【「豊かさとは何か」 暉峻 淑子 (てるおか いつこ)著・ドイツに学ぶ美しい都市計画】

ワークライフハピネス

「豊かさとは何か」
暉峻 淑子 (てるおか いつこ)著を読んで、印象に残ったことは、

ドイツの街並みの美しさ、
国内の交通費の安さなどです。

 

これらのシステムは、日本でも参考にするといいなあと思いましが。

まず、街並みの美しさは、
ドイツの都市計画にあります。

住宅地では、飲料の自動販売機の設置は禁止です。
緑に囲まれた、美しい住宅地。
かつて、同僚の体育の先生が世界中のマラソン大会に参加されてましたが、
ドイツの街並みを走るときは、その美しさに感動すると、言ってらっしゃいました。

日本では、なんと県立高校にまで、自動販売機が設置されていて、
運動部の生徒が、
「先生、飲み物だけで一ヶ月の費用が馬鹿にならないんですよ。」と言ってました。
また、先生たちも、空き缶の放置や、ゴミなどに苦慮していました。

 

職住接近の政策も、
無駄な長距離通勤の必要が無く、交通渋滞からの空気の汚れもあまりありません。

また、ドイツ国内の交通費の安さは、
【半額以下や乗り放題も!ドイツ国内での格安移動手段)】
で、詳しく書いてくださっていますが、
遠くに住んでいる家族とも、頻繁に会うことができるくらい、リーズナブルな旅費だそうです。

長崎に住んでいると、
東京でのセミナーなど、出席したくても、高額の旅費がかかるので、
そう何度も、気楽に行くことができません。

娘が東京で働いていたときは、年に2回しか帰ってきてませんでした。

日本では、鉄道も、郵便も、民間にうつり、
今では、「水」さえも、民間へと考えられています。

人々の毎日の生活の基盤を、国が全ての人に平等に、かつ安心して、提供できることは、
とても大切なことだと思います。

このような、各国の様々な、人が生きやすい工夫から学ぶことは多いです。
そして、それを知ることで、日本のシステムを変えることが可能だと、
選挙で投票しても何も変わらないと、諦めている人たちも希望を持ってほしいです。

 

 

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