世界で今何が起こっているのかを知る教育
デンマークの教育でも??、書きましたが、
ノルウェーも全く同じで、
学校では、
「自分の国だけでなく、世界で何が起こっているのか」
を学校の授業の中で教えます。
そして、
「あなたも世界で起こっていることに、影響を与えることができるんです。」
と、子ども達は教えれらて育つのです❗️
選挙にも行かない、投票率が50%を切る日本では、
若者も含め、多くの人が、自分の国にすら、
影響を与えられない、
変えることができない、
と、あきらめてしまっては、いないでしょうか?
ノルウェー在住のジャーナリスト、写真家の
あぶみあきさんは、
多くの学校を訪問して、
「教科書を開かず、昨日のニュースをみんなで考える時間を多く設けています。」と言われます。
「アメリカの大統領の発言が、私たちにどのような影響を与えるのか」など、みんなで考えるのだそうです。
また、
「オスロ近郊のまちづくりに、幼稚園や保育園の子ども達まで参加しているのです。」
子ども達が、町を歩いているときに、どこを怖いと思うか、それを知らないと、安全で住みやすい町ができないと、大人が考えているのです。
報道機関、マスコミも、
必ず、子ども達の意見を聞きます。
「教えてもらえないと、あなたたちのための政治が行えない。」からだそうです。
誰もが、小さな頃から、発言し、行動します。
黙って座って、勉強していても、社会の困ったところを改善できないし、
何も、変わっていかないからです。
北欧の国々は、行動する社会、常により良い方へと、変化し続けている社会です。
民主主義が生きている国々です♪
デンマークは、
「法律は変えるためにある」とまで言われています。
時代は、常に変化し、
一人一人に寄り添って、一人一人の「困った」を解決し、「願い」を叶えていくことに、みんな生きがいを持って取り組んでいるのです。
北欧の人々は、
「議論するテクニック」も学びます。
相手を論破するためではなく、
自分の意見を的確に伝え、相手の異なる意見を受け入れるためです。
意見が違っていても、それを相手の人格とは、切り離して考えます。
反対されても、自分が否定されているのではない、
ということをしっかりと学びます。
議論の中では、よく、
「パーソナルにとりすぎているんじゃない?」という言葉が飛び交うそうです。
そして、相手に支配されない方法も学びます。
「無視される」
「からかわれる」
「情報をもらえない」
「何をやってもダメだねと言われる」
「罪と恥の意識を与えられる」
このようなことは、意見を言えない人間を育て、意見を言えない場を作ってしまうからです。
私達日本の社会も、多くのことが参考になると思います。
多くの人が、自分たちを幸せにしてくれる政治を諦め、
大きな声の人、権力を持つ人、そんな人だけが意見を言えるような社会なら、変えていかなければならないと思います。
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