樺沢紫苑先生の「アウトプット大全」大好きな本です。
その「アウトプット大全」を、若者にもわかりやすく解説すると言う目的で、「超(エッセンシャル)アウトプット」と言う本が出版されました。
しかし、しかし、これは若者向けだけの本ではありません。
大人が読んでも十分に価値のある、私たちの生き方をもっと良くできるという、アイデア満載の本です。
例えば、感想文を苦手な生徒だけではなく、
大人の方で、職場でプレゼンテーションをするのが苦手と言う方もいると思います。
どのような視点で感想文を書けばいいのか、
テンプレートまで準備されていて、
こんなにわかりやすく解説されてある本は他にはありません。
さらに、素晴らしいのが、
なぜ、アウトプットが大切なのか、
まさに根本の根本を教えてくれています。
私は、この本でアウトプットすることの大切さが何なのか、それが分かり、とても嬉しく思いました。
私は、ブログやYouTubeでアウトプットしていますが、
その意味がわかったのです。
ただ本を読むだけ、
ただ映画を見るだけ、
ただ新聞を読むだけ、
このようなインプットだけでは、
まず、
自分自身の記憶にも、残りにくいのです。
しかもインプットだけしていても、
相手に情報を伝えることもできなければ、
世界を変えることもできません。
アウトプットし、
行動することによって、
初めて世界を変えることができるのです。
また今回、私は「失敗を恐れない」と言うチャプターで、涙が出て止まりませんでした。
最近は、コロナのせいもあるのでしょうが、仕事がうまくいかなかったり、失敗がいくつか重なってとても落ち込んでいました。
でも、
樺沢先生は失敗は単なる実験だと言うのです。
失敗は単なるエラーであって、
成功に至るまでに必要なことなのです。
エジソンは成功した商品を作るために、2000回もの失敗を繰り返したと言っています。
失敗はチャレンジの証であり、
大切なのは、フィードバックし、成功するまで何度も繰り返すことなのです。
失敗したと言う事は行動したと言うことなので、
自分を褒めて良いことなのです。
これを読んで本当に涙が出ました?????♀️
また、
大きな目標を立てるな、
ここも驚きでした。
たいていの先生たちは大きな目標を立てなさいね、大きな夢を抱くんだよ、と言うことを子供たちにも話すのではないでしょうか。
しかし大きな夢を達成するのはとても大変なことです。
大切なのは、
今よりほんの少しレベルアップ、
ちょいムズ、
そこに挑戦して小さな夢を、たくさん達成することによって、自分に自信をつけることです。
私はこの本を読んで、
小さな夢を少しずつ達成していこうと、
気持ちが楽になり、また明るい希望が見えてきました。
そして失敗と言うのは、ネガティブなものとして受け取らず、
フィードバックして改善点を見つけたら、
失敗したというネガティブ気分は、すっかり忘れて、
次の小さな夢に向かって進めば良いだけです。
今、70%位まで読み進んでいますけれども、
これはとても良い本です。
皆さんもぜひぜひ読んでみられて、感想を教えてくださいね。
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