• 北欧に学ぶ持続可能な世界・人生100年時代を生きるスキル・英語学習コーチング

皆様こんにちは。毎週おすすめ映画をご紹介いたします小西です。

まずはコチラの動画をご覧ください。

 

 

どうです?少し気になりましたか?

ということで、今回ご紹介するのは先日コチラの記事でご紹介した「メタルギアシリーズ」の生みの親、小島秀夫監督率いるコジマプロダクションの最新作『デス・ストランディング』です。11月8日に発売されたばかりなのですがあまりに素晴らしくどうしても紹介したくなってしまいました。

 

 

小島監督がコナミを退社し新会社設立からわずか4年という異例の早さで発売した超大作ゲーム。ドラマ『ウォーキング・デッド』のノーマン・リーダスや北欧の至宝マッツ・ミケルセンなど名だたる俳優陣が出演しています。

 

 

分断された北米大陸を繋ぎなおす壮大な”荷物運び”

 

物語の舞台となるのは「デス・ストランディング」という現象で分断されてしまった北米大陸。アメリカはかつての繁栄を失い、都市は孤立。人々の”繋がり”が薄れてしまった人類は崩壊の一途をたどっていた。

主人公はそんな世界で「ポーター」と呼ばれる都市と都市とを行き来し荷物を届ける運び屋のサム(ノーマン・リーダス)。彼はかつての因縁からアメリカ再建のため、たった一人で孤立した都市同士を繋げていく任務に就くこととなる。

作中では様々な専門用語が登場しますが、それら一つ一つについて詳しく語られることは少なく、ストーリーの展開とともに少しずつ全貌が見えていく作りとなっています。特にストーリーの根幹をなす現象「デス・ストランディング」については登場人物たちさえ詳細を知らないため謎が謎を呼び、辞め時を失う要素になっています。

 

ノーマン・リーダス演じるサム(右)と友情出演のギレルモ・デルトロ監督演じるデッドマン(左)

 

「ストランド・システム」がもたらすプレイヤー同士の”繋がり”

 

このゲームを語るうえで避けては通れないのが「ストランド・システム」。プレイヤーはプレイ中たった一人で都市と都市とを行き来することとなるのですが、「カイラルネットワーク」と呼ばれるネットワークを繋げることで世界中のプレイヤーと”間接的”に繋がることができます。

見ず知らずのプレイヤーが掛けた、川を渡るための梯子や崖を上るためのロープなど様々なアイテムや痕跡が出現します。もちろん自分でもほかのプレイヤーのためにアイテムを残していくことが可能です。残されたアイテムや痕跡には「いいね!」をつけることができ、自分もしくは他の誰かの役に立ったことをビジュアルとして残すことができます。

さっきまでなかった橋や足跡が出現していた時などは、一人の世界に入りがちなゲームで他人の息遣いや人の温かみを感じて、言葉では言い表せない自己肯定感に包み込まれます。今までオンラインで感じることがなかった程よい距離感を見事に体現した他にはない全く新しいゲームシステムです。

 

誰かが建ててくれた充電ステーションに「いいね!」をするサム

 

単調だけど単調じゃない”荷物運び”

ゲームの基本は配達を依頼された荷物を都市や中継拠点などに”歩いて”もしくは”乗り物で”運ぶだけなのですが、その内容の多彩さがこのゲーム最大の魅力です。

荷物一つ一つに重さが割り当ててあり、背中に背負うか、肩に装着するか、腰に装着するか、手に持つかなど荷物の配置で体の重心が変わり歩きに大きな影響を及ぼします。もちろん配達する荷物だけでなく道中で必要になってくる装備品にも重さがありプレイヤーには究極の取捨選択が求められてきます。主人公のサムも人間ですから荷物が重くなればなるほど足取りは重くなりますしバランスを崩しやすくなります。プレイヤーには配達先まで破損させることなく荷物を運ぶための選択やスキルが必須となります。

また、道中には人間には目視することができないこの世ならざる者「BT」や「ミュール」と呼ばれるテロリストも襲ってきます。荷物を無事に届けるためにあえて遠回りするか正面から向かって戦うかはプレイヤー次第。自由自在なプレイを堪能できます。

そのほかにも絶景を眺めるために寄り道したり、北米大陸を隅々まで探索したり、たまには休憩してみたり三者三様の遊び方が存在します。

 

空中を浮遊する「BT」

 

映画好きのためのゲームここに極まれり

 

小島秀夫監督のゲームといえばやはり「映画のようなゲーム」で知られています。『メタルギアソリッド』も緻密なストーリーの作りこみやハリウッド映画さながらの奥深い世界観で世界的人気を誇りました。

今回の『デス・ストランディング』では演出やストーリーなどを見ても明らかなようにいわゆる映画的表現の究極系といえるゲームなのではないでしょうか。

豪華な俳優陣、シュルレアリスム絵画のようなカットシーン、難解ながらプレイヤーを引き込ませるカットシーンなどどこをとっても小島監督の映画愛がにじみ出ています。

『マッド・マックス』で知られるジョージ・ミラー監督もインタビューでその映画のような表現を大絶賛しています。

 

 

心を震わせる人間ドラマと究極のオリジナリティをプレイヤーという当事者として体験できる素晴らしい名作です。

 

ゲームは苦手、ゲームはやらないそんなあなたに

とても長文になってしまいました(笑)やはり真の名作って語りだすと止まらないですね。

最後まで読んでくれた方の中には「ゲームはちょっと…」という方も多いと思います。ですが、こちらのゲーム「ベリーイージーモード」というものがあり「ストーリーを楽しみたいけど難しいのは嫌だ」という方に向けて難易度を非常に下げたものを用意していると小島監督本人がおっしゃっています。これを機会にPS4を買ってゲームを始めてみるのもいいかもしれませんね。

どうしてもゲームは無理という方にはノベライズ本も11月28日に出版されますので「デススト」の世界観が気になったという方はぜひ。

 

 

とてつもなく長くなってしまいましたがこれで最後です。

日本国内のゲームメーカーが、ここまで世界で期待されるゲーム作品を発売すのは昨今ごくまれになってしまいました。特にコジマプロダクションのような新設されたばかりの企業がこのような超大作を創り出すことは世界初だそうです。これを機に日本のゲーム業界がより盛り上がりを見せてくれることを一ゲームファンとして心より応援しています。

 

 

 



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