フランソワーズ・アルディ Francoise Hardy の代表曲「もう森へなんか行かない Ma Jeunesse Fout le Camp 」をピックアップ。

このアルバムはよく聴きました。音楽だけでなくモデルや俳優もこなすアイドルでしたが、写真やMVでもほとんど笑っているところ見たことありませんね。知的でアンニュイな文学少女の雰囲気にまいってしまいました。
「もう森へなんか行かない Ma jeunesse fout le camp 」は、フランソワーズ・アルディが1967年に発売したアルバムからの同名シングル。日本では山田太一のドラマ「沿線地図」の主題歌に使われて、ヒットしました。「岸辺のアルバム」のジャニス・イアンといい、音楽のセンスいいですね。
Ma jeunesse fout le camp は、「私の青春は行ってしまう」という意味だそうです。
Ma jeunesse fout le camp Françoise Hardy 1967
Ma jeunesse fout l’camp
Tout au long des poèmes
Et d’une rime à l’autre
Elle va bras balants
Ma jeunesse fout l’camp
A la morte fontaine
Et les coupeurs d’osier
Moissonent mes vingt ansNous n’irons plus au bois
La chanson du poète
Le refrain de deux sous
Les vers de mirliton
Qu’on chantait en rêvant
Au garçon de la fête
J’en oublie jusqu’au nom
J’en oublie jusqu’au nom
Nous n’irons plus au bois
Chercher la violette
La pluie tombe aujourd’hui
Qui efface nos pas
Les enfants ont pourtant
Des chansons plein la tête
Mais je ne les sais pas
Mais je ne les sais pasMa jeunesse fout l’camp
Sur un air de guitare
Elle sort de moi même
En silence à pas lent
Ma jeunesse fout l’camp
Elle a rompu l’amarre
Elle a dans ses cheveux
Les fleurs de mes vingt ansNous n’irons plus au bois
Voici venir l’automne
J’attendrai le printemps
En effeuillant l’ennui
Il ne reviendra plus
Et si mon coeur frissonne
C’est que descend la nuit
C’est que descend la nuit
Nous n’irons plus au bois
Nous n’irons plus ensemble
Ma jeunesse fout le camp
Au rythme de tes pas
Si tu savais pourtant
Comme elle te ressemble
Mais tu ne le sais pas
Mais tu ne le sais pas
ジャケットの日本語訳を紹介します。
もう森へなんか行かない(私の青春は行ってしまう)
私の青春は行ってしまう
詩にそって
韻から韻へ
腕をぶらぶらさせて
私の青春は行ってしまう
枯れた泉の方へ
柳を切る人達が
私の20才を刈り取る私達はもう森へなんか行かない
詩人の歌
安っぽいリフレイン
俗っぽい歌を
陽気な男の子に
夢を見ながら歌っていた
私はその名前すら忘れている
私はその名前すら忘れている私達はもう森へなんか行かない
すみれを探しに
今、雨が降って
私達の足跡を消してしまう
でも子ども達は
歌をおぼえている
でも私はそれを知らない
でも私はそれを知らない私の青春は行ってしまう
ギターの調べにのって
それは私自身から抜け出て行った
静かに
私の青春は行ってしまう
それは、錨を切って漂流した
それは、髪に
私の20才の花をさしている私達はもう森へなんか行かない
もうすぐ秋
私は春を待つ
退屈をまぎらわしながら
それはもう、戻ってこないでしょう
私の心は震えている
夜が来るから
夜が来るから私達はもう森へなんか行かない
私達はもう一緒には行かない
私の青春は行ってしまう
あなたの足どりのように
あなたが知っていたら
それがどんなにあなたに似ているか
でもあなたはそんな事は知らない
でもあなたはそんな事は知らない“フランソワーズ” 1968年 F.アルディ 24才
「もう森へなんか行かない」は、フランスのシンガー・ソングライター ギイ・ボンタンペリ Guy Bontempelli のオリジナル。歌詞の中に出てくる Nous n’irons plus au bois は、よく知られているフランスの童謡「Nous n’irons plus au bois(もう私たちは森へ行かない)」からとったもの。童謡の方は子どもたちがピクニックやキャンプなどの遊びをすることを森へ行っくと言っています。ですから、この曲は、もう子どもっぽい遊びはしない、青春は終わってしまったというような内容なんでしょうかね。いわゆる、青春との決別なんてことなんでしょうか。沁みますね。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
それでは、また。#396
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