みなさん、私たちの魂に訴えかけるスピーチや行動力。この可愛いスウェーデンの少女のどこにそのエネルギーがひめられているのでしょうか。やっと、日本でも報道されるようになったグレタさんの活動に注目してください。私たちも地球のため、日本のため、子どもたちのために行動する勇気がわいてきます😃💕🌟💕🌟
2018年 8月 スウェーデン議会前 学校ストライキ School Strike for Climate
グレタさんが知られるようになったきっかけは、スウェーデンで総選挙が近づいていた2018年8月のスクール・ストライキ。写真のように「気候のためのスクールス・トライキ」というプラカードを掲げて、国会議事堂の前で座り込みをはじめました。座り込みは、総選挙までの2週間毎日おこない、選挙後も毎週金曜日には学校を休んで続けています。そして、それに共感し行動を共にする仲間もしだいに増えていったのです。
彼女は、このように言っています。
「地球温暖化が私たちの生存を脅かす重大な問題ならば、どうして私たちは行動しないのでしょう。」
「大人はわたしの未来になんかかまってくれない。だから、わたしがやる」
「それぞれの政府や自治体が、地球の気温上昇を2度以内に抑えるための確実な道を歩き始めるまで、この活動を続けよう」
その活動はまもなく世界中に広がり、「#FridayForFuture 」未来のための金曜日 というハッシュタグで、地球温暖化対策を求める若者を中心とした運動に発展。いろいろな大会に招かれて発言するとともにSNS等で発信を続けています。
2018年11月 TED 地球温暖化と気候変動の阻止を求めるスピーチ
2018年12月 国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)でスピーチ
2019年 1月 ダボス会議(世界経済フォーラム)でスピーチ
2019年 2月 欧州経済社会評議会(EESC)学校ストライキのメンバーと出席しスピーチ
2019年 3月 グレタの呼びかけに応じて世界各地で100万人以上の若者がデモに参加
ノーベル平和賞にノミネート
2019年 8月 国連会合に出席するためヨットでイギリスからニューヨークへ
2019年 9月 137か国計5000か所で学校ストライキ 数百万人の若者が参加
国連で初の若者気候サミット・国連気候行動サミット2019でスピーチ
彼女に関して、もうひとつ忘れてはならないことがあります。
彼女のTwitterのプロフィールは「16歳のアスペルガーの環境活動家」。
TEDの講演の中でも「アスペルガー症候群の強迫性障害、選択的無言症」と告白しています。
つまり、彼女は「コミュニケーションが苦手で、興味の対象が限定的な」アスペルガー症候群であり、「話す能力があるにもかかわらず、ある特定の場面では発言や会話ができなくなる」選択的無言症の16歳の女の子なのです。その彼女が、私たちにもできないような活動をしているということは、気候変動について本当に恐れを感じているということでしょう。
しかし、彼女は自身のFaceBookやTwitterでこうも言っています。
「アスペルガーは病気ではなく、1つの才能。」
「アスペルガーであることは私の誇りです」
「アスペルガーでなかったら、こうして立ち上がることはなかったでしょう。」
「自閉症であることは、学校や職場、いじめからの終わりなき戦いです。」
「でも、正しい環境下で、正しく適応すれば、スーパーパワーとなります。」
このように、彼女は自分の置かれた立場をポジティブに捉えています。
こういった発言や考えが、これからの人々と世界を変えていくのかもしれません。
彼女のスピーチ(動画)は、こちらの記事にまとめています。
みなさん、ぜひぜひ、シェアやお友だちにもお伝えください😃💕🌟💕🌟