@今週の洋楽 エンニオ・モリコーネ Ennio Morricone 荒野の用心棒 A Fistful of Dollars ニュー・シネマ・ミュージック・パラダイス

今週の洋楽 ぶろっこり

音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。

追悼の想いを込めて、今回は、イタリアの作曲家、エンニオ・モリコーネの映画音楽をピックアップ。

映画音楽の巨匠として世界的に活躍したエンニオ・モリコーネ、2020年7月6日、訃報が届きました。91歳。ローマの病院で大腿骨骨折の為に入院中だったそうです。

セルジオ・レオーネ監督とのコンビで「続・夕日のガンマン」など、数々のマカロニ・ウエスタン(イタリア製の西部劇)で印象的なメロディと口笛などで忘れられない楽曲を残してくれましたね。その後イタリア国外でも活躍。「ミッション」「アンタッチャブル」「ニューシネマ・パラダイス」などの曲でも、透明感のあるサウンドで名画を引き立ててくれました。2007年アカデミー賞の名誉賞、2015年にも、「ヘイトフル・エイト」でアカデミー賞作曲賞を受賞しています。

作曲した映画音楽は400にものぼると言われます。もちろん、私 ぶろっこり も全部聞いているわけではありませんが、知っている中からいくつか印象に残る作品を上げてみます。映像とともに思い出していただければ幸いです。

マカロニ・ウエスタンのワクワク感をかき立ててくれます。若き日のクリント・イーストウッド。
荒野の用心棒 A Fistful of Dollars (1964) さすらいの口笛 Titoli

リー・ヴァン・クリーフの渋さにしびれた人も多い。私も、そのひとり。
夕陽のガンマン For a Few Dollars More (1965) Per qualche dollaro in piu

善人・悪人・卑怯者。ここでも、口笛が。
続・夕陽のガンマン The Good, the Bad and the Ugly (1966)

新境地を開いた?セルジオ・レオーネ監督の遺作。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ Once Upon a Time in America (1984) Deborah’s Theme

「ガブリエルのオーボエ」は、後に歌詞が付けられて「ネッラ・ファンタジア」の題名で歌われることに。
ミッション The Mission (1986)

映画好きにはたまらないエピソード。これは泣くよね。
ニュー・シネマ・パラダイス Nuovo cinema Paradiso (1988)

せつないのひとこと。
マレーナ Malena (2000)

もしもピアノが弾けたなら、こんな曲を弾いてみたい。
海の上のピアニスト La Leggenda del pianista sull’oceano (1998) Playing Love

シネマがある限り、愛され続けるメロディだと思います。安らかに。

 

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#116

 

 

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