書評【山口周著 ビジネスの未来① 〜 エコノミーにヒューマニズムを 】〜 経済成長は終わっていい

Candy's Review
?Candy先生?毎日をたのしく生きる、知と学びのブログ

今読むべき本・「ビジネスの未来・エコノミーにヒューマニズムを」山口周

フランスの経済学者ピケティの「新資本論」

斉藤幸平さんの「人新生の資本論」

につづき、

山口周さんの「エコノミーにヒューマニズムを」

まさに今、読むべき本です❗️

 

 

学んだことが多すぎるので、

少しずつシェアします(✿╹◡╹)

 

 

 

経済成長は終わってもいい

山口周さんは、

もう人類の経済成長はピークを迎え、

今、日本などの先進国は、

生活に困ることのない、

豊かで、充足した、経済の高原に到着したのだと、

語っています。

 

これは、世界的ベストセラー、「ファクトフルネス」にも書かれています。

 

 

先進国の多くの人たちは、500年前の貴族や王様のような日常の暮らしをしているのですから。

 

 

これ以上の経済成長は、もう必要ない。

消費は、もう必要ない。

 

 

これ以上、無理な消費を続けることは、

地球を壊すことである、と。

 

 

スマホや、ファッションなど、

毎年、流行が変わります。

私たちは、その流行の服を着ていないと、

周りと違って居心地が悪く感じたり、

 

 

新しいファッションの広告に憧れて、

まだ去年の服が着れるのに、

新しい服を次々に買いたくなります。

 

 

こうして、

終わることのない消費がないと、

経済は成長しないと信じられています。

 

 

わざと、すぐに壊れやすいガジェットを作るという企業は普通です。

新しいものを買ってもらわないと、

経済成長が遅れるからです。

 

 

アメリカ基準のGDPに踊らされていることにも、驚きました。

GDPって世界標準の絶対的基準ではない。

ということを初めて気づきました。

GDPを構成する様々な指標は、

アメリカに都合の良い指標なのです。

 

 

GDPにもっと他の要素、

教育、

格差の少なさ、

多様性、

生活しやすさ、

リラックスしやすさ、

安心感、

などなどの指標を組み込めば、

GDPで表される経済成長は、

全く違ったものになるでしょう❗️

 

 

まず、この本の初めはここから始まります。

 

 

コメント