映画『残穢 -住んではいけない部屋ー』

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皆様こんにちは。毎週おすすめ映画をご紹介いたします小西です。

本日ご紹介するのは2015年公開、中村義洋監督の映画『残穢 -住んではいけない部屋ー』です。

 

 

ミステリー小説家である私(竹内結子)に、読者の女子大生・久保さん(橋本愛)から自分が住んでいる部屋で変な音がするという手紙が届く。早速二人で調べてみると、そのマンションに以前住んでいた人々が自殺や心中、殺人などの事件を起こしていたことが判明。久保さんの部屋で生じる音の正体、そして一連の事件の謎について調査していくうちに、予想だにしなかった事実がわかり……。

「屍鬼」などで知られるベストセラー作家・小野不由美の本格ホラー小説「残穢」を、『予告犯』などの中村義洋監督が映画化。読者の女子大生から「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という手紙を受け取ったミステリー小説家が、二人で異変を調査するうちに驚くべき真実が浮かび上がってくるさまを描く。

 

 

和製ホラー下火の近年には珍しい正統派ホラーかと思いきや部屋、建物、土地とその空間の歴史を辿っていくフェイクドキュメンタリーのような作品です。

調査パートが映画の8割を占め、その土地にまつわる、いわゆる「怖い話」が徐々に線で繋がっていく展開はホラー映画としては斬新です。

ビックリさせるような演出は少ないもののジワジワくるJホラー特有の恐怖を感じられます。

ミステリーっぽさもありホラーが苦手な方でも楽しめる作品です。是非一度ご覧になってみてはいかがでしょか。

 

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