環境活動家グレタ・トゥンベリ Greta Thunberg さんの活動を紹介しています。?????
グレタさんは、アースデー4月22日にアメリカ下院の公聴会にオンライン出席し、化石燃料製造業者に助成金を出していることをパワフルに非難しました。
SDGsの達成期限の2030まで、5年を切っている今日この頃、政府や企業が流行に遅れまいと、慌ててSDGs、SDGsと唱えています。
けれど、中には実際はSDGsに反するような活動をおこなっているのに、表面的にはSDGsを推進しているかのような企業や団体も見られます。
「グリーン・ウォッシュ」になぞらえて「SDGsウォッシュ」とよばれるまやかしのSDGsもどきです。
残念ながら、うわべだけSDGs先進企業のふりをしているところも多いのです。
そういう企業のSDGsに対する姿勢に不満をもち、怒りすら感じている、若い世代が増えてきている気がします。
それが、デジタルネイティブの「Z世代」と呼ばれる世代です。
グローバルな感覚をもち、社会的な課題への関心が強い。また、起業精神も旺盛で、SNSをなどで発信するコミュニケーション能力の高い世代だとか。
もちろん、みなながみんなそんな有能なわけではないでしょうが、そういう能力が必要とされる世代であることは、間違いないと思います。
そして、そんな彼らは共通して地球の未来への不安を感じているようです。気候変動、異常気象、森林火災、生態系の破壊、海洋プラスチックなどの海洋汚染などなど。こうした地球規模の課題が、若い世代の目の前に立ちはだかっているとわかっているのです。
そんな彼らから見れば、安倍・菅と続く現在の日本政府やその取り巻き企業は、最大のSDGsウォッシュだと感じるでしょう。
グレタさんの活動もそれを指摘し糾弾する活動の中のひとつだと思います。ニュースでも取り上げられていました。
気候変動から「目をそらすな」 グレタさん、米議会で証言
2021年04月23日08時48分22日、米下院監視・改革委員会の環境小委員会にオンラインで出席するスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(AFP時事)【ワシントン時事】スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)が22日、米下院監視・改革委員会の環境小委員会で「いつまで気候変動から目をそらし続けられると考えているのか」と証言し、本腰を入れて対策に乗り出すよう要請した。とりわけ温室効果ガス排出産業に対する優遇措置の継続を「恥だ」と糾弾した。同小委員会の公聴会にオンラインで出席したグレタさんは、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に言及し「パリ(協定)での約束に従うのなら、化石燃料(を使用する産業への)補助金を今すぐ終わらせなければならない」と主張。「私たちがいまだにこんな議論を続けていること、そして直接か間接かを問わず、税金を使って化石燃料に補助金を出していることは恥だ」と語気を強めた。
グレタ・トウーンベリさんのスピーチや活動(動画)は、こちらの記事にまとめています。
もっともっと、活動が広がってほしいと思います。?????
みなさん、ぜひぜひ、シェアやお友だちにもお伝えください?????
コメント