ゴールドマン環境賞に平田仁子氏「火力発電所の建設反対運動を推進しCO2減に貢献」日本女性初の受賞

国連SDGs

うれしいニュースです。?????

ゴールドマン環境賞に平田仁子氏「火力発電所の建設反対運動を推進しCO2減に貢献」日本女性初の受賞 ?????

詳しい記事によると、

「ゴールドマン環境賞」とは、環境保護活動で功績があった人に贈られる国際的な賞で、毎年世界の6つの地域で1人ずつが選ばれています。今年の「島嶼国部門」に環境NGO「気候ネットワーク」の理事、平田仁子さんが選ばれたということです。「ゴールドマン環境賞」は、環境分野のノーベル賞と言われていますから大変名誉なことだと思います。

平田さんは、環境NGOで20年以上活動し、温室効果ガスを大量に排出する石炭火力発電所の問題などを発信。

東京電力福島第一原発の事故のあと、50基の石炭火力発電所の新設や増設が計画されると、ウェブサイト上にこれらの発電所の計画書や環境影響評価の資料を公開するとともに、地域の住民が公聴会に参加するよう働きかけました。
今回の受賞理由では、平田さんの活動がきっかけとなり、2019年までに50基のうち13基の計画が中止となったとして「40年間にわたって毎年750万台分の自家用車による二酸化炭素の排出を削減したことに相当する」とされています。
今回の受賞理由には、金融機関の「脱石炭」につなげるため、平田さんが株主提案を行ったこともあげられています。
平田さんは去年、海外の環境団体などの協力を得て、みずほフィナンシャルグループに対し、石炭火力発電事業のリスクを指摘したうえで今後の方針の開示などを求める株主提案を行いました。
気候変動関連の情報開示についての株主提案は海外で増えていますが、
日本ではこれが初めてとみられ、株主総会では34.5%の賛成を集めました。
平田さんは、今月開かれる三菱UFJフィナンシャル・グループの株主総会でも同じような提案を行っていて、どの程度の賛成を得られるかが焦点となっています。

 

平田さんは「私だけではなく、この問題に声をあげる人たちがいて協力し合ってきたからこそ、大きな動きにつなげることができたと思う。社会や経済をどうやってクリーンな方向にシフトしていけるのかを考え、これからも提言を続けていきたい」と話しています。

 

温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」が2015年に締結され「脱炭素」「脱石炭」への取り組みが加速し、「ESG投資」が広がって、石炭火力発電を見直す動きが強くなっています。
ところが日本では、石炭火力発電の割合が、福島の原発事故のあとに増加し30%以上の状況が続いています。石炭火力発電の割合がG7=主要7か国の中で最大で、石炭火力による発電をゼロにする目標も掲げていません。石炭火力発電所廃止の動きが広がる中、国際社会では日本に対する批判の声が強くなっています。
こうした中での「ゴールドマン環境賞」の受賞は、世界からの日本に対する警告の意味を持っているのかもしれません。

もっともっと、活動が広がってほしいと思います。?????

みなさん、ぜひぜひ、シェアやお友だちにもお伝えください?????

 

 

 

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