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ゲティスバーグの戦いは、アメリカ南北戦争において最も血なまぐさい戦争でした。

 

1863年7月の三日間で、北軍と南軍で戦死した兵士の数は46,000人から51,000人でした。

この数字から見ると、これまでのすべての戦争と同じように、殺さなければ殺されると言う状況の中で、死ぬまで戦った兵士たちの様子が想像されます。

 

しかしそれは本当なのでしょうか?

 

皆さんは、この殺すか殺されるかという状況の中で、

何%の兵士が発砲せずに、

自分が殺される方を選んだと思いますか?

 

考えてみてください。

5つの答えから選んでみてください。

①1%

②10%

③50%

④90%

⑤その他

ゲティスバーグの戦場の後を発掘した考古学者たちは、戦場で実際に兵士たちの頭の中を駆け巡った思いの事実について驚くべき発見をしました。

兵士たちが戦場に残していった鉄砲2万7000丁うち、2万4000丁は、弾が入ったままで発砲されていなかったのです。

多くの弾倉には多くの銃弾が入っていて、一丁の鉄砲の弾上には23発もの弾が込められていました。

昔の鉄砲に弾を入れるのには、かなりの時間がかかり、発砲するには数秒しかかからなかったと言うことです。

 

つまり、

なんと兵士たちの、

90%が、

銃に弾を入れ撃つふりをし、実際には弾の減っていない弾倉に時間をかけて再び弾を入れると言う動作を三日間繰り返して行い、

仲間の兵士たちや将校の目には、自分が戦闘に従事しているように見せたのです。

 

実際に、殺すか殺されるかと言う状況に置かれた時、

 

他の人間を殺すより、

むしろ自分が殺される方を選ぶのが、

 

人間が示す、最も自然な反応だということです。

 

第一次世界大戦や、第二次世界大戦でも同じで、参戦した兵士全体のうち80%から85%の兵士は、銃を発砲しなかったということです。

 

兵士たちは敵から発砲された時でさえ、

どうしても、

相手を殺すことができなかったのです。

 

 

兵士の多くは、ただ戦場に突進し銃弾に倒れていったのです。

 

 

さて、第二次世界大戦後、

米軍はこの心理について研究し、

どのような対策を行なったと思いますか?

 

 

 

次の答えからあなたの考えを選んでください。

①殺人を犯した犯罪者を主に兵士にした。

②人間の兵士より、戦車や戦闘機を強力にすることで殺傷力を大きくした。

③敵を倒した数により、報酬を与えた。

④一般の人を洗脳して殺人マシンに変えた。

⑤その他

 

第二次世界大.戦後、米軍は、人を殺すと言う行為に対する兵士たちの感情をなくすため、心理学に基づいた新たな訓練技術を導入しました。

兵士たちの相手を思いやるという、共感の精神はことごとく壊され、攻撃性を増強させられました。

その結果、ベトナム戦争で兵士が発砲しなかった率は、わずか5%にまで下がったのです。

しかしその結果、戦後、数多くの退役軍人が非常に苦しむことになりました。

このように高度な訓練を受けた兵士たちは、普通では想像もできないような残酷なことを戦場で行って、帰国すると、PTSD (心的外傷後ストレス傷害)が起こったのです。

PTSDにより、恐ろしい夢や記憶、感情が鈍ったり、社会的に引きこもったり、対人関係でも問題を起こし、睡眠障害も経験するようになりました。

このことが、アルコール依存症や薬物乱用、失業などにつながって、生活を崩していく人々が多かったのです。

人間が戦争する限り、殺し合いは避けられません。

しかし兵士は敵を打ち殺すことで、勇気ある行動をとったと感じたり、誇らしく感じたりすると考えるのは全くの誤解で、

ほとんどの兵士は、人を殺すことに心の底から嫌悪感を抱くのです。

戦闘中に何の感情も感じなかった、あるいは戦闘を楽しんだというごく少数派の兵士たちでさえ、後にはPTSDによくなります。

人は訓練を受けて殺人鬼になることもありますが、人を殺す事は人間の性質に全く反します。

 

それなのに、

 

何故、

私たちは今なお、

殺し合いを、

戦争を続けるのでしょうか?

 

 

Non-firing

……..

The fact is, the most natural response to a kill-or-be-killed situation is it to be killed rather than kill another man. This is also true in both WW1 and world war the second.

80 to 85% of soldiers in all armies did not fire their guns, because they could not bring themselves to kill, even when they were being fired upon. Many simply run into battle and were cut down.

………..

 

(New Master Plan   L2. Terra. published by ECC)



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