【Candy先生?毎日をたのしく生きる、知と学びのブログ】
日本人の収入は減っているのに、生活費はどんどん高くなっている。
皆さんは、なんだか貯金が難しくなってきたなあとか、
車って、軽自動車でも、最近は高いなあとか、
なんとなく、生きづらさを感じていませんか?
実は、ここ30年間の日本では、
①収入は上がっていない、
②物価が上がり続けている、
③税金や社会保障費が上がっている、
ということが、起こっているのです。
国税庁の民間給与実態調査による、
平均年収を見ると、
1989年;402万円
1992年;455万円
2004年;439万円
2019年;436万円
と、収入が上がっていないのです。
私は、時代が進化しているのだから、収入も上がっているのではと思っていました。
しかも、この30年間で、収入が上がっていないのは、先進国で日本だけなのです?
銀行金利に関しては、もっと、大変な変化が❗️
30年前は、定期預金の金利が、5〜6%もありました。
2021年には、なんと、0.001%に下がっているのです❗️
また、収入は下がっているのに、
物価は上がり続けているのです。
自販機のドリンク類は、
1992年には、100円、
2021年には、130円
私は、この物価の上がり具合を見ていて、収入も上がっているとばかり思っていたのです❗️
車の例を挙げると、
1990年代には、140万円くらいで購入できた普通車が、
今では、200万円以上もかかります。
収入は、それに見合うように上がっていないのにです❗️
日用品も、食料品も、値段は確かに上がっています。
生活が苦しくなるのは、当然です❗️
しかも、
税金❗️も上がっているのです。
給料の何%を税金・年金・社会保険料として負担していると思いますか?
約 44.3%❗️ です。
30年前は、消費税3%、
国民年金は、月8,400円。
現在は、
消費税10%、
国民年金は、月16,610円❗️です。
国民全員が、貧しくなってきているのです。
政府広報を見ると、
消費税は、本来ならば、全額が社会保障に使われるはずだったのですが、
現実は、その大半が、法人税の減税に使われたと言われています。
企業が支払うべき法人税を下げて、
その穴埋めに消費税が使われたということです❗️
北欧は、国民が、約50%もの税金を支払っています。
多くの日本の人は、
デンマークの話しをするたびに、
「それは、税金が高いから、社会保障が充実してるんでしょう?
そんなに税金を払いたくありません!」
と言われますが、
日本人も、給料の約44%を❗️税金として国に納めているのです。
デンマークでは無料ですが、
日本では給料から払っている、高額な教育費や、医療費、介護料を考えると、
50%に近い額になると思います。
私は、このような情報を知って、
なんと給料の半分くらいは、税金として払っているんだ❗️
とショックを受けました。
また、その支払っている税金によって、
本当に安心して、何のお金の心配もない暮らしをしている人が、
いかに日本では少数派なのかを思います。
毎日のニュースを見ると、多くの人たちがお金に困って事件に巻き込まれたり、
亡くなってしまったり。
デンマークでは、あり得ない、
ホームレスの人を、
当たり前と思っている日本や、アメリカの社会。
一刻も早く、
アメリカに追随して大企業を優遇する、
新自由主義を脱皮して、
誰もが、人間らしい暮らしをできるような、
一人一人を大切にする、政策に変わっていって欲しいです。
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