• 北欧に学ぶ持続可能な世界・人生100年時代を生きるスキル・英語学習コーチング

「SDGs(エスディージーズ)」という言葉を聞いたことがありますか。最近、新聞やテレビでよく見たり聞いたりするようになりました。けれども、日本ではまだまだ多くの人がSDGsがどういうものなのか、私自身を含めてよくわからないというのが現状ではないでしょうか。

「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals」の略で、2015年9月に国連サミットで決められた「国際社会共通の目標」のことです。17のゴール(目標)・169のターゲット(具体的な目標)を決めています。

前回にひきつづき、SDGsの具体的な目標について調べてみました

ほんの一部のお金持ちに集中する世界の富

世界の人口は約76億人。そのうちの世界でもっともお金持ちの8人は,貧しい人たち36億人分と同じ資産を持っています。つまり,たった8人のお金持ちが世界の人口の半分の富を持っているのです。

ほんのひと握りのエリートやお金持ちに世界の富が集中することで,お金持ちはよりお金持ちに,貧しい人はより貧しくなる。そんな貧富の格差が広がっています。

このような極端な富の格差を減らして,富の再分配の仕組みをつくること。そして,貧しい人たちが収入を増やしていける支援が必要です。

 

(記事・図は東京書籍EduTown SDGsのページより)

 

目標 10 各国内及び各国間の不平等を是正する

Goal 10 Reduce inequality within and among countries

世界人口のいずれの部分を除いても、持続可能な開発を達成することはできません。

なぜ、この目標が設定されたのですか。

所得や性別、年齢、障害の有無、性的指向、人種、階級、民族、宗教、機会を理由とする不平等は世界各国の中で、そして各国の間で根強く残っています。不平等は長期的な社会と経済の発展を脅かし、貧困削減を阻み、人々の達成感と自尊心を破壊します。これが犯罪や疾病、環境破壊の温床となるおそれもあります。最も重要なのは、人々が機会やサービス、生活を向上できるチャンスから排除されていれば、持続可能な開発を達成し、すべての人にとって地球をよりよい場所にすることはできないということです。

不平等の例には、どのようなものがありますか。

5 歳未満児 6,900 万人が、ほぼ予防可能な原因で死亡しています。農村部の女性は都市部の女性に比べ、出産時に死亡する確率が 3 倍高くなっています。障害者は世界最大の少数者です。その 80%は開発途上国で暮らしています。女性と女児の障害者は、二重の差別に苦しんでいます。
世界人口のいずれの部分を除いても、持続可能な開発を達成することはできません。
これらはほんのわずかな例にすぎませんが、同じ問題は世界のあらゆる国に見られます。

 

国連広報センターのパンフレット SDGs シリーズ「なぜ大切か」より

ターゲット 10.1 2030年までに、各国の所得下位40%の所得成長率について、国内平均を上回る数値を漸進的に達成し、持続させる。

ターゲット 10.2 2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。

ターゲット 10.3 差別的な法律、政策及び慣行の撤廃、並びに適切な関連法規、政策、行動の促進などを通じて、機会均等を確保し、成果の不平等を是正する。

ターゲット 10.4 税制、賃金、社会保障政策をはじめとする政策を導入し、平等の拡大を漸進的に達成する。

ターゲット 10.5 世界金融市場と金融機関に対する規制とモニタリングを改善し、こうした規制の実施を強化する。

ターゲット 10.6 地球規模の国際経済・金融制度の意思決定における開発途上国の参加や発言力を拡大させることにより、より効果的で信用力があり、説明責任のある正当な制度を実現する。

ターゲット 10.7 計画に基づき良く管理された移民政策の実施などを通じて、秩序のとれた、安全で規則的かつ責任ある移住や流動性を促進する。

ターゲット 10.a 世界貿易機関(WTO)協定に従い、開発途上国、特に後発開発途上国に対する特別かつ異なる待遇の原則を実施する。

ターゲット 10.b 各国の国家計画やプログラムに従って、後発開発途上国、アフリカ諸国、小島嶼開発途上国及び内陸開発途上国を始めとする、ニーズが最も大きい国々への、政府開発援助(ODA)及び海外直接投資を含む資金の流入を促進する。

ターゲット 10.c 2030年までに、移住労働者による送金コストを3%未満に引き下げ、コストが5%を越える送金経路を撤廃する。

 

富の格差を前にすると、ため息が出てきます。たとえば2人の生まれたての赤ちゃんが目の前にいたとして、あなたは2人の間にこれほどの格差があることが当然と思えるでしょうか。それが、大人になってみたら、当然となっている世の中なのです。そして、この格差がさらに広がりつつあるのも、事実なのです。

 

目標 10 の達成現状は?

 

2019年の国連の経過報告です。

移民の課題に関して、日本はどんなことをしているでしょうか。何もしてきていません。何もしません。これでは、諸国に対して何も言えません。

 

 



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