地球を救い、飢餓、貧困、社会問題を解決するためのマーケティング!
前回レビューした書籍と同じく、
こちらも感動の一冊でした。
多くの方に読んでいただければと思います。
孫のところに、車で?行く往復6時間は、
オーディオブックで、私の勉強の時間。
著者の神田昌典さんは、
日本のトップマーケターとして、活躍してます。
人気YouTuberと同じく、年収○億円という仕事をこなし、
何不自由もない、豊かな暮らしをされていたそうです。
そんなある日、
仕事に行く途中で、ホームレスの人を見かけます。
その日は、特に気にしなかったそうですが、
それから、毎日、毎日、
そのホームレスの人と会うようになっていったのだそうです。
そして、神田さんの感性のすごいところは、
「自分は、このホームレスの人に会う必要があったのだ!」
と、考えるようになったそうなのです。
これから必要とされなくなって消えていくのは、
このホームレスの人なのか、
それとも自分なのか?
これまでのような、
大量消費社会の売りまくるマーケティングでは、
この社会に必要とされなくなるのは、
自分だと気づくのです。
それから、
神田さんは、
ソーシャルビジネス、に取り組んでいくことになります。
障がい者の人々に、
経営者が学ぶ、ツアーを計画。
そのツアーに参加する経営者には、何と100万円という参加費を課します。
そして手づくり工房などで働く障がい者の方々の時給を上げる企画をします。
さまざまな社会問題を、
マーケティングで解決していくのです。
そして、
最後に辿り着いたのが、
教育とビジネスの関係です。
SDGsに正面から取り組み、
学校の生徒たちには、課題を見つけ、それを解決するプロジェクトを作ってもらいます。
学校がシンクタンクとなり、
それを企業が実現していくのです。
いつか、日本の学校がこのような役割を果たすことができたら、
どんなに素晴らしいことでしょうか?
生徒たちも、学ぶ意味をしっかり受け止めていくのではないでしょうか?
この
Candy Lab Online School も、そんなプラットフォームになることができたらと思います。
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