【洋書を読み始めたきっかけは?】
大学の英文科に入学した時、英語力をつけたいと洋書を読み始めました。
でも、高校卒業したばかりの時、自分自身のボキャブラリーが少なく、少しくらいわからない単語があっても読み進められるように、わかりやすい本を、ただそれだけの理由で、
子ども向けのファンタジーから本を開きました。
イギリスで出版された、音源入りの絵本30冊をまず購入。そして、本を読み、英語を何度も聞いているうちに
特に、The Snow Queen, The Secret Garden,
に、すっかり魅せられてしまいました。
何度、繰り返し、ストーリーを聞いたことでしょう。100回くらいは、聞いたと思います。
特に、秘密の花園 The Secret Garden では、最愛の妻、そして母を亡くし心に傷を負った父親と息子が
なぜか花園という場が持つ、不思議な力で、遠く場所を超えて、癒されていくシーンは、鳥肌がたつほど感動して、何度もうっとりと英語を聞いていました。
そして、「トムは真夜中の庭で」Tom’s midnight garden. では、過去と現在をつなぐ不思議さに涙がこぼれました。
「チャーリーとチョコレート工場」Charlie and the Chocolate Factory
「ナルニア国物語」シリーズ The chronicle of Narnia 全巻
ゲド戦記シリーズ
第1巻 「影との戦い」 A Wizard of Earthsea
第2巻 「こわれた腕輪」 The Tombs of Atuan
第3巻 「さいはての島へ」 The Farthest Shore
第4巻 「帰還 -ゲド戦記最後の書-」 Tehanu, The Last Book of Earthsea
第5巻 「アースシーの風」 The Other Wind
外 伝 「ゲド戦記外伝」 Tales from Earthsea
と読み進むうちに、すっかり、ファンタジーの素晴らしさに心をつかまれてしまいました。
それからは、洋書を読むのが、心に美味しく、ひまさえあれば本を開いて、その世界に没頭していました。
ハリーポッターシリーズは、イギリスの書店に予約して、出版されるとすぐに送ってもらい、翻訳が出る前にすべて読んでしまいました。
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Author | Philip Pullman |
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この黄金の羅針盤 シリーズは、最終巻の結末に、あまりにも心を揺さぶられ、一晩眠れませんでした。
その後は、アガサクリスティーの70冊あまりある著作のすべてを娘の影響で読むことになります。
このように、英語を学ぶことは、単に英語力を上げるためだけという小さな枠を飛び越えて、美しい文学の世界、わくわくする心踊る世界に、わたしを導いてくれたのです。
他にも、数え切れないほどの名作に出会い続けています。
これから、少しずつ、作品をみなさんに紹介していけたらと思います。
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