英語多読は、やっと今、ブームになってきましたが、
わたしは、大の洋書好きで、ずっとずっと、いつも本を離さず持っています。
Kindleが無かった頃は、ハリーポッターシリーズの辞書のように重い本をどこにでも、持ち運ばなければならず大変でした。
今は、Kindleをいつもバッグに入れて、ほんのちょっとの待ち時間にも読んでいます。
以前、YouTubeで、「洋書で英語上級者」という番組をアップしましたが、
TOEICのテストを受けたときの経験です。
TOEIC900以上の単語帳を3クールくらい繰り返し覚えて、
過去問も数種類のテキストをそれぞれ、3回くらい勉強して受けたときの結果が、
なんと、TOEICの対策を何もせずに、洋書だけ読んでたときの方がスコアが高かったのです!!!
洋書を読むことを勧めても、なかなか取りかかってくれない学生や、生徒の皆さんに、
この本は、とても参考になる!というのを見つけました。
「英語多読 すべての悩みは量が解決する!」重村一義著?
この本自体が読んでいて、とっても楽しく、
Kindleを、Eco dot に読み上げてもらって、
娘と一緒に聞いていて、二人で何カ所も笑えました。
また、わたしが生徒さんたちから受けるたくさんの質問にも答えてくれていて、
すっきりしました?????
「辞書を引きながら読んだ方がいいのですか?」
「わからない単語があったらどうしたらいいのでしょうか?」
著者の答えはずばり
「辞書は引いてはいけません?」
「辞書を引かずに読んでわからなかったら、その本は、まだ難しすぎるので、もっと理解できる簡単な絵本から読んで下さい。」
「絵本をなめるように味わって、何冊も何冊も楽しむ内に、自然と英語力がついてきて、
いつの間にか、洋書を読めるようになります。」ということです。
また、多読というのは、多視聴でもあります。
本を読むのが苦手な人は、
英語のYouTube、映画、海外ドラマの方がとっつきやすい人は、そちらから始めましょう。
ただし、映画の字幕は、ポストイットなどを貼って隠して、英語だけで聞いてください。
なので、多視聴のためにも、自分のレベルにあったところから始めましょう!!!
子ども向けのYouTubeのTVシリーズ、絵本の読み聞かせなど、魅力的なチャンネルがたくさんあります。
なぜ、英語を英語のみで身につけた方がいいのか、
それは、辞書は、辞書を書いた人の訳であって、英語そのものではないからです。
生徒さんの中で、よく「subtle は、『ささいな』という意味ですよね。」とか言う方がいますが、
そのような一つの英語の意味が一つの日本語という習得では、
例えば
” a subtle knife ” 切れ味の鋭いナイフ
” subtle expression ” 「繊細で、それにぴったりな、表現」
という英語の意味を理解できないということです。
このような、表現は英語を英語のまま、大量に、自分の中に吸収することで、
自分で自由自在に無意識に使うことができるようになるものです。
英語は、異なる世界の文化の中で生まれた、繊細で、美しい表現です。
日本語で表せない表現もあります。
自分がすっとわかる、味わいある絵本の世界から、入ってみてはいかがでしょうか?????
いつの間にか、本物の英語力がついていきますよ?
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