【ジョジョ・ラビット?友だちはヒトラー❗️】

Candy's Review

ジョジョ・ラビット 見てきました。

10歳の、可愛い少年が元気にキャンプに出かけるところから始まります。
(ナチスの少年団ですが)
ビートルズの ‘I want to hold your hand.’
の明るい音楽、美しい緑の森、元気な少年たち

この後の、ナチスの時代と、どうつながるのだろうかと
ちょっと心配になるくらいの、
綺麗な映像です。

ユーモアもたっぷり。

 

母親役は、スカーレット・ヨハンソン。
映画LUCYでの恐いほどの、アクションはすごかったです! (笑)
美人で、頭が良く、ユーモアにあふれた魅力的な女性を演じきっていました❗️

スカーレット・ヨハンソン

 

ユダヤ人の少女エルサ(トーマン・マッケンジー)も、賢く、強く、美しい❗️
迫害を受け、家族も殺されるという過酷な運命の中で、恐れを知らぬ堂々とした振る舞いが、素晴らしい❗️

ユダヤ人とは何かと尋ねるジョジョに、言い放ちます!

「私は天使と戦い巨人を倒した者の血をひくのよ!
I am descended from those who wrestle angels and kill giants.

ジョジョ・ラビット

 

また、監督自身が、主人公の少年ジョジョの、友だち!? ヒトラーを演じています❗️

 

キャプテンK(サム・ロックウェル)も、超越かっこいい❗️
ジョジョの危機、
ユダヤ人の少女エルサの危機、
にさりげなく現れて、さりげなくすごいことをします。
「さあ、帰ってお前の“姉さん”の面倒をみるんだ」
Now go home and look after that sister of yours.

 

女性たちの美しさ、景色の鮮やかさ、明るさ、ユーモアがあるから、
「狂気の集団ヒステリー、戦争」が浮き彫りになります。

 

クライマックスでは、

心臓が止まるほど、ショックを受けました。

映画を見終わった後、
言葉も出ませんでした。

映画史上に残る名作となるでしょう❗️❗️❗️

 

ラストで、

ユダヤ人の少女エルサの恋人が愛したリルケの詩。

Let everything happen to you すべてを体験せよ
Beauty and terror 美も恐怖も
Just keep going 生き続けよ
No feeling is final 絶望が最後ではない

まさしく、その内容そのものの映画です。

 

 

言葉に関しては、
リルケは、ドイツの詩人なので、ドイツ語なのですが、

No feeling というのが、
私には、この訳でいいのだろうかと、少しとまどいました。

また、映画 キングダムでも、
中国が舞台なのに、なぜ日本語?と違和感を覚えましたが、

この映画でも、
ドイツが舞台なのに、なぜ英語?とちょっと違和感が。

自分が、英語を学んでいるので、皆さんより、言葉に敏感なだけとは思いますが(笑)

ぜひぜひ皆さんも、この素晴らしい映画をご覧になって感想を教えてください。

 


映画.com より
「マイティ・ソー バトルロイヤル」のタイカ・ワイティティ監督が第2次世界大戦時のドイツに生きる人びとの姿を、ユーモアを交えて描き、第44回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞した人間ドラマ。第2次世界大戦下のドイツに暮らす10歳のジョジョは、空想上の友だちであるアドルフの助けを借りながら、青少年集団「ヒトラーユーゲント」で、立派な兵士になるために奮闘する毎日を送っていた。しかし、訓練でウサギを殺すことができなかったジョジョは、教官から「ジョジョ・ラビット」という不名誉なあだ名をつけられ、仲間たちからもからかいの対象となってしまう。母親とふたりで暮らすジョジョは、ある日家の片隅に隠された小さな部屋に誰かがいることに気づいてしまう。それは母親がこっそりと匿っていたユダヤ人の少女だった。主人公のジョジョ役をローマン・グリフィン・デイビス、母親役を「マイティ・ソー バトルロイヤル」のタイカ・ワイティティ監督が第2次世界大戦時のドイツに生きる人びとの姿を、ユーモアを交えて描き、第44回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞した人間ドラマ。第2次世界大戦下のドイツに暮らす10歳のジョジョは、空想上の友だちであるアドルフの助けを借りながら、青少年集団「ヒトラーユーゲント」で、立派な兵士になるために奮闘する毎日を送っていた。しかし、訓練でウサギを殺すことができなかったジョジョは、教官から「ジョジョ・ラビット」という不名誉なあだ名をつけられ、仲間たちからもからかいの対象となってしまう。母親とふたりで暮らすジョジョは、ある日家の片隅に隠された小さな部屋に誰かがいることに気づいてしまう。それは母親がこっそりと匿っていたユダヤ人の少女だった。主人公のジョジョ役をローマン・グリフィン・デイビス、母親役をスカーレット・ヨハンソン、教官のクレツェンドルフ大尉役をサム・ロックウェルがそれぞれ演じ、俳優でもあるワイティティ監督が、ジョジョの空想の友だちであるアドルフ・ヒトラーに扮した。第92回アカデミー賞では作品賞ほか6部門でノミネートされ、脚色賞を受賞した。

2019年製作/109分/G/アメリカ
原題:Jojo Rabbit
配給:ディズニー、教官のクレツェンドルフ大尉役をサム・ロックウェルがそれぞれ演じ、俳優でもあるワイティティ監督が、ジョジョの空想の友だちであるアドルフ・ヒトラーに扮した。第92回アカデミー賞では作品賞ほか6部門でノミネートされ、脚色賞を受賞した。

 

 

 

 

 

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